8/3(夢の対決)
4匹の面々に動揺を与えない様に、いつもの見回りを装いながら水槽に近づく。この後に起こる惨劇(?)を知る由も無い面々は、シッポを振ってこちらへ擦り寄ってくる。おもむろにフタを開け「親分」の水槽に浮かべた物を見て、初めて「タダでは済まない」という雰囲気を感じ取ったらしい。もう一方の水槽から「ビゲスト」がアミにすくわれて、今浮かべた産卵箱の中へ移される。こちらの水槽からは「弟分」がすくわれて、あちらへダイレクトに入れられる。「弟分」対「プチ」の対決が始まった。前座とも言えるこの戦いは後で観戦するとして、今回のメインイベントである「夢の対決」を実現させるべく2匹の間合いを見計らい「ビゲスト」を産卵箱からゆっくりと放つ。6.5センチ”最大”という名の「ビゲスト」を迎え撃つのは5.0センチ”泣く子も黙る”「親分」である。今、ゴングは鳴った!プロレスと同じで最初は距離を保ち、お互いの出方を探り合う2匹。突然「親分」が矢の様なボディーアタックで先制。一瞬たじろいだ「ビゲスト」は15センチ位の間合いを開けて次の攻撃に備える。勝ったと思った「親分」がここで一瞬のスキを見せる。「こんな時に!」と言いたくなるタイミングで、水面に残っていた「半生アカ虫」が親分の近くにスローフォーリング。親分も親分で即バイト。余裕を見せたのがアダとなって「ビゲスト反撃開始」のノロシ。悠長に「吐き出してバイト、また吐き出してはバイト」を繰り返している「我らが親分」の尾びれに「ビゲスト」が喰らいつく。

スキを見せた瞬間の「親分」(上)と逆襲直前の「ビゲスト」
負けてなるものかと「親分」も顔面噛みつき。ビックリする位のスピードで2匹がもつれ合う。両者1歩も譲らず砂利の近くまで降りて来た時。それは始まった。TVでたま〜に見かけるあのシーン。鮭が川を遡り、メスの産み落としたイクラ(卵)にオスが大口を開けてブルブル震えながら精子(?)をぶっかける。オスの数の方が多い時は数匹のオスが卵に向けて同時にやってしまうアレ。生でそれを見れて感動している観客を尻目に、2匹並んでこちらを向いて30秒はやっていたか。当然、白っぽい物は出していないが大口を開けてブルブルブルブルブルブルブルブル。何?どうした?どっちが優勢???人間の感覚では到底及ばないが、最後はそれで決着がついてしまった。「ビゲスト」のブルっぷりに恐れ(?)をなしたのか、ただ体力が続かなくなっただけか「親分」逃走。「敗退」である。

夢の対決に敗れた直後の親分(左上)
その後は「ビゲスト」が近寄ってくると逃げる一方。「弟分」は自分の「兄貴分」が敗走するのをどういう思いで隣の水槽から見ているのかと覗いて見ると、あら?あらら?「ビゲスト」&「プチ」はそんな事に興味無し!仲良くたわむれているではないか。あんなに臆病だった「プチ」もイキイキと泳ぎ回っている。それにしても「プチ」は小さい。これまでの苦労がその体つきにうかがえる。

久しぶりにこんな場所でステイしている「プチ」
「夢の対決」を実現させる要因になった「プチ問題」は、あまりにも呆気なく解決をむかえた。悲運だったのは「親分」だが、「ビゲスト」も彼のこれまでの実績をオモンパカッテか(?)執拗な攻撃を繰り返す事無く「両雄」が当たり障りのない身のこなしで第2の悲劇には発展しそうも無い。結論としては結果オーライか?

思い出したかの様に右に設置してある「親分」の水槽を心配そうに見つめる「弟分」
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