| アーチーズナショナルパーク(走行総マイル数約1300マイル) |

3泊4日でちょっとドライブにいってきた。目的はユタ州にあるアーチーズナショナルパークに行くためだ。今住んでいるデンバーから,ロッキー山脈を超えなければならない。もちろんインターステイトを使うのだが。
8月15日
今日は,ロッキー山脈の向こう側にある小さな街(グランドジャンクション)を目指す。一度ロッキーマウンテンナショナルパークをまわったことがあるのでなんとなくはわかっていたが,そんな事はなかった。「ロッキーはでかい!」ひたすら山道(もちろん高速道路)何時間経っても山から出ない。結構なスピード(70マイルくらい,約110キロくらい)で走っているにもかかわらず、4時間くらいロッキーの中を走りつづけた。丁度ピークと思われるところをすぎると今までいやというほどあった木が徐々になくなってきた。しまいには木がなくなってしまった。草だけ生える丘みたいな山が永遠と連なっている。自動車の運転は好きなほうなのだがすでに嫌になってきた。単調すぎるからだ.高度計で今の標高を測ってみるとまだ2000メートル近くある。ひとまず休憩するためにラブランドというなにもないレストエリアに車をとめた。家からおにぎり&お茶&ポテサラ持参できたのでそれを貪り食った。もう少しの辛抱で目的地グランドジャンクションだ。タバコを一服,さぁ出発!
グランドジャンクションに着いたのが夕方の4時くらい,しかし降りる出口を間違えた。モーテルが見つからない。日が傾き出してきた。やばい!まだモーテルにたどり着けない。地図を片手にグランドジャンクションをぐるぐるとさまよう。途中,メサステイト大学を横目に見る.あまり魅力を感じる大学ではなかった。町をさまよい始めてから30分、やっと目的のモーテル発見。良かった!これでひとまず運転から解放される。モーテルにチェックインした後,近くのファミレスで食事をとる。ちなみに僕が食べたのは,いかにもアメリカンフード・・・・・。おっと,今日は僕のお気に入りテレビ番組”X−FILE”のある日だ。もちろん見逃すはずがない。ビール片手にモルダーとスカリーの活躍を堪能する。もうすでに10時を回った。明日のために体力を残しておくためにはこれくらいにしておくほうがいい。寝ることにしよう。
8月16日
珍しく早起きをした。6時半だ。今日はナショナルパークを目指す。大した距離はない。うきうきする。下調べをしたのでどのようなところかはある程度知っているつもりだ。インターステイトを使って,ユタ州に入る。途中から一般道に入り,田舎道を走る。周りになにもない。しばらく走ると,渓谷の中を走る事になった。まさに「インディージョーンズ」の世界.途中で写真を取りまくる。アーチーズナショナルパークの玄関口にあたるモアブという町で簡単な食料と水を買う。いい人ばっかりである。僕の住んでいるデンバーの人達とはまた違った印象を受けた。
ナショナルパークにはいったのが丁度昼、ゆっくりまわる事ができる。アーチーズナショナルパークと言うだけあって,アーチ型の岩がいたるところにたくさんある。最終目標のデリケートアーチは,トレッキングしなければたどり着けないようになっている。片道1時間半のトレッキングにもかかわらずかなり疲れた。周りに木が無く,暑さのせいだと思う。ちなみに天気予報では37度くらいだといっていた。
ナショナルパークを出て,予定ではそのまま帰路につくはずだったのだが,なぜかソルトレイクシティーを目指す事となる。ソルトレイクシティーを目指す途中のインターステイトでストームに出くわす。雨は土砂降り,稲妻がそこら中で鳴り響く。雨のせいで赤土が舞い上がり幻想的な自然の光景を目の当たりにする。口ではうまく説明できない。とにかく凄いとしか言いようがない。走行を続けるうちにこの嵐から抜けられ再び太陽と対面。この時時間はすでに午後6時近くを指す。急がなくては日が暮れてしまう。とにかく急ぐ。 午後7時30分過ぎやっとソルトレイクシティーに到着。しかしまた降りる出口を間違える。モーテル探しのためにソルトレイクの街をさまよう。街は2002年のオリンピックに向けてのためか,至る所で工事が行われており,そのため至る所が一通や通行止めになっておりこれがモーテル探しを困難にする。それから辺りが薄暗くなった約1時間後やっとモーテルにたどり着きチェックインする。この日の夕食は近くのマクドでドライブスルーして部屋で食べる。今日はとにかく疲れた。なんせ気づけば400マイル強走ったからだ。デンバーから持参したビール(もちろんクアーズビール)を飲みながらモルモン教の聖書片手に寝てしまう。(うそ)


8月17日
朝10時起床。朝食にグランドジャンクションで購入したものすごく甘そうなドーナツを食べる。本当に甘かった。しばらくして胃もたれになる。ぐるっとソルトレイクシティーをまわった後、せっかくソルトレイクにいるのだから,モルモン教の総本山”テンプルスクエア”行かなければ、というわけで行く事になった。テンプルスクエアに行く前に少しソルトレイクの街を歩く。なかなかきれいな街並みである。歩いてるうちにテンプルスクエアが視界に入る。高い塀に囲まれたでかい教会である。さすがモルモン教の総本山というだけある。写真でもとって、いったという記念にしようとカメラを握り締めて入ったはいいものの、誰一人として写真を取っている人がいない。そらそうである。一応信者にとっては神聖な場であるから。なにをしていいのかわからずうろうろ中をさまよっていると、「日本人の方ですか?」という日本語が耳に入った。声のしたほうを見るとなんと日本人の信者がいた。彼女(結構若い?)は、なにやら今から大聖堂でパイプオルガンのコンサートがあるので是非聞いていってくれといっていた。あまり気が進まない。というより実はちょっと怖かった。それにパーキングもそれほどコインを入れていないのでそろそろ車のあるところまで戻らなければいけない。結局簡単に写真をとって引き返す事となった。
