思い出の名湯 北海道・九州編
北海道 道北
- 天塩川温泉
- ここは、町営の新しくきれいなお風呂がある。目の前を天塩川が流れていが、露天風
呂から見えるのは駐車場であり、駐車場からも男湯が良く見える。
- 歌登温泉
- ここでは、普通の家をちょいといじっただけ、というような朝倉温泉という民宿で温泉に入った。炭酸系で結構濁った湯だった。
そこの家族はなかなか良い人であり、大きい湯舟ではないがいい感
じの湯だった。
大雪・十勝
- 層雲峡温泉
- 超メジャー温泉で、ホテルもいっぱい建ち並んでいる。が、共同浴場
(不老の湯)は、ひっそりとした感じである。登山客も多く、
僕らのような小汚い旅人たち
はこの共同浴場にはいる。
- 吹上露天の湯
- ドラマ「北の国から」で宮沢りえも入った有名な混浴露天風呂。山
の中腹にあり、湯加減も良く、眺めも良い。昼に入った時も良かっ
たが、夜に行くと、満点の星
空を見上げながら湯に入ることができ、全くもっていい気分である。
僕がいった時は、ジジババばかりであったが、観光シー
ズンの夜
中には若いねーちゃんが来るらしく、またそれを目的にした若いにー
ちゃんも現れ、なかなかのにぎわいらし。
- 菅野温泉
- 然別湖の近くの国道からダートを12kmほど走ったところにあり、も
うまさに湯治場
である。いくつかの浴槽は全て混浴だが、ジジ、ババ、ジジ、ババ
である。しかし周りには、きれいな川に面し鹿の湯などの野
天風呂が点在している。川
の流れる音や虫のなく声を聞き、周りの木々を眺めながら湯に入
る、もうたまりません。ただ、アブが飛び回っていて、のんびり入っ
ておれないのがつらい。更にポイントと
しては、水着禁止<(*1)があげられる。
(*1)しかし、こういうのがわざわざ書いてある、というのは少し悲しい話ですが、
実際には他の露天風呂では水着を着た人が入りにくる、というのは
結構ある。別に、ねー
ちゃんの裸が見たいとかそういうんじゃなく、せっかく気持ち良く
露天風呂にはいってる時に、水着を着たねーちゃんがきゃーきゃー
いって入ってくるのは、興ざめやから、ということで。
道東
- 羅臼
- 知床半島の付け根の南側にあるちょっとした温泉町である。ちょっと山に入ると、
すぐ鹿にであえる。ちょっと間違えると、熊にもあえるそうである
(*2)。そこにある無料の露天風呂が熊の湯である。山
や川に囲まれ、ワイルドな感じであるが、男女別になっ
ており、またきれいにされているので大変入りやすい。ただ、ちょっ
と湯が熱い。また女湯は、
周囲を囲まれてる分、眺めが悪い、らしい。
羅臼から半島の先に向かっていくと、セセキ温
泉がある。近くの昆布やさんにひと声かければ、無料で入れる。
ここには、海岸に石を積み上げて作った温泉があり、すぐ目の前の
太平洋に浮かぶ国後島を見ながら、湯につかれるわけである。
更に先にあるのが相泊温泉である。こちらも海岸線にある無料温泉だが、
屋根つき男女別だったような気がする。
(*2)ちょっと町からはなれたところでヒッチハイクをしようとした人
が、地元の人に本気で、熊に殺されたいんか、と怒られたとびびっ
ていた。
- ウトロ温泉
- 知床半島の付け根の北側。大きな旅館もいくつかあり、知床観光の拠点。
夕陽台の湯という外湯もあるらしいが、知らなかったので入
らなかった。
ここから少し半島の先に行くと、フレペの滝や、
知床五湖などがあり、そこから更にダートを12kmほどいくと
カムイワッカ湯の滝
がある。その名の通り、川に温泉が流れてい
て滝つぼが、自然の湯舟になっているという
とんでもないところ。ここにたどり着くには、渓流を20分ほど登らな
い
といけない。この川底が温泉なんでよくすべるのでなかなか恐い。湯
はピリピリとして刺激が強い。温泉というより川遊びに近い。
また羅臼岳登山口には岩尾別温泉があり、駐車場の近くにホ
テルの管理する無料露天風呂がある。原生林に囲まれており、人が
少ない分カムイワッカよりこっちの方が秘湯という感じがある。
- 養老牛温泉
- モンベツ川沿いのひっそりとし感じの温泉である。
この近くのダートを5kmほど入ると、からまつの湯
がある。きれいな川と林に囲まれた湯である。ぼろいが男女別の
脱衣所がある。湯舟は狭く、湯は熱めだが、川の水で薄めればちょ
うど良くなる。地元のジジによれば、可愛い蛇さん一緒に入れる時
