- この川は、本流の玉川が大きいせいか支流といっても結構河原があるので、釣りやすく好きである。全国的に有名な乳頭温泉郷を控えているので、ここをベースに釣り歩くのも良いのではないでしょうか。温泉水が入っているので、若干色が着いているのは否めないが、結構良型の岩魚や山女がひょっこり顔を出してくれる。
- 夏のクソ暑い真っ昼間でも、木陰になっている岩間から勢い良く、#10テレストリアルに飛びついてくるのだからたまらない。直径1m前後の岩がゴロゴロころがっているので、棲み家としては最高なのでしょう。他県ナンバーを良く見かけるが、渓相が良いので遠くからでも来るのがうなづけます。

洗達川で4人のメンバー
先達の綺麗な山女
2.尻高沢
- 国道341号線の橋の下(気を付けないと判らない)は、ちょっとした淵になっているが、ここに大物が潜んでいるのは確かである。かなり大きいライズを目撃している。この沢は少し狭いがフライで軽快に釣り上がることができる。しかし、盛夏も近ずく頃と
もなると、ご多分に漏れず蜘蛛の巣が多く軽快にとはいかなくなる。
3.玉川本流(タッシー?現る)
- 玉川本流いわゆる五十曲から上流はチト名の知れた川であり、何でもビックが似合う渓でもある。熊もまたビックサイズだといわれている。岩魚もビックサイズが期待できるが、如何せん時としてウグイのパラダイスでもあるのだ。こうなると覚悟を決めてしばらく歩くしかない。それでも期待できるのだから?
戻る訳にはいかないのである。
- 五十曲から入渓すると、河原がとても広く周囲のスケールに圧倒されてしまう。ロングキャストに自信のある方は、思う存分腕試しをしてもらいたいものである。 そしてこの上流に大深沢がある。しかし、伝左衛門沢が近づいてくると、パッタリと魚が出なくなる。まさしく温泉の影響なのだ。所々で白い泡をブクブク吹きながら沸騰した温泉が湧き出ているのは、何とも異様な光景だ。そこを過ぎると、いよいよあこがれの大深沢である。
- 周囲の景色も一段と原生の色を濃くしていき、まるで原生林の中を大いなる源流がゆったりと流れていて、タイムスリップでもした錯覚に陥る場面もある。源流の域に達してもまだまだロングキャストができるのは、流石大深沢である。でも、ここまで来るとわざわざする必要がない。目の前に現れたあまり大きくはないが深そうな淵。いかにも当然、尺は出るだろうと気を引き締めて淵の流れ込みに、パラシュートアントをそーっとくれてやる。影が見え「ぬーっ」と出てきた。9寸かな?いや尺岩魚だ。おー40センチだ。まだまだ大きい!ヌァンと50cmはあろうかという巨体だ。得体の知れない物体にビックラこいてフッキングする前に身体がビビってしまい、その請で逆に岩魚に悟られてしまったのである。
- それっきり主は現れなかった。っクーーー。覚悟はしていたものの、あまりのデカさに身体が反射的に脅えてしまったのでしょう。 何とも情けない話である。 ここが、釣り堀だったら50cm何のその楽々余裕で釣ったのに非常に残念である。 「何のこっちゃ!」奥深い山の短い夏の思い出である。
さあ!釣るぞー
- 8月26日(土)は大曲の全国花火大会であった。名前のごとく全国的に有名らしいが、未だかって観たことがない。
いつも今年こそはと思うのだが、開催日が近づくにつれて混雑する事を考えると二の足を踏んでしまう。 午前10時頃、桟敷まで購入している友人の携帯に電話を入れてみたら、もうすでに高速道路移動中なのだが、この先渋滞の表示があったとのこと。
- これであっさり花火をあきらめることができ、釣りに行くことに決めた。 いつもの相棒に電話を入れた。 7回、8回、呼び出し音はすれどなかなか出ない。ここもあきらめ、一人で行くことにした。
- ゆっくりと昼食をとり、着いたら即入渓できるようにフライまで結びいざ出発。
13号線はやはりいつもより車が多い。特に角館の46号線と105号線の丁字路の渋滞は見事であった。 それを横目に見ながらのドライビィングの気持ちいいこと、最高!
しかしながら3時頃現着したものの、どんよりとした天気に蒸し暑さときたらもう最低!突然の豪雨に備え雨具は、ベストの背面ではなくウェイダーの腹部にしまい込んで、いざ入渓だ。 竹藪をこいで河原について呆然とした。
「水が無い。」 川岸はまるでとろろ昆布状態で、見渡す限り渓は静まりかえっていた。
- これでは不要に近づけない。 自宅で準備してきた5Xのリーダーシステムを6Xに換え気をつかってのプレゼンテーションを繰り返す。
波紋もなくフライが消えた。やはり居た。木の枝直下だった。 止水域と変わらないようなトロ場から9寸山女が最初のヒット! 水しぶきの音だけが快音となって河原に響く。
9寸ヤマメ
- なおも慎重に釣り上がる。 「しーーん」本当に静かである。
「今日は全部俺の渓だー。」 なーんちゃって? 次に出たのは広い河原の日当たりの良いところ。 鏡の部分が広過ぎて不用意に近づけない。 広い河原を利用してしばらく手前の河原からのクロスキャストで、ナチュラルドリフトを心がけて繰り返すこと5〜6回。わざわざ底から出てきてくれたのでしょう。 吸い込まれるようにフライが消えた。これも9寸山女である。 体高があるだけにロッドにびんびん引きが伝わってくる。 「ジャブジャブジャブ」
なんと贅沢な午後のひとときか?

- このあと、20cmクラスの岩魚が3尾と戯れていつもの所で切り上げた。 午後5時近い、これからがゴールデンタイムなのだが・・・・・ 途中温泉にも寄らず、高速利用で6時半には帰宅。
昼飯食ってから本格的な渓流釣りを楽しんでも、夕食は自宅で食える。本当に秋田はいいところだ。(自己満足)