衝撃!新怪獣エビラ登場 (8/20/00)

鹿島港平井の堤防にかようようになって、かれこれ7〜8年になりましょうか。当時よりその噂はきいていました。この近辺にエビラがいるということを・・・(通称伊勢えび
しかしその
生息地域、食性、釣り方等全てにおいてまったく不明、いまだかつて一度も目にしたことがない謎の生物でした。
しかしこの謎のベールはついに解き明かされました。

それは昨日のことでした。(8/19)、鉄人と2人で釣行した際、天候とコンディションの悪さで堤防の中間地点での釣りを余儀なくされたときのことです。(波が高くいつものポイントに近づけなかったのです)

のがちゃん:釣れないねー
鉄人:波も高いし今日はさっぱりだね。濁りも強いね。

のがちゃん:根性でねばって小さいタチウオ2匹だよ
鉄人:まだいいよ。カンパチが一度チェイスしてきただけだよ。
    イスも壊れて使えないよ。もー最悪!

のがちゃん:やっぱり常陸那珂港に行けばよかったかな?
鉄人:水温が下がったから当分期待できないね。だめだね。

などと盛り上がらない会話をかわしていたその時、我々の後ろで突然緊迫が走った。
次の瞬間、謎の生物エビラが中を舞い、一瞬にして消えた!!!

のがちゃん:えっ・・見た?何いまのは? まさか・・
鉄人:もしかしてナニですか。マジ・・・?

しばしぼう然とする二人

のがちゃん:なるほど、そういうわけだったのか。
鉄人:我々が目撃できないはずだね。

以降、二人は釣りをしていたものの、後ろの釣り人の行動に全神経を集中させていたのは言うまでもない

その光景が脳裏から離れず、もう我慢できない状態になったのがちゃんは翌日、また早起きしてしまいました。
餌釣りモード100%で勝負にでた。(なんとルアー・フライロッドを持って行かなかったのです)
そしてなんと
2匹めのドジョウはいました。幸運が訪れた1日でした。

pic 1 幸運を運んでくれたタックル(Ambassadeur5001Cとバスロッド)
   実はその昔、那珂川でサクラマスを釣ったロッドで、とてもラッキーロッドなのです。

pic 2 これがエビラだ。

pic 3 エビラの顔のアップ

pic 4 両手にエビラのなおちゃん

pic 5 怖くてつかめないあっちゃん


●「伊勢えび釣り」その傾向と対策

なにしろその情報量の少なさから攻略法がつかめなかったのですが、なんとなく見えてきましたので解説してみます。

まず、伊勢えび釣りは専門にねらう人がいるということ。そして彼等の行動パターンには独特のものがあり、それが理由でなかなか釣上げた所を見る事が出来ないことです。
どういうことかというと、特筆すべきことは、釣上げてからクーラーに収めるまでの異常な早さです。テトラの上からの人で5〜8秒、堤防からの人だったらものの2〜3秒クーラーに入り、以後何事もなかったように平然とふるまいす。それはF-1のピット作業のタイヤ交換の作業時間といい勝負でしょう。
そして他の釣り人との積極的な会話(情報交換等)を拒みます。内輪どうしの少ない会話だけで、どうやらあまり知られたくないようです。(当然かも)
上記のような行動から、一般の人が伊勢えびを見る機会は極端にすくなくなり、情報の入手も困難でしょう。

タックルについてですが、伊勢海老釣りは「穴釣り」と言われ、短い竿と量軸リールが使われています。
バスタックルで十分カバーできますが、4〜5フィートくらいが使い易いでしょう。道糸は太めの8号以上はほしいです。根ズレ対策からフロロカーボンの糸が良いでしょう。 オモリは丸型の20号くらいを中どうしにして使います。軽いと波の影響をうけてフジツボに引っかかり糸切れします。針は伊勢尼の9号ぐらいを3本オモリから20CM以内につけます。ハリスは3号以上。鹿島で釣れる伊勢海老は最大級で1KG〜1.2KG(近くの釣具屋の写真で確認)ありそれを抜き上げられる強度は最低限必要です。

餌は赤(岩いそめ)が良いようですが、魚の切り身や貝の剥き身なども良さそうです。ようは臭いの強いものが良いみたいです。
ポイントはテトラのあるところ、どこにでもいると思われます。想像している以上に多いのでは。
時間は夜が良いと聞いていましたが、日中でも釣れ、あまり関係ないでしょう。安全性から日が昇ってからで十分と思います。ただ季節的には観察不足で解りません。

私事ですが、開始早々、いきなり2回根がかり(フジツボ)で仕掛けをなくしてめげました。止めようとも思ったのですが、でもそのタックルしかもってきていませんでしたので気を取り直して続けていました。
6時ごろでしょうか、なんか引っ張っているような感じがあったので、あげてみるとなんと伊勢海老!!。
すぐにテトラを降りて(約3秒)クーラーに入れました。(約4秒)早かったです。
もちろん平静を装い、黙っていました。なんか自然にこうなるみたいです。
クーラーに収まった後に心臓がドキドキしてきました。、いけないものを釣ってしまったような感じでした。なんか信じられなくて・・・。餌を付替えようとしたら手が少し震えていました。(この現象、最近では記憶にありません)
30分ぐらいあとに2匹目がつれてまたビックリ!もう十分でした。

家に帰って写真をとりました。やはり現場ではとても出来ない行為ですね。
もちろん、のがちゃんくの一は大喜び!
その夜には、伊勢海老の刺身、焼き伊勢海老、そして伊勢海老味噌汁となり、少量ですが無事胃の中に収まりました。

二日連続の早起きでさすがに疲れました。
のがちゃんはフライフィッシャーだし、拝金主義的な獲物なので個人的には好みではありませんが、また食べたくなったら釣りに行けば良いって感じでしょうか。
でもこんどは、伊勢海老のパスタあたりに挑戦してみようかな。

ウソのような本当の伊勢エビ釣りの話でした。