登頂隊結成・九州の屋根で開眼ス  九重山  00.03.25〜26



行程: 1泊2日

牧の戸峠→沓掛山→西千里→久住山→天狗ヶ城→中岳→東千里→法華院温泉(泊)
坊がつる→雨ヶ池峠→長者原


牧ノ戸峠より入山
遥々東北から来た甲斐が有りました。
由布院温泉に前泊した翌朝は快晴。
早速、由布岳を正面に仰ぎ見るゆふいん駅前から、牧ノ戸峠行きの路線バスに乗車します。
青空を映す小田野池・山下池を経由して、やまなみハイウエイをバスは走ります。
飯田高原長者原からは、九重の山々と硫黄岳の噴煙を眺めつつ、終点の牧ノ戸峠へ。
前夜は冷えて降雪があった様なので、周りの木々は霧氷で真っ白。
早速レストハウスで地図を購入して準備OK、観光客と別れて入山します。
歩き始めは舗装道。
九州の新雪を踏みしめながら、先ずは沓掛山を目指します。
間もなく霧氷地帯へ。
レストハウスで逢ったタクシー運ちゃんは、こんなに綺麗な霧氷は滅多に無いと言ってたけ。。。
青と白のコントラストが美しい道は、我々を歓迎してるみたい。

霧氷の小道

九州のエビの尻尾
かなりしっかり成長しているエビの尻尾。
そういや昨日の由布院町内はかなり冷え込んでたからなぁ。
整備中の沓掛山展望台を素通りして約1時間後、西千里へ到着。
星生山ー肥前ヶ城間のルートの向こうには、主峰の久住山が。
ここは気楽な平地歩き。
でも周囲の山は巨岩がゴロゴロしています。

西千里より久住山

噴煙上げる硫黄岳

久住山直下へ着くと公衆トイレが。
そして正面には噴煙上げる硫黄岳。
この右の谷をすがもり方面へルートが延びてるけど、この噴煙を下から見たらかなりの迫力だろうなぁ。
トイレ休憩した後は、一度巻く様に久住山山頂を目指します。
活火山を思わせる石と砂礫の道を、喘ぐ様に登ると南に急斜面が広がる山頂です。
記念すべき隊1座目、久住山。
実は隣の中岳が最高峰なんですねぇ。
でも何故山頂にキャイーンが・・?

丁度お昼なので、山頂で昼食タイム。
南の裾野と彼方の阿蘇の展望を楽しみつつ、ビールで乾杯。(まだこの先の行程が有るのに・・・)
カラスに食料を取られない様にしながら、冷涼な風をしのぎつつ、暖かラーメンでぬくぬくします。

久住山頂キャイーン

中岳より御池・天ヶ城、そして彼方の久住山
昼寝する程時間に余裕が無いので、中岳方面に向かいます。
鞍部への下りの途中に遭難の石碑が・・・
どうやら新年に遭難した人を偲んでの事らしい。
この山だったら、厳冬期の積雪も考えられるなぁ。
尾根づたいに天狗ヶ城に登り返し、更に最高峰中岳へ縦走します。
手前の池(噴火口?)を囲む様に、ルートが神名水小屋へ延びてます。
持ってる地図にはルートが無いものの、なんとかルートらしい道を辿って中岳山頂へ。
久住山はもう遠くに...結構歩きましたねぇ。
岩だらけの道無き道を登っての中岳山頂。
狭いピークは、ここも360°の大展望。
山域最高峰だけあって、周囲全ての山々を確認出来ます。
山頂に居ると、風の影響で硫黄岳の噴煙が眼前に迫る勢いです。(決して雲では有りません、有毒ガスです!)
もう3時を過ぎているので、あんまりノンビリする間もなく下山の準備をします。
地形を確認して(中岳は地図上にルートが無かったので)、急な岩場を東千里の分岐を目指して下ります。

今度は大船山にも登ってみたいなぁ。

中岳山頂に杭を刺す(?)

下山途中で坊がつるを望む
東千里から沢沿いに、今宵のお宿法華院温泉へ下ります。
携帯が通じたので、宿には5時に着く事を告げて(山の夕食は早いからね)、夕食求めて歩きます。(笑)
この道は沢に沿ってるせいかドロドロ道。
途中で登山道が崩落している為、一部は沢を歩きます。
う〜ん、2人もスパッツが必要かな?・・・と思ってると、シロクマ隊員は裾を汚さずドロドロ道を歩いてるではないかーー
歩き方にコツが有るんでしょうねぇ。。。うまいうまい

坊がつる、恒例の野焼きは終わったみたい。
夕陽の中で、新芽の息吹きが聞こえてくる様です。
キャンプ場(この時テントは2張)へ下山し、法華院温泉山荘に到着すると、3人10分程ボーッとします。
今日の行程を振り返るかの様に・・・

足元の泥を洗い流し、宿に着くと最高の角部屋が待ってました。
早速、5年前に透明に変化してしまった温泉で、ぬくぬくです。
シロクマ隊員の傷跡も(足にマメが出来たみたい)、温泉効能で完全治癒(?)
タップリ美味しい夕食とビールで、他の登山客と談笑したあと、またまた温泉へGO!
3人川の字になりながら、宿の寄せ書き帳を眺めつつ夢の世界へ・・・・

2日目朝の出発

坊がつるにて
2日目もこれまた快晴!!
朝食を美味しく頂き、若いスタッフの方々とお別れして、長者原のバス停へ向けて出発します。
野焼きが終わった坊がつるを右手に、砂利道を歩き、雨ヶ池峠方面の分岐から、また山道になります。
三俣山の裾野を巻く様に峠までヨッコラショ登ると、小さな湿原が広がってます。
ん?・・・宿が一緒だったグループが、ブッシュの中を三俣山から下りてきます。
どうやら間違って、三俣山登頂ルートに入ったらしい。
ちょっと道案内が不明瞭ですなぁ。
バスの時間を確認しつつ、一気に斜面を下りて、長者原登山口へ到着します。
隊最初の登山(2人は本格的に山へ登ると思って無かったらしい・・・後日談)は天候に恵まれて良かった良かった。
バス停前の売店&食堂には靴の洗い場が完備。(しかも温泉!)

30分程待って、10時発・熊本行きの長距離観光バスに乗車。
バス乗車時、運転手に『泥付いてると乗せないよ!』 って言われ、水場で洗った靴を見せる。
マナーの悪い登山客が居るんだろうなー。
他人ながら恥かしくなりました。
さぁ、これからは一般観光客に変身しま〜す。

長者原登山口
今回の温泉:
法華院温泉山荘(硫黄泉)
入浴料¥300・1泊2食¥7500〜・小奇麗な部屋、若手スタッフとボリューム有る食事
国民宿舎由布山荘(単純泉)
1泊2日¥6200+2000(焼肉プラスコース)・食事が美味い、豊後牛と野菜の素材が特に美味


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