があるらしい。僕が入った時は、蛇さんは川で泳いでた。
しかし、今年の5月に川が増水し湯舟が流されてしまったらしい。
もともと地元の営林署の人達が建てたものなんで、再建は
難しい(*3)ようで残念である。
(*3)このような山
合いの小さな無料の露天風呂というのは、ほとんどが地元の人の厚意
の上で成り立っている。こういった営林署の人達が建てたものは、
彼らが自分達の汗を流すために湯舟や脱
衣所を作ったので、彼らの仕事がそこで続いてない限り、再建され
ることはまずないよ
うだ。また、からまつの湯ではないが、マナーの悪い観光客のため
に、 地元に多大な迷惑がかか
り、せっかくの素晴らしい露天風呂が閉鎖されてしまうケースも最近
はあるようである。悲しい話である。
- 川北温泉
- 標津町の山の中にある無料の露天風呂。地元のジジによると昔は旅
館があった
そうだが、今はその面影もなく、ただ露天風呂があるだけである。しか
し泉質がかなり良いらしいく、地元の愛好家によって男女の区切り
や、脱衣所が作られている。男女の温泉の泉質は異なる。
またデッキブラシなど清掃用具も
おいてあり、気が向いた人が掃除をする、とうい仕組みできれいに
保たれている。なんというか、皆の愛情の上で成り立っている、美
しい温泉である。ぼくが行った時も、地元のジジと湯を抜いてきれい
にしてから入った。
- 屈斜路湖
- 屈斜路湖の周りにはたくさんの温泉がある。一番メジャーなのが
川湯温泉であり、昔からの温泉町、といった感じであり、ひ
なびた感じの共同湯もある。
その他に、無料の露天風呂が点在している。砂をほれば湯が湧く
砂湯は、観光名所なので泳いでいる人がいたり、キャンプし
てる人がいたりするので、温泉に浸かるといった雰囲気ではない。
湖畔の無料露天風呂で一番きれいなのが、
コタン温泉である。
石を積んで作った湯舟はきれいに清掃されており、湯加減もよい。
一応大きな岩で男女別に分けられているが、ほんの慰め程度で、
とんどつながっている。屈斜路湖を眺めながら入る湯は格別であ
るが、たまに観光客が
見に来るのがちょっと恥ずかしい。僕が入っていると、湖からカヌー
で温泉に入りにきて、またカヌーで去っていくという人がいたが、それ
が一番の楽しみ方かも知れない(*4)。
他にも池の湯や和琴温泉などがあるが、コタン温泉に
比べると、温泉気分で劣る。
(*4)せっかくのいい温泉だが、夜中に
宴会をして、ゴミをまき散らしたりしてしまうマナーの悪い客も多い
らしく、
管理者の苦労が絶えない。無料の意味をよく噛みしめて欲しい。
- オンネトー湯の滝
- 水深と光りの加減で湖面が七色に輝くというオンネトーという湖の
近くにある湯の滝。現在は滝つぼの湯には入れなくて、そこから引っ
張ってきたコンクリートの湯舟から、滝を眺めつつ入ることになり
いまいち。湯がぬるいのと、見学者が多い(*5)のとで快適な湯とはいえ
ない。
(*5)珍しい温泉
に入っていると、知らん人に写真をとられたりすることがある。温
泉は入る
もんだって。
- 湿原温泉
- 釧路湿原の西にある温泉。数年前、村のスーパーの元社長が昔
からの夢であった温泉を引くために、庭をほり続けたら本当に温泉
を掘り当てた、という夢のある温泉。植物性モール泉(美肌湯)が、
源泉のままじゃばじゃばでている。ステンレスでできた
ミルクタンク(*6)の湯舟が
笑えるが、結構お気に入りの温泉である。
(*6)この辺がいかにも北海道。
道央
- ニセコ
- 北海道を代表する温泉地であり、多くの温泉が点在する。リゾート
地帯なので、ふらふらっといく人にはちょっとつらい。僕が入っ
た五色温泉は、目の前にきれいなニセコアンヌプリの
山が見えて気持ち良かったが、工事中だったため湯舟は味気ないも
のだった。
- 洞爺湖
- 洞爺湖温泉というメジャーなところもあるが、僕が入ったの
は地元のための地味な施設の洞爺温泉だ。とはいっても、大
きな窓からは洞爺湖が一望できる。
- ふるびら温泉
- 小樽から西に40kmほどの積丹半島にある。僕が入った一望館は、
旧古平高校の校舎を改造して作った温泉なので、
教室のドアを開けるとババがくつろいでいる、といった不思議な作
りになっ
ている。高台にあるが展望はいまいちだった。
道南
- ひらたない温泉
- 国民宿舎から3kmほど奥に入ると、平田内渓谷に沿って、岩肌をく
