ジェットスキーを始めよう!!

Contents

  2000年夏にジェットスキーを始めた私が、Q&A形式でジェットスキーの楽しさをご紹介していきます。興味を持ってくださる方が増え、ジェットスキー人口が増えることを願っております。


 Q1  ジェットスキーってどんな乗り物?
 Q2  ジェットスキーにはどんな種類があるの?
 Q3  スタンドアップとシットダウンの違いは?
 Q4  どんなメーカーがあるの?
 Q5  ジェットスキーをやってみたいんだけど(始めたいんだけど)
 Q6  ジェットはどこで保管するの?
 Q7  ジェットはどうやって海、湖、川まで運ぶの?
 Q8  ジェットってどれくらいお金がかかるの?
 Q9  今までどんなトラブルに遭ったことあるの?(初心者ならではの失敗談をお伝えします。私の体験談^^;)
 Q10 JETを買おうと思うんだけど、どれを買ったらいいの?(チャート式であなたにピッタリのJETを提案します。)

  ・・・まだまだUPしていきます。

Q1 ジェットスキーってどんな乗り物?

 水の上を走るバイクのようなものです。一般的には水上バイク、あるいは水上オートバイ呼ばれています。小型モーターボートも含めて、パーソナルウォータークラフト(PWC)と呼ばれることもあります。

 「ジェットスキー(jetski)」というのは、川崎重工業(株)の登録商標なので正確にはカワサキ製の水上オートバイのことのみを指します。他にヤマハ発動機(株)製の水上オートバイもあり、これは「マリンジェット」といいます。(注1)
 「ジェット」、と名づけられているのは、その推進方法からです。つまり水上オートバイは、船体の底から水を吸い込み、後方のノズルから勢いよく水を噴射(ジェット水流)することで進むからです。このため、ジェットスキーのこと、単に「ジェット」と呼ぶこともあります。

 日本国内でジェットを操縦するには、特殊小型船舶(水上オートバイ)操縦士免許が必要となります。
(*これまでは、水上オートバイに乗るには五級以上の船舶免許を所有していればOKでしたが、2003年6月に免許制度が変わり水上オートバイ専用の免許(特殊小型船舶)を所持していないと乗ることができなくなりました。水上オートバイの操縦法はそもそも一般船舶の操縦法とは全く異なり、不慣れな人による事故が相次いでいた点が、免許制度改正の一つの原因だったようです。もちろん他にも理由はありますが。)

(注1)英和辞典「リーダーズ」には、「jetski=ジェットスキー、水上バイク」と載っています。水上バイクを最初に開発したメーカーがカワサキであったこと、また、ジェットスキーといえばほとんどの人に通じる、といったことから、「ジェットスキー」は一般名詞になりつつあるといえるでしょう。


Q2 ジェットにはどんな種類があるの?

 ジェットには現在(2003年)のところ、1人乗りから4人乗りまで発売されています。1人乗りタイプは、立って乗るものです。このため、スタンディングタイプ(standing type)、スタンドアップ(stand up)、あるいは、シングルタイプ(single type)ということもあります。一方、2人乗り以上は座って乗るため、シッティングタイプ(sitting type)、ランナバウト(runabout)、シットダウン(sit down)、タンデムといいます。海外では、一人乗りを、「ジェットスキー」、二人乗りを「ウェーブランナー(Waverunner)」と呼ぶことが多いそうです。

 国内販売台数からいえば、圧倒的にシッティングタイプが多いです。聞くところによると、8割以上がシッティングタイプとも言われます。この理由は、Q3に述べますようにシッティングタイプの方が、乗るのが簡単で、また、ウェイクボード、バナナボートも楽しめるなど遊びの広がりが大きいためでしょう。現在発売されている一人乗りのジェットは、カワサキJS-800SX-R、ヤマハMJ-700SJ、ポラリスの3種のみあるのに対して、シットダウンモデルは10種以上発売されており、頻繁にモデルチェンジされていることも、シットダウンモデルの人気の高さを裏付けています。スタンドアップモデルは若干の改良はされているもののほとんどモデルチェンジされていません。ヤマハのSJは10年近く前に発売されたモノです。それほど完成度が高いともいえるかもしれませんが。カワサキもしばらくモデルチェンジしていなかったのですが、2003年にフルモデルチェンジをしました。それがJS-800SX-Rです。雑誌などの記事を読む限りでは、船体が大きくなり安定性が増したそうです。初心者にも乗りやすくなっているようです。これからスタンドアップモデルの人気も盛り返してくるかもしれません。

Q3 スタンドアップとシットダウンの違いは?

