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こもるぺによる独断と偏見の 釣り人のお薬 |
さあ、いよいよバチ抜けシーズンも最盛期に突入しました。これからが攻略法ということでは、真価を問われる時期になるのです。
そこで今回のドラッグ2、私こもるぺの、「バチ抜けシーズン攻略法」をご紹介したいと思います。
湾奥でシーバスフィッシングを楽しむ者にとって、春の一大イベント「バチ抜け」は、無視しては通れない爆釣への重要なキーワード
となるわけです。私のホーム隅田川でも、一昨日から昨日にかけての晩、盛大なバチ抜けが起こりました。
その模様が下の画像です。
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この画像で4uぐらいの範囲を撮ったもの、凄まじい量のバチである。3/2撮影 |
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このバチ抜けというのは、簡単に言うとゴカイ類の産卵行動(本来はイトメ類の産卵行動を指す)なわけですが、それについて私が
ここでウンチクを書き綴らなくとも、各誌面にて詳しく解説してあるのでそちらを参考にして下さい。で、ここは「釣り人のお薬」、
私独自の攻略法でなくては、あえてこのコーナーで書く意味がないのです。が、かといって奇をてらって無理無理書いたものでは、
目も当てられないのです。
ズバリ!!誰にも語られていない核心をつくこもるぺ式の攻略法のご紹介なのです。・・・
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大小あるが、個体差ではなく数種類のバチが混泳している。 |
バチ抜け攻略メソッドというものは、各雑誌等で、ライターの方々・プロと呼ばれる方々に数々紹介されています。その中でも大勢を
占めるのが水面ただ引き系による攻略法です。使用するルアーは、各氏の都合もあってそれぞれ違う(笑)のですが、要点は同じ
であり、また、最も実践しやすい攻略法と言えるものなのでしょう。 ところが、そんな攻略法群に新たなメソッドを紹介する者が
現れました。私の友人でもあり、模範でもある村岡昌憲、masa-chiもその1人である。彼の攻略法で他と圧倒的に違う点は、底付近
をシンキングミノーで攻略するという点なのである。他の人達が水面での攻略を唱える中で、それらに相反する理論を数年前に
掲げたわけなのです。その当時、異色の光を放っていたのを思い出します。 しかしそれから数年後の2002年春、つまり今年、
同様の攻略法を掲げる人がちらほらと誌面をにぎわすようになりました。(笑)まあ、どっちが先ってもんでもないんでしょうが、
言ってしまえば、書いてしまえば、みなそれぞれ独自の理論てことなんですかね・・・まあ、そんなことは私には全く関係のないこと
なのですが、忘れてはいけないことがあるのです。それは、その底付近での攻略法なるものを、理論としてだけでなく、実際の
フィールドにおいて実践し、かつ有効に活用出来ているか!?ということなのです。
残念ながら私は疑問を感じてしまいます。 確かに下のほうがいいサイズが出る!ということは、体感、もしくは頭では理解出来て
いるのでしょう。しかしこの攻略法は、誰にでも出来るというようなものではないのです。すなわち、今ひとつ現実味がない!というか、
その言葉・文章1つ1つに、重みというか説得力が感じられないものが多いのです。・・・
で、本題、私の攻略法とはどんなものなのか!? それは、ルアーの動きや種類、操作等による「マッチ・ザ・ベイト」というもので
なく、いや、それらは当然ふまえた上での戦略、それら攻略法を有効に活用するための攻略法なのです。もはや、形状を似せる、
動きを似せる、レンジを合わせるといった攻略法は、皆、さんざん目にしてきたのである。では、次に何を考えればいいのか!?
それは、それら攻略法をどうやったら有効に活用出来るのか!?ということなのです。が、残念ながらそこまで言及したものは
ほとんど目にしたことがありません。せいぜいバチはどんな所で抜けるのか?について触れている程度なのです。・・・
で、私の攻略法、「お薬な言葉」を1つ・・・
「 『バチ抜けメソッド』は、使うタイミングをはかってこそ有効!