り抜いた湯舟の露天風呂(熊の湯)がある。無料だがよく管理され
ており、きれいな男女別脱衣所もあるが、混浴である。こういう渓
谷にある温泉は、本当に気持ちが良い。
- 恵山半島
- 函館から西に40kmほどいったところにある恵山半島の北側にあるのが水無海浜温泉である。波がうち寄せる岩場にコンクリート
で囲ったの湯舟があるのみである。雰囲気は抜群だが、塩が満ちて
くると海水が
入ってきて温度が下がり、最後には海に沈んでしまう。僕はちょうど潮が
満ちてくる頃に入ったので、塩っぽい湯で、すぐ別の風呂に
入りたくなった。
半島の南側にあるのが、御崎海浜温泉である。こちらは屋根付防波
堤付でワイルドさはないが、近くの石田温泉によってきれい
に管理されており、大変気分良く入れる。
- 二股ラジウム温泉
-
これぞ温泉という渋さ満点の湯治場。混浴だがジジババが多い。湯の花の沈
澱物が作り上げた石灰華ドームは、世界で二ヶ所しかないらしい。
露天風呂もありいい眺めが楽しめる。あまりにもいい湯なので、二時間
ほど入ってしまった。そこのおばちゃんは、旅人にとても優しく僕も
よくしてもらった。
九州
- 福岡
- 福岡にはそんなに温泉はないが、太宰府の二日市温泉 御前
湯に入った。伝統の温泉らしいが、設備は整っており快適な入浴
が低い入浴料(*7)で楽しめる。
道路を挟んだ向かい側には、古い作りの温泉もあり、
新旧両方を楽しむことができる。
(*7)200円。入浴料の安さが九州の温泉の特徴。
京都の銭湯より安く温泉
につかれる。ホテルなどで風呂だけ入ら
せてもらっても500円程度で十分である。ちなみにここであげた他
の温泉は、新湯温泉: 100円、熱の湯: 無料、下ん湯: 100円、塚野
鉱泉: 150円、山王閣: 500円、殿様湯: 220円。
- 長崎
- 長崎といえば雲仙温泉である。雲仙の山の上にあり、硫黄臭い。本
当に活動してるんだなと思わせる山である。大きな旅館も多いが、
共同浴場もいくつかある。僕が入った新湯温泉は、賑やかな
ところから少しはなれて、ひっそりと入ることができる。温
泉も硫黄臭く、頭や体が一日中硫黄
臭い、という悲しいことになる。温泉のそばから、土石流の後が残る
普賢岳を間近に見ることができ、自然の力を感じる温泉地であ
る。
- 大分
- 別府は世界を代表する温泉地(*8)である。別府
の町はあちこちからおかしいぐらいに湯けむりが立ちのぼっている。
別府八湯で170の共同湯があるそうだ。おそるべし別府。地獄めぐ
りなどが有名だが、僕が入ったのは鉄輪温泉の熱の湯である。
ここは観光客向けというよりは、旅館で働く人たちが入るといった
感じである。一応由緒正しき温泉だそうだ。こういう温泉で、地元
のジジの話を聞きながら入る湯もなかなかである。
別府から少し山に入ると由布院温泉があり、ここも世界を代
表する温泉地である。自然に囲まれた町で、おしゃれ
な店があったり、ちょっとしたギャラリーがあったりして、なかな
か粋な町である。下ん湯(混浴露天風呂)などの共同湯も多い。
いろいろな楽しみができる温泉である。
別府や由布院だけではなく、ひっそりとした名湯も多い。
塚野鉱泉は山合いにある静かな湯治場である。薬効が高
いらしく、長期療養のおっさんばかりだった(*9)。
こういうところは本
当に効くような気がするから不思議だ。
(*8)世界一の源泉数: 2,849孔
(2位 由布院: 852孔)、世界一の泉質(11種中9種)、世界二の湧出量:
94,592 l/min(1位: アメリカのイエローストーン)
(*9)背中に竜を
背負った
おじさまと二人っきりになってしまい、ちょいと恐かった。
- 熊本
- 阿蘇山を囲むように温泉が点在している。僕が入ったのは阿
蘇内牧温泉の旅館山王閣である。由緒ある旅館らしいが、
大金を払った割には大したことなかった。が、他にはきっと阿蘇の雄大
な景色を眺めながらゆったりと浸かれる温泉があるはず。
- 鹿児島
- 鹿児島の温泉といえば指宿である。
指宿市にはあちこちに温泉があり、砂蒸温泉が有名である。
が、僕はかつての藩主島津公の別邸に建てられた二月田温泉
殿様湯に入った。浴槽には薩摩藩の紋が入っているというなか
なか厳かな風呂だが、入りに来るのは地元の人達である。
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