199回 都立浅間山公園のムサシノキスゲ  
2014年5月14日(水)晴れ

都立浅間山公園を訪れるのは10年ぶりです。目的の花はムサシノキスゲ。東府中駅北口を午前10時10分過ぎにスタートしました。当初の計画では浅間山公園までバスに乗るつもりでしたが、昼食場所に到着する時間や帰宅の交通の利便など考えて、お知らせ済みのコースを逆にしました。
国道20号を渡りイチョウ並木を歩き府中市芸術劇場の前を通り都立府中の森公園に入りました。一歩公園に入るとヒマラヤスギの大木を始め、多数の樹木が木陰を作り、爽やかな風が吹いてきました。
明るい草地に行くとムラサキサギゴケ、オオニワゼキショウ、ニワゼキショウ、コメツブツメクサ、シロツメクサ、ヒルザキツキミソウ、他いろいろな花が咲いていました。この中にヨーロッパ原産の帰化植物のコテングクワガタの花が咲いていました。近くにある野川公園に帰化していることは知られていましたが、ここまで生育範囲を広げていました。小さな花なので気付かない人が多いのですが、皆さまは見つけて次々に花の名前を聞かれました。10年前の記録に載せたハナヤエムグラの花も咲いていました。
展望広場に行くとヤマボウシが白い総苞片を開いていましたが、中心にある花はつぼみでした。クスノキは花盛りで、木の周りは花の匂いで満ちていました。石畳の広場からキリの花が見えたので木の下に行くと薄紫色の花が落ちていました。
サクラ並木から子供の遊び場近くにあるホオノキを見に行くと、つぼみ、花、しぼんだ花など混ざっていて、花の一生を見ることができました。
サクラ並木に戻り、府中市美術館の裏に行くとキリの大木があり、花や前年の実が見られました。
公園を出て、平和の森公園を通り抜け、府中市生涯学習センターに11時35分到着。ここで一旦昼食解散。レストランで食事する方々と別れて、お弁当持参の方々を3階の休憩室ゆりのきにご案内しました。
13時前に生涯学習センターを後にして浅間山公園に向かってスタート。民家の塀際にハタケニラの花が咲いていました。北アメリカ原産の植物で、明治時代中頃に園芸用として入ったものが野生化したそうです。街中にあると愛らしい花ですが、畑に生えると退治するのが困難で強害草として農家を悩ませるそうです。
新小金井街道の信号を渡ると都立浅間山公園の入口。階段を上るとムサシノキスゲの解説板があり、花の特徴などを頭に入れて観察開始。木道の園路を行くと点々とムサシノキスゲの花が咲き、その周りではニガナが花盛り。園路の角にギンランが1株。かろうじて花が残っていました。この先ではオカトラノオの葉が多数生えていました。花が咲くのは6月中旬過ぎ頃からでしょうか。エゴノキの花は咲き始めたところでした。
階段を上り、中山と前山の鞍部にある四阿に出ると、ギンランが咲いている中山方面に足が向き、そのまま中山を歩いて谷部に下りて四阿に戻り、堂山方面に行きました。中山の斜面ではヤマユリが多く、7月中旬に来ると花が見られることでしょう。周辺ではホウチャクソウが花盛りでした。
堂山への道に入るとヒルガオの花が咲いていました。坂道を上って行くと散策路の両側にムサシノキスゲやキンランの花が多数咲いていました。浅間神社が祀られている標高79.6メートルの堂山山頂に到着。周囲の雑木林の青葉が目に優しく、気持ち良い場所でした。
多磨霊園方面に下り、きすげ橋近くのキンランを見て、園路を西方向に歩き、先ほど歩いた堂山山頂に向かう園路を見上げてムサシノキスゲの花を観賞して、木道の園路に入り、ハンショウヅルの花を楽しんで新小金井街道に戻りました。時計を見ると丁度バスが来る時間で、ご挨拶も早々に解散して、東府中駅と武蔵小金井駅、それぞれご都合の良いバス停に行きました。意外に暑い日になったためか少々疲れました。皆さまは如何でしたでしょうか。

   コテングクワガタ     ヤマボウシ     ハタケニラ
   ムサシノキスゲ    ホウチャクソウ       ギンラン

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