2000年3月にインフレータブルボートからFRPハードボートに替えたのかを整理してみる。
◎値段が安い。
1992年当時は今のように普通のサラリーマンが簡単に買えるような値段のボートが少なく、手ごろな価格のインフレータブルに目がいくのは当然である。また、初めてのエンジン付きボートであること、それほど釣りに行ける家庭状況になかったこと、などもあり、「それほどお金をかけたくない」という気持ちが強かった。選択条件の第一は値段であった。
アキレスBR-320+スズキ2スト8PSエンジンで25万円位だったはず。これでも結構思い切って買った方である。
◎置く場所をとらない。
当時は宿舎に住んでいたこともあり、置く場所が限られていた。小さな物置に入れておけるようなボート=インフレータブルボートに限定されてしまっていたのである。
◎どこにでももって行け、使うことができる。
ゴムボートだけであればどこにいても利用で来るというメリットがある。夏は海水浴でも利用できるし、出航する場所も狭いところ、岩場などからも可能である。
◎組み立てるのに時間と手間がかかる。
電動コンプレッサを利用しても、全ての気室を満杯にするには結構時間がかかり、木製船底をきちんとはめ込むのも、気温が低いときは手がかじかんでしまい、すんなり行かなかった。組み立て方が悪かったのかもしれないが、一仕事だった。
◎撤収に時間と手間がかかる。
釣りを終わってきてしまうとき、砂を落とし、濡れた部分を少し乾かすとなると、またまた時間がかかるのである。洗って、砂が付かないコンクリートブロックなどに移動させるなど、一人で作業をするのは結構しんどかった。
◎返ってきてからの洗いと乾燥に時間と手間がかかる。
一応たたんできたボートを出し、多少ふくらませるなどして水洗い、その後乾かして、それからたたんで仕舞う。これが一番時間と手間がかかった。これらのために、ボートを使う気が少しずつ失っていったような気がする。
◎風に弱い。
風が少し強いと流され、アンカーをあげている間に相当流されたことがあった。もう少しで他のボートにぶつかる所だった。やり方もまずかったのだろうが、相当距離があったのにぶつかるようになるのは、かなりの問題である。アンカリングして釣っていても風の向きが変わるたびにかなりの距離を移動してしまい、
向きが変わってしまったりで釣りづらかった。強風の時、防波堤の陰にいたのだが、風のためにアンカーロープが切れてしまったことがあった。切れたとたん、かなりのスピードで流されてしまった。ロープが切れてしまったのは、普段の点検が悪かったことを意味するが....
◎波に弱い。
風が強く波立った港内でのこと。打ち返しの波も加わった、数メートル幅の波の中では、凌波性が悪いゴムボートでは厳しく、びしょぬれで何とか返ってきたことがあった。少しアクセルをふかすとひっくり返りそうになり、ゆっくしる走れば波をかぶる状態だった。これには正直まいった。ハードなバウとキールを持っていれば「波を切り裂いて走れるのに」との思いを強くした。
◎空気漏れ
ほとんど一人で使っていたので、ゴムボートを組み立てた後はどうしても引きずって移動させなければならなかった(今ならその為の道具も簡単に手にはいる)。 何回も繰り返しているとハイパロンで何層ににもなっているのにも関わらずキール部分から空気が漏れるようになってしまった。修理して使うか、それとも新しくするかの選択が迫られた。
◎エンジンのメンテナンス不足
2サークルエンジンはメンテナンスが簡単だったが、ちょっと失敗してしまい、前進・中立・後進の切り替えがうまくいかなくなってしまった。ボートもエンジンも修理が必要になってしまっては、選択肢は決まってしまう。
以上のことから、次の基準を考えた。
1.新しいボートを買うこと
2.予算は200万円程度
3.トレーラブルボートであり、けん引免許が不要なボート
4.家の駐車スペースに置けること(幅が2メートル以下が条件)
5.制限の上限であるボートが良い(17フィート以下で細身のボートに制限される)
6.そこそこ遊び心もあるボート
7.家から近いところに店舗があること
これらをもとに雑誌やボートショーで見たりして、ヤマハSRV17−TRが候補になった。