ブラックバスの生態

ブラックバスとは

ブラックバス 原産地(アメリカ東北部) 日本名称(オオク チバス)本国アメリカでは バケットマウスバスという。大きな口はバス特有のもので 主食として 魚類(小魚).甲殻類.昆虫類 等を食す 肉食 系の魚である。種類としてノーザンラージマウスバス/フロリダラージマウスバス/スモールマウスバスの3種類に分けられます。

ノーザンラージマウスバス
現在日本で最も多く生息しているバス

フロリダラージマウスバス
アメリカから日本に初めて放流されたバス

スモールマウスバス
綺麗な水でしか生息できない比較的口の小さいバス

バスの歴史


先程の文頭にもある様に バスは本来アメリカから上陸した訳だが 大正14年に 神奈川県(芦ノ湖)に学術研究魚として 日本に 渡ってきた。当初 日本に放流されたバスの数は 80尾だったと言う。 その昔 密放流や流出された事により 現在に至っては 日本各地に分布 している。

バスの習性と行動



バスの習性としては 最も活発化する季節が春〜夏に掛けて水温が 15°C〜20°Cに安定している時で 逆にそれ以下になる 秋〜冬に掛けて は 活性が悪くなる。また バスは肉食で攻撃性が高く 獰猛な魚である 為 ルアー釣りに適した魚だといえる。しかし 本物(餌)と偽物(疑似 餌)を見極める能力が有り 一度釣られたバスは 二度目には 騙されにくくなり(こう言ったバスをスレバスと言う)釣り人を泣かせることも しばし多い。貪欲で攻撃性が高い反面 学習能力を備える 頭のいい魚 であることが言える。

次に四季を通してのバスの行動だが 長い冬はバスにとっては ある意味冬眠状態に入り ほとんど動きません。(つまり釣りにくいと言うこと(笑))全てのバスがそうとも限りませんが 大きなバスや子供の バスは冬の間じっとしていることがほとんどです。

冬の間にも 若い青年バスは大きくなろうと 餌を求め 活動するということもあります。長く厳しい冬の冷え込みが暖み 表層水温が7〜8゜Cにまで上昇すると まだ動きはスローなのですがパスも人間や他の動物達と同様 春を感じ 活動し始めます。

水温が15゜Cを越えると ほとんどの湖で スポーニングが始まります。スポーニングとは 産卵期のことでバスに とっての繁殖期ににあたります。この時期には餌を食べると言う行為は ほとんど皆無で 卵を生んだメスは一週間程で快復し その後小魚等を 追うようになります。

スポーニングが終わり初夏を迎えると 水温は 20゜C前後になり バスにとって最も適水温状態になり 活発に餌を求め る様になります。また一番暑い 真夏の季節になると 水温も上昇しバス にとっても 快適に過ごせない状態となり バスも人間と同様 夏バテを おこします。この時期には まだ水温の上がっていない日の出 日の入り に活動することが多く 日中は陰になる場所で休んでいることが多いです。

秋に入り朝夕の気温の差が激しいこの時期は 湖の表層と中・下層の 水温の差がはっきりしていて バスにとっても 様々な行動パターンの 変わる時期でもあり 秋バスは2パターンに分かれます。ひとつは広範囲に渡って回遊するもの。もうひとつはウィード(水草の根元)やストラクチャー(障害物 または魚の付き場)に付くものの2パターン。 つまり 広範囲に渡って最もバスが点在する時期でもある。

生態リングと存続


近年 バスの異常繁殖により各地の湖で 生態の崩れが問題になって いるが 僕の住む滋賀県(琵琶湖)でも その心配はされている。 ブラックバス/ブルーギル の異常繁殖。これは 琵琶湖だけに限らず 各地の湖で漁をする漁師さん達の死活問題にまで発展しているのだ。

何故なら このバスやギルと言った魚は 鮎やモロコ等の幼魚、稚魚、そ れだけでは飽き足らず 卵まで食べてしまうからだ。この貪欲なまでの 食欲に異常発生し 本来その湖に住む魚達の数が激減し 生態までをも 崩しているのだ。現実問題 琵琶湖でも絶滅した魚種が8種以上にも昇る。

これは もはや漁師さんだけの問題では無く 地球全体の生態の輪自体が崩れかけているのだ。自然界のおきてである 弱肉強食の定説は 最もなことではあるが 不本意に生物全体の生態を狂わせる 人間の 軽率な行動が起こした 結果と言えよう。日本のトキが絶滅した様に また、各地の湖でも同じことが 起こっているのが現状である。

私たちは 人である前に 同じ地球の生物であることを もっと自覚し 意識しなければならないのである。人間の愚かな行動が自然界を破壊し この地球に住む 全生物の命を奪っていることが いずれ我が身に降り懸かると言うことを 絶対に忘れてはならないのだ。


BASS IMAGE CG

釣り人のマナー


ルールやマナーを守ろう


僕がよく行く琵琶湖でも マナーを守らない人達が大勢います。 アキ缶 煙草の吸殻 お菓子の袋 釣り道具(針 ワーム 糸くず)それは もう ゴミ ゴミ ゴミ。釣り人の出したゴミの山である。 近年 バス釣りが爆発的人気となり 日本全国のフィールド(釣り場)は 人で埋め尽くされた。

その昔 釣りは年輩の人のする娯楽だと言うイメージがあったのだが ここ数年に入りルアーフィッシングが各地でブーム となり、釣りの『つ』の字も知らない若者や子供 あげくにはカップルで釣りに没頭するといった事態になった。ルアーフィッシングは疑似餌を 使用する為 気持ちの悪い生きた餌(ミミズやゴカイ等)を触らないで 手軽に釣りが楽しめることが 女性や子供に受け入れられた理由のひとつであろう。

またルアーフィッシングの代表とも言えるバスフィッシング は バス自体、湖や河川、野池に生息する為 手軽に釣りを楽しめると いったことも 流行した要因であるとも考えられる。

しかし 余りにもルールやマナーを知らない人達が多く、使いものに ならなくなった、道具などを平気で捨てていく輩の多いこと。 煙草のポイ捨てはもちろんのこと アキ缶 菓子袋が至る所に捨てられて いるのが現状である。 そういった最低限のマナーを守れないアングラー(釣人)は釣りをする 資格は無いと 僕は考える。

事実 そういったゴミを食べて死に至る 魚。釣糸に足を巻かれ骨折する水鳥。そういった光景は良く見かけるのだ。また ゴミで覆い尽くされたフィールド。このままでは フィールド そのものも無くなってしまう。実際に漁港等では釣り禁止区域も 年々増えてきている。本当に釣り好きな人達の場所をも奪っているのだ 。

そういったことから 釣りをする人は またこれから始めようとする人 は この最低なルール マナーを守り、自分で出したゴミは自分で持ち 帰るということを必ず守ってもらいたい。人としての地球に対する最低限のマナーではないだろうか。