当時、仕事の都合で日野市に住んでいた。
Part1
9月6日(土)晴れ
暦の上ではもう、秋なのに残暑が続いていて今朝も暑い。今日は仕事の同僚達とチャリ部隊3人と車部隊3人に分かれて秋川渓谷へ行く。
我等3人組は国道20号線と国道16号線と交わる交差点で待ち合わせ。出発。国道16号線を北上し、国道411号線に入る。5`位真っすぐな道路がある。道路が空いていれば、そちらを走りたい所だが、今日は土曜日、行楽シーズンも合間ってかなり混んでいる。我等3人組は歩道をすいすいと車を追い抜いた。車の連中より早く着きそうな気配だ。この歩道は少し、狭い。チャリ2台すれ違いができない程狭い。案の定、私が歩道でアクシデント。歩道の端に道路標識が立っており、そこにハンドルの端をぶつけ、もう少しで転倒。他の2人よりもハンドル幅があるためと金魚のふん状態で走っているため前が見えにくいためだ。前の二人は気がつかなかったので、そのまま、走る事にした。あんな所で、怪我したらと思ったら身震いをした。
Part2
やっと、目的地の秋川の川が見えてきた。秋川を渡す秋留橋を渡り、渡りきってすぐに、左折、そこから秋川を挟んでサマーランドが見える。そのまま、行くと五日市街道にぶつかる。もう少しで、待ち合わせ場所の伊奈キャンプ場だ。
車部隊がバーベキュー一式持って行く事になっていたので、会えなかったら最悪の事態になっていただろう。無事、合流でき本当に良かった。食い物の恨みは恐ろしいから・・・。途中、川を仕切って釣堀をやっている所があり、同僚の2人が挑戦したがさっぱり釣れず、あきらめてバーベキューする場所を探しに出かけた。ちょうど良い中州があり、早速、その場で一式を広げた。目にやさしい景色、澄み切った新鮮な空気、透明で冷たい川の水。その中で、食べるバーベキューとビールは”不味い”という言葉が、ここではこの世に存在さえしないだろう。
この同僚達はそれぞれ違う会社から出向され、ある会社に私も含めて、集まってきた人たちだ。不思議に気が合って、夜な夜な飲みにネオン街へ、はたまた、ラーメンツアーに出かけたり、楽しく賑やかな仲間達だ。
食い地が張っている連中なので肉、野菜、ソーセージ、焼きそば、ビールがあっという間にきれいに片付いてしっまった。満足、満足。
Part3
少し、休憩して昼寝。以前、ダムの放流で中州に取り残され、人が流されたりして人の命が亡くなったりしたシーンを思い出し、私は飛び起きてしまった。日が陰ると涼い。山の中だからだ。
そろそろ、みんなで、帰る仕度をした。車の所まで行き、車部隊とは今生の別れを謹んでした。明後日、会社でまた、顔を合わせるのだが・・・。我等チャリ部隊は帰途へ。行きと帰り道は同じコースにした。山道はさすがに日が落ちるのが早い。ライトを点灯。上り坂のくねった山道でどんどんと前の2人と離れてしまい、一人になってしまった。前も後ろも誰もいない。暗闇の中で一人というのはあまり、気持ちのいいものではない。しかたがなく、少し、軽めのギアに入れ立ってこぎ始めた。足がつりそうだ。やっと、山道を脱し、二人に追いついた。もう、足がパンパンだ。行きも帰りも同じコースなのに夜になると周りが見えないためか様子が一変、飽きなくていい。とか何とか思っていると元の集合地点まで無事に到着。そこでも、連れの二人と今生の別れの挨拶をし、私は一人、アパートへ向かった。