父島ヒルクライム
父島に着いた翌日
いよいよ我が愛車の出番である
父島2万5千分の一地図とにらめっこ
周回道路は一周16kmといったところ
最高標高は300mほど。等高線の密集が気がかりである
「まあ、いいや。行っちゃえ!」
無知とは恐ろしいものである・・・
しばらく二見港沿いに走り、床屋さんの横から山道へ
「なんだ、大丈夫じゃん(^^)」
と余裕をこいていたのもつかの間
民家が途絶えた途端に始まるつづら折り
あっという間にギアはセンター×インナーへ
ダンシングを交えつつじわじわと登っていくわたくしめ
道は島の北側斜面へ
左手に澄み切った紺碧の海と抜けるような青空
南国である。他の言葉が浮かばない
長崎展望台付近で小休止
ポカリを飲みながら遠い水平線を望む
再び出発。いよいよ佳境である
つづら折りと10%勾配の連続
「国道246号よりつらいぞ」
ヒルクライムと言うよりは休憩する木陰を探して登っているようなものである
木陰が見つかるたびに小休止を入れるわたくしめ
降りかかる陽光
ギアと風の音だけが通り過ぎていく亜熱帯の森
「あっ!」
野生化したヤギがいる
写真を撮ろうとしたら、もう一頭現れた
ヤギとわたくしめだけしかいない道。なかなかシュールである
お昼前。中央山遊歩道入り口到着
ようやくヒルクライム終了である
長い下り坂を下っていくわたくしめ
カーブと急勾配の連続
スリルあふれるダウンヒル
大分下ってきたところで『和紙っ魚』というお店発見
店の前のテラスにおじいさんがいる
「あの、ここで休憩していっていいですか?」
何も言わず頷くおじいさん
店に入りハーブティーを注文する
暑さで疲れ切った体に染みわたる
「自転車で来たの?」
「ええ、一周してる途中なんですよ(^^)」
「普通の人はやらないよ・・・(^^;」
そういえば宿の人も薦めなかったな・・・・
和紙っ魚に別れを告げ二見港へ向かう
沈船「濱江丸」を眺めながら湾岸道路を行く
トンネルを抜け海洋センターへ
宿に到着。シャワーで汗を流す
「あ、お帰りなさい。本当に行ったんですか?」
「ええ。結構きつかったですよ」
「夏にやる人はまずいないんですけどね・・・・」
でしょうねえ
表紙へ