タイミングを意識してエリアをチェンジしろ!! 」
です。これはどういうことかと言うと、決して「暖かい日を選んで出撃しろ!」とか、「大潮の満潮まわりを狙え!」というような、
誰にでも言えそうなことではなく、どういうタイミングでポイントに入るとシーバスに口を使わせ易いか!?、それを考慮してポイント
を選べ!!ということなのです。 例えば、ポイントにつくとすでにバチがうようよ漂っており、シーバスも盛んにライズしてるとしましょう。
その規模からして随分前からライズしまくってることが容易に予測される状況です。皆さんもこういう場面に出くわしたことがあるはず
です。しかし結果はどうだったでしょうか?・・・おそらく延々繰り広げられるライズ劇に手も足も出なかったことがほとんどでしょう。
そう、どんな手段も、どんなバチ抜けメソッドも通用しないのです。何故なら、そういうタイミングだからなのです。目の前にとびきり
栄養価が高く、かつ捕食もしやすい食い物があふれている。しかもすでにかなり喰って腹いっぱい・・・そりゃ喰うわけないのです。
人間だってそうですよね。焼肉腹いっぱい食った時に寿司だされたって、食えないもんは食えないわけですから。(笑)
せいぜい食えてもデザートぐらいのもんでしょう。 しかし、しかしルアーなんてとてもじゃないがデザートにも成り得ないのです。
主食以上に魅力を放つデザートには・・・そう、このタイミングでは、喰わせるのは非常に困難なものになってしまうのです。
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水中では解らないが、実はとろけるように軟い。産卵期の特徴か? |
では、どういうタイミングがいいのか!? もうお解りですよね! 「喰い始め」、そのタイミングを意識してポイントを選ぶわけ
なのです。具体的に説明しましょう。まずAポイント、バチがちらほらと流れてきている、しかもシーバスのライズも単発ながら確認
出来る。・・・こういう場所はもう狙い目です。チャレンジする価値大です。
次にBポイント、先程述べたような大ライズ大会が繰り広げられているようなポイントです。はっきり言ってここで釣るのは至難の技
なのです。ただし、落胆する必要もないでしょう。パラダイスであることには間違いないのですから。それよりも、ここに重要なヒント
があることを見逃してはいけないのです。それは、その大量のバチが次にどこに流されていくか!?ということなのです。
その予測される場所をCポイントとしましょう。そここそがグッドポイントになる可能性を秘めたポイントなのです。
バチは、実はけっこうな遊泳力があったりします。しかし、魚と違って、潮上に向かってということはありません。ランダムです。
当然潮によりだんだん流されてポイントを変えていくのです。で、シーバスもこれについて移動していくものもいれば、満足して
その場に居残るものもいます。が、どちらにしても狙いはこいつらではありません。我々が狙うのは、次のポイント、ここでいう
Cポイントでバチを待ち構える、もしくは遭遇するシーバス達なのです。
しかしながら、じゃあ先まわりしてそのポイントで釣ればいいじゃん!というものでもないのです。ここにもちゃんとタイミングがある
のです。それは、シーバスの捕食モードにスイッチが入る瞬間、そのタイミングなのです。そう、最初に書いた「喰い始め」という
タイミングを狙うのです!!それこそがバチ抜けメソッドを有効に活用する最高のタイミング、必殺の攻略法なのです。
長くなりましたが、バチ抜けシーズン真っ盛り!!みなさんの釣りに少しでも役立てれば幸いです。
みなさん、良い釣りを!! 3.3.2002
1月も後半に入ると、あちこちで「バチ抜け」を意識した発言を耳にする。ショップの店員であったり、釣り仲間であったり、雑誌や新聞
であったりと。 そんな中でも大半を占める大きな誤解があるのである。それは、「バチ抜け=シーバスが釣れる」、「バチが抜け始める
とシーバスも釣れ始める」というものである。 私の経験上、大きな誤解、誤りであるとしか言えないことなのである。(ニュアンス的に)
そもそも、産卵後のシーバスが湾奥に戻ってくる行動と「バチ抜け」を直接結びつけ過ぎること、直接の要因としたがること自体が安易
な考え、危険な考えなのである。
シーバスの行動を四季を通した1年間というサイクルで見てみるとしよう。 シーバスは、2度深場へ落ちる。そう、シーバスは夏場と冬
場に深場へと大移動するのである。 皆、冬場にシーバスが深場に落ちるのは理由づけることが出来る。いや、理由づけしたがると言
ったほうがいいかもしれない、「シーバスの産卵にからむ行動」だと。 では、夏場に落ちることに関してはどう考えているのだろう!?
