■文庫本 / bunkobon■

■文庫本である。単行本でもなく、ノベルズでもなく、文庫本。この情報化時代(古い!今では、IT時代と言ってるようだが)本の資産価値は極めて低い。ましてや、文庫本などそのものズバリ、紙くずに等しい。かつて、家を立て替えの際、やむなく、処分した文庫本、約500冊。古本屋に出して、悲しい思いをした。昔の文庫本はバーコードが入ってなく、古本市場でも不可とのこと。「邪魔なら、引き取りだけはしますが...」の言葉に了承するほか、すべはなかった。
それにもめげず、買いつづける文庫本。いくら、小遣いが少ないから、文庫本しか買えない、と言っても何冊も買ってれば支出はかさむ。でも、本はいろんな場所、いろんな時代そして、私にヒーロー、刑事、犯罪者?の役をふってくれたり、傍観者としてかんがえさせたり....次は何を読もう...

今、読んでる本・最近、読んだ本

■乃南アサ  「ボクの町」 新潮文庫
ご存知「凍える牙」で直木賞受賞の乃南アサ。これまでには「凍える牙」「トゥインクルボーイ」しか読んだことはなかったが、これまでのサスペンス物?と違ったコメディタッチの読みやすい1冊。
■ディーン・クーンツ  「嵐の夜」 扶桑社ミステリー文庫
クーンツの初期作品5作。サイコ・サスペンス、モダンホラー...どうジャンル表現すればいいのか。とにかく、おもしろい。
■横山秀夫  「陰の季節」 文春文庫
第5回松本清張賞受賞、表題作を含めた、県警シリーズ。新タイプの警察小説。
■高任和夫  「架空取引」 講談社文庫
銀行系リース会社・審査部の左遷帰りの中年管理職を主人公にした経済サスペンス。金融界の実状を知らされた気がする。
■浅田次郎  「プリズンホテル4 春」
プリズンホテル・シリーズ最終巻。日本文芸大賞に我らの木戸先生がノミネート....果たして結末は...
■金子みすず 「金子みすず童謡集」 ハルキ文庫
なにかで、「大漁」の詩をみかけ、読みたくなった。表面上の世界だけでなく、その反対の世界への目の向け方?深い。  ”何万の鰮のとむらい、するだろう。”
■宮部みゆき  「堪忍箱」  新潮文庫
時代物、8編。江戸時代における「名もなく貧しく美しく」生きる人々のひとこま。脚本家、金子成人の解説あり。私も脚本家だったら、シリーズもの考えるよなあ。
■宮部みゆき  「天狗風」  講談社文庫
霊験お初捕物控の第2弾。江戸時代に超能力をもった少女がいたら....そんな、設定がいいね。これが、単なる捕物帳に終わらない人情物、内面描写も描きやすくしてるみたい。
■手嶋龍一  「1991年日本の敗北」  新潮文庫
現在のNHKワシントン支局長。湾岸戦争の中で日本は何をしたのか、130億ドルもの拠出をしながら、世界からの評価は...日本外交の欠陥。今回のアフガン問題での対応も考えさせられる...

好きな作家たち

■宮部みゆき
私の大好きな作家。出始めの頃はちょっと、ホラーっぽいと言うか、超能力物というか、その頃も良かった。昨今の時代物これがまたいい。山本周五郎ばりの人情物というかなんというか....
■内田康夫
これまた、大好き。浅見光彦シリーズが好きなんです。読みやすいから、一時期は一日1冊ペースで読んでたことも。TVシリーズ、身長は小さいけど水谷豊が好きなんだけど...
■浅田次郎
やくざを面白おかしく扱った、「きんぴか」「プリズンホテル」。ほんと、わらかしてくれます。かとおもうと、「日輪の遺産」、直木賞受賞作「ぽっぽや/鉄道員」と幅広くこなす筆力....
■真保裕一
ご存知、「ホワイトアウト」で有名。講談社文庫は小役人シリーズ?新潮文庫の「奇跡の人」これはちょっとかわった自分探しミステリーで、良かった。スポーツの世界を角度を変えて描いたのが「トライアル」。5・6冊、行方不明になってます。

■ディーン・R・クーンツ
今や?スティーブ・キングと並ぶミステリー・サスペンス・ホラー作家。好きなんですこの手の本が。本じゃ読んでないけど、映画「デモン・シード」もこの人の作品から。

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