さて、これからワイオミング州に入ってデンバーに帰らなければならない。しかし、ワイオミングは生まれて初めて行く州である。ちゃんとした地図を買わなければ!おっと、幸運にもテンプルスクエアの前にちょっとでかい本屋あるではないか。これは、ひょっとしてモルモンの神様のおかげか?!とりあえずそこでちゃんとしたロードマップをゲット!さあ、気合十分!というわけで帰る事になった。ソルトレイクシティーからワイオミング州に入るまでの距離はそれほどでもない。この日はワイオミング州にある小さな街ロックスプリングという町まで行くことにした。距離にして200マイル(320キロ)くらい、さほど?大した距離ではない。(徐々に距離感が麻痺しつつある・・・・)とにかくワイオミングに向けて90マイル(145キロ)でインターステイトをかっ飛ばす。2時間ほどしてユタを無事抜けワイオミングに入る。な、なにも無い・・・・一言で言ってしまえばこうなる。ワイオミングに入って1時間ほどしてやっとちょっとした町が見えてきた。とりあえずそこにあったケンタッキフライドチキンで昼食をとる。メニューにバッフェと書いてある。ケンタッキーってバイキングあったけ?と考え込みながらバッフェを注文した。あまり食欲が無いがなぜかチキンを2ピース食べる。胃もたれがさらに悪化した。この町はワイオミングで初めて足を止めた場所という事でたまたま近くにあったアメリカの国旗の前で記念撮影をする。再びインターステイトにのりロックスプリングを目指して車をかっ飛ばす。なんの変わり映えもしない景色とただ馬鹿みたいに続く直線の道に退屈しながらもなんとか気合で目的地ロックスプリングになんとか到着。モーテルにチェックインしてしばらく体を休ませる事にする。しばらくしてモーテルにあるジムを利用してなまった体をほぐす。体を動かしたせいか腹が減ってくる。時間もちょうど夕食時になったので、モーテルの近くにあるArby゜sという僕のお気に入りのハンバーガー屋でテイクアウトして部屋で食べる。マイケルキートン主演の日本人をちょっと?こ馬鹿にした映画を見ながらいつのまにか寝てしまう。
8月18日
今朝は起きるのにとても苦労する。。やはりこの旅の疲れがピークに達しているのだろう。なかなか起きる事ができなかった。結局7時に起きる予定が8時になってしまった。だが、今日は、なにがなんでもデンバーに帰らなければならない。簡単な朝食を摂り、さっさとチェックアウトする。近くのガソリンスタンドで、ガソリンをいれ、汚くなったフロントガラスをきれいにする。ガソリンを入れた後、横の駐車場に止めボンネットを開ける。なにもエンジンに異常は無い。良かった!このまま無事に故障も無くデンバーに帰る事ができると確信する。インターステイトにはいり、ロックスプリングを脱出、ただ、ただ、単調な道をうんざりしながらも走りつづける。昨日から感じていたのだが、やたらトラックが多い。普通の車よりもトラックのほうが多い。結構なスピードを出しているトラックもいる。彼らにあおられたらとてつもなく怖い。インターステイトの横を貨物列車が走っている。やたらに長い!いったい何メートルあるんだ?日本では絶対にできない長さだ。
ちょうど昼頃、ワイオミング州の州都であるシャイアンに到着する。この街にはワイオミング大学があるらしい。しかしながら、あまり魅力を感じない。シャイアン市民の方には申し訳無いのだが、特に山らしい山も無くのっぺりした丘のようなものがまわりにあるだけの特徴の無い街である。まぁ、とにもかくにもインターステイトをおり、適当にファミリーレストランで昼食を摂る。早くデンバーに帰りたい気持ちが次第に大きくなってくる。ファミリーレストランを出て、すぐにインターステイトに戻り、コロラド州を目指す。ここからだと1時間もすればコロラド州に入る。
コロラド州に入るといきなり風景が変わりだす。ちらほらと農家らしい家がまわりに見え始め、徐々に自動車の量も増えていく。今までほとんどワイオミングナンバーしか目にしなかったのに、コロラドに入ったとたんにコロラドナンバーばかり目にするようになる。僕のお気に入りFM局KOSI101にチューニングしてみる。即、音楽が耳に入ってくる。本当にコロラドに戻ってきたという喜びを実感する。フォートコリンスに入るとさらに街らしくなってくる。自動車の量もさらに増えていった。デンバーに入って、とうとう渋滞にまきこまれてしまう。「デンバーは都会」とあらためて実感。渋滞を無事抜け、やっと念願の自分のマンションに到着。マンションに着いたとたん、今まで張り詰めていたものがふっと切れどっと、疲れが出た。
以上で今回のアーチーズナショナルパークの旅は終わった。それから今回の3泊4日の旅でホント良く走ってくれたMAZDAのPROT‐EGEに感謝!
99年8月15日から18日