私の考え、感覚としては、実は夏も冬も、シーバスが深場へ落ちる要因は、たいして変わらない理由があったりするものなのです。
たまたま、という表現も変だが、冬場が産卵期で理由づけしやすいだけなのであり、それに関連して戻るタイミングと「バチ抜け」が同じ
時期であり、これまた理由づけしやすいというだけなのである。ただそれだけのことでシーバスが春先に湾奥に戻ってくる主要因として
いるのである。 では、シーバスが浅場と深場を季節によって大移動する主要因とは何なのか!?・・・それは、環境の変化、水温の
変化に起因する、というのが私の考え方の根本なのです。これには、夏も冬も関係ありません。つまり、平均水温△℃とかいう絶対的
な数字の問題ではなく、最高水温と最低水温の差が激しくなりやすくなる時期、その変化の差が最も大きく出やすいシャローを嫌うので
ある。したがって、平均水温30℃の夏場も、10℃の冬場も同じ原理で、夏場に水温の上昇、それに伴う水質の悪化を嫌って涼しい
深場へ落ちるのはもとより、冬場何故あえて水温の低い深場へ落ちるのかと言えば、やはり絶対的な水温は低くとも安定した水域を
求めての行動であり、日中太陽に照らされて温まるも、夜間に急激に冷やされるシャローの激しい水温の変化を嫌っての行動なので
ある。が、もちろんこれがすべてというわけもなく、産卵準備こそ当然にして大きな要因なわけである。が、逆に言えば水温の変化の
話は、シーバスに限った話であるわけもなく、当然にしてベイトフィッシュ等にも当てはまるわけであり、それにも伴ってシーバスはベイト
について深場に落ちるとも言えるのである。 要は、自然は一言で片付けられるほど単純なものでなく、いろいろな要件がどっかしらで
絡み合って成り立っているものであり、1つとして無視しては、正論には辿り着けない。 ということなのでしょう。(ボキャブラリー不足に
より「正論」というチープな表現しか出なかった。)(^^;)
で、話を本筋に戻すが、シーバスが湾奥に戻ってくるタイミング・シャローに戻るタイミングと「バチ抜け」の関係についてだが、これにも
いろいろな説がとかれてきている。その中でも興味深いのが、「シーバスは、『バチ抜け』を体で憶えている。」、「本能で『バチ抜け』を
求めて戻ってくる。」といったニュアンスのものである。 これについては、否定するつもりはない。しかし、やはり「バチが抜け始めた=
シーバスが釣れ始める」という法則は成り立たず、私の経験上、そこには大きなタイムラグがある!としか言いようがないのである。
つまり、ドンピシャ!ということのほうが不自然なのである。 私の感覚で表現するならば、「シーバスが産卵を終え、シャローにベイトを
求めて戻ってくると、『バチ抜け』がすでに始まっており、必然的に捕食しやすいバチ抜けエリア(主要ベイトがバチという意味で)に依っ
ていく。」というものである。また、逆のパターンも当然にしてある。つまり、「シーバスが産卵を終え、シャローにベイトを求めて戻ってく
る。しばらくは体力回復のために、ある物すべてを捕食するのだが、そうこうしてるうちにあちらこちらで『バチ抜け』が始まる。必然とし
て捕食しやすいバチに食性も偏っていく。」というものである。 ここで、「ベイトを求めて・・・」という表現を使ったが、これは、鰯や鯔っ子
といった類のベイトフィッシュという意味でなく、バチも含めてあらゆる捕食の対象物という意味でのベイトである。そういう意味でも最初
に書いたように「シーバスがバチ抜けを体で憶えている」ということは、否定できないことなのである。 重要なのは、年にもよるのだが
「シーバスの戻りのタイミング」と「バチ抜け」には、確実にタイムラグが存在する!!ということなのである。「バチ抜け」に気づくまで
の間みたいなものが。・・・
くどくなるが、「バチ抜け」が始まると即シーバスが釣れるようになる!というわけではないのである。シーバスの戻りが遅い時には、
いくらバチが抜けても、そこにシーバスがいないのならば、釣れるわけがないのである。 で、この「釣り人のお薬」のページでこの話を
したのには、私なりに伝えたいことがあったからなのだが、文章力のない私が書いたこのまとまりのない文章では、みなさん到底理解
しづらかったことでしょう。(笑) そこで、「お薬な言葉」を1つ。
「バチ抜けシーズン初期、どこそこでバチが抜けた、あっちでバチが抜けている、
といった『バチ抜け情報』に惑わされずに、シーバスの動きそのものに注意を向けるべし!!」
です。「バチ抜け」を意識するのは、攻略法として頭に入れておくぐらいにしておいて、ポイント選択の面においては、あまり早い時期から
意識し過ぎないほうが賢明でしょう。バチを狙ってるわけでなくシーバスを狙ってるわけですからネ。(^^)
まあ、何にしても楽しい時期までもう少しです。みなさん、今年もシーバスフィッシングライフを満喫しましょう!!
1.25.2002
※このページに書き綴られた文章には、私こもるぺの独断と偏見が多分に含まれています。 時には、まったく正反対の誤った内容である可能性もあります。 このページを読まれる方は、ここに限らず自分自身の五感で分解・吸収されることをおすすめします。また、それぞれの文章の最後に日付を入れてあるのは、「その時点での私の思考」であるということの表れです。私自身、未熟者以外の何者でもないのです。