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  1. 僕が本を読む時
  2. 外乗 Photo Album
  3. 馬達のいる気持ちいい場所
 ここも旧「馬と旅する」のSiteから、そのまま引っ越してきました。新場君の登場で馬ファイルも更新したいし、本の紹介も、牧場での出来事も新たに書き足して行きたいと考えています。更新した場合は Top pageの部分に日付が入りますので参考にしてください。

1.僕が本を読む時

 旅の間、三日月といつも一緒にいたからだろう、不思議にさみしいと感じることはなかった。台風が来ている山中だって、十和田湖に接している人気のない大きな公園のベンチに一人でいたって。
 本がそこにあるだけで、勇気づけられた。ぼーっと景色や三日月を眺めて過ごすのは楽しい。しかし本を開く時、旅の疲れと人に会う興奮が静かに納まって行く気がした。心やすらぐひとときだ。
 時には、本に逃避したりすることもあるが、元気づけられることの方が圧倒的に多い。時間つぶしに読む本はあるが、そんな本は記憶に残らない。
 旅の途中に読んだ本を中心に、以前読んだ本も含めて、面白いと感じたものを紹介したい。
 


エベレストを越えて

 旅に持って出た本。僕の好きな男のひとり。直己の本はいつ読んでも力を与えてくれる。もっと生きていて欲しかったと感じさせる人だ。彼の軌跡より、生き方や考え方が凄いと思う。そして数多くの人々に支えてもらいながら、信じる道を疾走する。充実した人生だったでしょう。

 同著「北極点グリーンランド単独行」は僕の大好きな本で、直己が何故旅を続けるのかが書かれている。

エベレストを越えて

植村直己

文春文庫

\473

ISBN 4-16-717805-2

北極点グリーンランド単独行

植村直己

文春文庫

\438

ISBN 4-16-717804-4

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大地の子エイラ

 旧石器時代、エイラという少女が試練をくぐり抜けて成長して行く長篇小説。もう何度も読んだ。この本の何が僕を引きつけるのか?それは小説でありながら、エイラが困難を成し遂げて行く様がありありと伝わってくるからだ。ある事をしたいと考え、途中でメゲそうになったとき、物事を達成する喜びを思い出させてくれる。

 6月に三日月を壊して牧場に戻った僕は、この本のおかげで少し元気を取り戻した気がする。

 第2部の「恋をするエイラ」には、ヒンニーという馬が登場し、以後ずっとエイラと歩んで行くことになる。まだ馬が人間とともに暮らしていなかった時代、想像ではあるが最初の人間と馬との出会いが書かれている。

 この本はどこの図書館でも置いてあると思うので、是非読んで欲しい。ただし1部につき、上 ・中・下と3冊あるので、たっぷり楽しめると思う。眠れなくなる可能性もあるけど(^^; 司書の友人のお薦めでもあります。最近やっと、第1部「大地の子エイラ」(3冊)の文庫本を入手して、手元に置けるようになりました。(^^)

大地の子エイラ   上 ・中・下 始原への旅だち 第1部

ジーン・アウル

評論社/文庫

\631

(上巻)ISBN 4-566-02133-5

恋をするエイラ   上 ・中・下 始原への旅だち 第2部

狩をするエイラ   上 ・中・下 始原への旅だち 第3部

大陸をかけるエイラ 上 ・中・下 始原への旅だち 第4部

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ハイ アドベンチャー

 これは秋田県でお世話になったPhoto Journalist「佐竹南風」さんに頂いた本だ。8日間お世話になった間に、彼の自宅でお借りして読んだ。1971年、18歳のエリック・ライバック(U.S.)がソロで4000km、カナダ国境からメキシコにかけての山岳地帯を歩いた記録。一人旅をしながら、自分を試して経験を積むことを楽しんでいる。僕はライバックの行動力を羨ましく思いながら読んだ。ひとり旅が好きな人にはお薦めの本だ。ホント、いくらでもタフな奴はいるもんだね。
 ただ、この本はとても古いので入手出来ないかもしれない。手元の本は南風さんのサインがある記念の品なので、お貸しする訳にいかないのだ。

ハイ アドベンチャー ある青春・山岳4000キロ縦走記

エリック・ライバック

リーダーズ ダイジェスト社

\600

1972年11月20日 第1刷

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ホラきいてごらん麦の音

 東京障害者乗馬協会(TADER)の会員・三浦史朗君の詩画集。旅から帰って来て、無気力状態の中で読んだ。彼の絵と文章は、無垢でほんわかと心に残る。今後の彼の活躍を楽しみにしている。
 彼が書いた、絵入りカレンダーも毎年発行されているので、興味のある人は僕にeMailをください。連絡先をお教えします。

ホラきいてごらん麦の音 ぼくって障害者なの?

