ライズをしているがドライフライを無視するマスは結構多い。
今回はこのような場合の話です。
私はドライフライの釣りが好きでその魅力に強くひかれています。
気難しいマスをドライフライで釣りたいと思い、
まったく無駄な時間をいつも費やしています。
そんな中でもドライフライではどうしても釣れない状況があります。
マスが餌を取る場所は水面、水面下、
まれに水面の上まで飛び上がって餌を取ります。
めったに無いのですが水面に落ちる前のドライフライをマスが取ることもあります。
空中でフライラインがマスの勢いで横に動きます。これにはまったく興奮させられます。
さて年間を通じてマスはほとんどの場合水面下で餌を取っていると思います。
ドライフライで釣れる状況はかなり限られています。
だからこそドライフライにこだわっています。
水面に浮くフライの限界はどこまでなのか、
なぜかマスを釣りに行くたびに試してみたくなります。
これから紹介する方法はマスをドライフライを使って
どんな時でも釣ると言う意地を張った釣り方です。
ニンフでもウエットでも同じように釣ることができます。
ニンフのエマージャーを使った方法に似てますが、
しかし......あくまでもドライフライを使っています。
ドライフライに興味が無くライズを繰り返しているマスは
水面下スレスレで餌を取っていると思われます。
見かけは水面で餌を取っているように派手なライズですが。
水面上に飛び上がるマスも実際は孵化する昆虫を
水面下で追いかけた勢いで水面上に飛び上がるだけで
水面漂う昆虫を取っているわけではありません。
使うドライフライにはパラシュートの#14,#16#18が適しています。
ウィングとして白いカーフティルを使ったものです。
ウィングの白いカーフテールは孵化する昆虫の殻に似ているためでしょうか。
今までいろいろ試したのですがこのパターンが一番良いと思います。
フライのドレッシングは薄くして、
フロータントはつけず、
フォルスキャストでフライを乾かしながら使います。
そのためドライフライといってもかなり沈みやすくしてます。
逆に浮きやすくすると
沈めたくてもフライが水面を引きずるだけになり水面下に沈みません。
初めて使う場所のマスにはかなりの効果が期待できますが、
キャッチアンドリリースの場所では
次第に効果が無くなる欠点があります。しかし試してみる価値は十分あります。
学習効果がマスにつく前までに、
かなりの気難しいマスを釣ることが出来ると思います。
試してみてください。


の位置は
立っている場所。オレンジ色の線はフライラインです。上流にリーチキャストします。
図の場合、流れは手前が速くて、離れた場所は遅くなってい
る状況で説明します。
逆の場合もあります。
この印はフライを本来のドライフライとして使う場所です。ここで当たりがあることもあります。
この場所から手前の流れが強いためフライラインをメンディングしても
ドライフライは沈みかけます。
そこでフライラインを下流側に大きくメンディングして
フライが
フライラインで下流に強く引かれるようにします。
この場所からフライは水面に沈みます。
しかしまだ少し水面に浮いているのでロッドを立てるか
またはフライラインを引いて積極的に水面に沈めます。
フライはここで完全に水面下に沈めましょう。
この場所がマスのライズしている場所です。
この位置でフライが流れを横切るようにします。ウエット、ニンフと同じです。
この位置がターゲットです。
マスの前で何かが急に横切る。
ましてマスはドライフライが水中に入ったことに気づいていない。
マスの当たりはフライラインが強く引かれるので分かりやすい。
最後はライジングをして終わります。
この方法で駄目な場合はニンフやウェットで釣りましょう。しかし、この方法、
ドライフライとニンフ/ウェットの釣り方を同時にできるので
私はかなり気に入っています。