激走三十里
昨年のゼミ合宿から1年がすぎた
今回の幹事はわたくしめ。合宿先に河口湖をチョイス
『合宿から自転車で帰ってくるか』
そんな「ちゃれんじゃーすぴりっと」が沸き上がってくる
(つい研究室でそう言ってしまって、引っ込みがつかなくなったのが真相である)
往きは助手の人の車で。中央道を通りながら
「明日これを帰ってくるかと思うと気が重くなりますね・・・・」
「チャリダーだったら往きも自転車で行かなきゃだめでしょ (^^)」
「・・・・・・(そんなー) (^^;」
といった前ふりをおこないつつ河口湖到着
明日のことなどすっかり忘れてテニスに興じるわたくしめ
宿の鯉料理に満足し、恒例の呑み会も終わる
さあ、明日に備えてゆっくり休むぞ・・・・
「麻雀しようよ、麻雀 (^^)」
「え?いや、あの、明日が・・・・ (^^;」
「いーじゃん、ちょうど3人いるんだよ (^^) (^^) (^^)」
なんとか誘惑を断ち切り、眠りに落ちる(麻雀つきあえなくてゴメン)
翌朝。いい天気である
河口湖の向こうに富士山がそびえたつ
朝食の後、富士山と河口湖を背景にみんなで記念撮影
合宿もおひらきである
「それでは皆様、お気をつけてお帰り下さい」
「あなたが一番気をつけて帰って下さいや」
ごもっともである
もう少し遊んでから帰るというみんなをうらやみながらもチャリにまたがる
湖畔道路を走っていると後ろからクラクションを鳴らされる
あわてて歩道に上がると
「頑張ってね (^^)」
教授であった・・・・
河口湖駅でお茶を買い、大月へ向かう
富士山を背に坂を下っていくわたくしめ。ちょっとしたDHである
お昼前に大月着。このまま中央線で輪講して帰ろうかという誘惑に負けることなく、再び出発
日本三奇橋の一つという猿橋にちょっと寄り道
断崖にはさまれた沢の上を橋が渡されている
さあ、ここからは寄り道なし。一気に大垂水峠にむかうぞ
中央線にそって甲州街道をひた走る
向こうから四人組のローディ。後ろから追い抜いていったローディ
同好の士は他にもいたようである
相模湖を過ぎ、いよいよ大垂水峠
ヒルクライムの開始である
ギアはセンター×センターからスタート
エンドバーを軽く小指で握りシッティングで攻めていく
時速10km程度しか出ない
ゆっくりと、でも確かに前に進んでいる
リアのギアを使い切る。フロントはインナーへ
リアを3段もどし、ダンシングで勢いをつける
再びシッティングに。木陰の道なのに汗が止まらない
ついにインナー×インナー。もう軽いギアはない
立ち止まらず、ただクランクを回し続ける・・・・
『これより東京都』
「おわったー」
最大の難所を越え、軽やかに峠を下っていく
足を休ませながら東へと向かうわたくしめ
高雄を過ぎ、八王子へ。東京に戻ってきた実感がわく
甲州街道を東へ、また東へ
木陰で休んでいるサイクリスト。耳障りな選挙カー
新宿駅南口を通りすぎ、皇居につく
ゴールはすぐそこに
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