上高地 2002.10
10月の連休を利用して久しぶりに上高地を訪れた。紅葉の時期に訪れるのは初めてである。
夜、東京を出発、沢渡の駐車場でしばらく仮眠し、朝一番のバスで上高地に入った。
昔と違って、バスはすべて座席いっぱいで出発するので立っている人はいない。道も整備されて
快適である。大正池で下車し梓川に沿って歩き始める。朝日が焼岳に当たりはじめた。
大正池のなかの枯れ木がずいぶん少なくなって2,3本しかなく、昔のイメージはない。途中、
その日の宿である上高地温泉ホテルに立ち寄った。喫茶室の窓から梓川の向こうを見上げると、
霞沢岳や六百山がそそりたっている。
梓川の周辺にも朝日があたりはじめ、木立からいっせいに水蒸気が煙のように立ちのぼってきて、
幻想的な光景がみられた。河童橋から明神池まで足を伸ばし、嘉門次小屋で賞味した岩魚の
塩焼きはなかなかの味。帰路は梓川の右岸を歩いて宿にもどってきた。
翌日の早朝、田代池まで撮影に出かけたが、カメラマンが多く、いい位置での撮影ができなかった。
30年前、11月下旬、蝶が岳から下山したとき、村営の管理小屋にとめてもらった。そのときの記憶
をたよりに梓川周辺を歩いているとたしかに当時の面影を残した建物を見つけることができた。当時、
徳沢に到着したときはすでに日が暮れていて、テントをはり幕営の準備をしようかと河童橋のあたりを
歩いていたところ、この小屋のあかりを見つけ、お願いしたところこころよく泊めていただいた。
かなり疲れていたので本当にありがたかった。
大正池からの前穂高岳と明神岳
河童橋付近から
上高地温泉ホテルから
上高地温泉ホテルから



村営冬季管理小屋
田代池
田代湿原
田代湿原から穂高連峰