三浦史朗/三浦みを

かもがわ出版

\1810

ISBN 4-87699-473-0

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アラスカ 風のような物語

 旅の後、牧場に戻ってきて読んだ。あれもしなきゃ、これもしなきゃと焦るが何も動く気になれなかった。ちょっと息抜きのつもりで読み始めた。なんて自然な文章なんだろう。僕はアラスカの風の匂いも、冷たさも知らないけれど、この本はそれを想像させてくれる。そして、いつかは僕もアラスカを訪れたいと思う。
 この本には、いきいきとした顔の老いた人々の写真が何枚もある。旅の後半、三日月が初めてビッコをひいた日に出会った、おばあちゃんの顔を思い出した。とても優しい顔の彼女に励まされ、僕はいったん諦めかけていた旅を続けようと思った。彼女の笑顔にまた会いたいと思う。

アラスカ 風のような物語

星野道夫

小学館文庫

\800

ISBN 4-09-4111191-3

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2.外乗 Photo Album

 あまりに気持ちのいい天気だったので、三日月とまだ誰にも踏まれていない雪の山道を歩いてみました。その時に撮った写真を掲げました。写真日記みたいなものでしょうか。続くかどうかは、反響しだい。(^^;



雪景色の風景(Jan 18,2000)

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3.馬達のいる気持ちいい場所

 僕が立ち寄ったことがある場所で、馬達が気持ちよさそうに過ごしていた場所を紹介します。必ず乗馬できるところとは限らないので、注意してください。僕は馬を眺めているだけで、時間を忘れてしまうような人間なのです。馬達が動いている姿や、くつろいでいる姿を見ることができるだけで、気分よく過ごせます。そんな場所を紹介します。


■ 丸池ホテル (ホームページはこちら)

 〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町志賀高原丸池 電話:0269-34-2721

 1999年、三日月との旅でお世話になったホテル。なんと、ここには馬がいたのだ。疲れ切った僕と三日月が、身を寄せさせていただいた。道から見える馬場に馬達がいた。丁度、僕達が立ち寄ったのは6月の青葉の季節で、緑と高原を抜ける風が気持ちよかった。そんな風景の中、馬達が放牧されていたのだ。ゆっくりと流れる時間、馬達を見てきて欲しい。 ここの馬は、明松寺馬事公苑から春〜秋頃まで遊び(放牧)に来ているらしい。僕が訪れた時は、「ステップ・バイ・ステップ」(ハンター種)と「クロス」(ポニー)の2頭が来ていた。ホテル内にあるレストラン「モンテモア」から、馬達を眺めながら、美味しいCoffeeを楽しむのもいい。オーナーの児玉氏は馬好きの魅力的な人なので、「馬話し」を一緒にするのも楽しいと思う。動物が大好きな家族で経営されている気持ちいい場所だった。ぜひ、また訪れたい。



■ Saddle Back (ホームページはこちら)

 〒250-0025 神奈川県小田原市江の浦 415 電話:0465-29-0830

 山の斜面にあるみかん畑が、馬達の放牧場。僕が訪れた時には、10頭もの馬達が駆け回っていた。馬にとって、本当に幸せそうな場所だ。Saddle Backは眼下にきれいな海が見えるレストランで、観光牧場としての営業は2000年の春かららしい。ちいさなポニーもいるので、子供たちにも楽しい場所だろう。
 僕はここで始めて体高110cm程度の小さなポニーに乗った。「ハスキー」という、4頭いるポニーの中で一番大きな馬だ。馬場で駆歩を楽しんだが、とてもスリリングで楽しかった。ポニー初体験の僕は、前脚の力強さに驚いてしまった。体重62kgもの僕を乗せて、急コーナーを駆ける。あとで知ったが、このポニーだけ、輓馬用だったらしい。
 初心者向けの観光牧場だから、初めて馬に接する人にもお薦めできる場所だ。その気さえあれば、馬の手入れから馬装の仕方まで教えてもらえるだろう。レストランから放牧地を眺めて食事を楽しむ事もできるし、馬達に触れて、乗ることもできる気持ちのいい場所だ。オーナーの高橋氏が、これまた面白い人なので楽しく過ごせるだろう。