メリット デメリット
スタンド
アップ
(1人乗り)

1.船体が安い
2.工夫すれば一人で上げ下ろしできる。
  つまり、一人でも楽しむことができる。
3.シッティングタイプにはない、
 ライダーとジェットが一体となる爽快感が
 味わえる。
4.乗りこなしたときの達成感がある。
5.さらに技術があれば、フリースタイルのように
 宙返りしたり潜ったりと、派手なアクションが
 できる。

 →飽きが来ない。

1.乗りこなすのにある程度の技術を要する
 (乗るのが難しい)
2.一人でしか楽しめない
3.長時間乗っていると疲れる。
4.引き物(チューブやバナナボート)が出来ない。
 →全く不可能ではないが大変危険なのでやめましょう。
シット
ダウン
(2人乗り
以上)
1.安定性に優れているため、簡単に乗ることができ、
 めったなことでは転倒しない。
2.友人らと楽しめる
3.チューブ、ウェイクボード、バナナボートなど、
 いわゆる引き物を楽しめる。
4.魚釣りもできる(トローリングもできる?)
5.荷物を多く詰めるタイプでは、
 無人島に行きキャンプ等をすることもできる

1.船体の価格がスタンドアップよりも高い。
2.一人で上げ下ろしするのは困難。


Q4 どんなメーカーがあるの?

 

 国内メーカーでは、カワサキ(川崎重工業)、ヤマハ(ヤマハ発動機)がジェットを製造しています。また、最近アメリカで、ホンダがジェットを発売したとの情報もあります。
 海外では、カナダのseadoo(シードゥ)が有名です。その他、ポラリスもあります。日本の海や湖でよく見かけるジェットは、カワサキ、ヤマハ、seadooの3つしかないと思ってもよいでしょう。

Q5 ジェットを始めるにはどうしたらいいの?


 とりあえず、体験したいという人は、まずはジェットを持っている友人を探し、乗せてもらいましょう(但し操縦はできませんよ^^)。もし周りにジェットをやっている人がいなければ、レンタルジェットをしているボートショップで乗せてもらいましょう。もちろん免許がないと操縦することはできません。インストラクター付きということになります。*海外ではジェットに免許は不要です。ハワイ、グァム等に旅行の予定がある方は、ぜひチャレンジしてみましょう。

 ジェットを体験して、ぜひこれからジェットを続けたいと思ったら、まずは、免許を取得しましょう。日本では船舶免許を所有していないとジェットを操縦することはできません。免許は、ジェットやボートを販売しているお店に行けば、紹介してもらえます。

Q6 ジェットはどこで保管するの?

 自宅で保管するか、マリーナに預けることとなります。自宅で保管する場合、マイカーが1boxカーならば車内保管でもいいでしょう。トレーラーの場合は牽引車と2台分のスペースが必要となります。マリーナで保管する場合は保管料がかかります。場所にもよりますが、ひと月で\5,000以上はするでしょう。


Q7 ジェットはどうやって海、湖、川まで運ぶの?

 ジェットの運搬方法にはいくつか方法があります。それぞれ一長一短ですが、トレーラーがお奨めです。なんと言っても、ジェットをしないときはマイカーを普段通りに使うことができるからです。車を2台持つ余裕のある人は1ボックスでもいいかもしれませんね。
 ちなみに私は、ハードトップセダンで、トレーラーを牽いています。

メリット デメリット
トレーラー

・直接海に漬けることもできるので、
 ジェットの上げ下ろしが楽。
・トレーラーに乗せたままジェットを洗えるので、
 いちいち移動する手間がない。
・ジェットをしないときは、牽引車は普通に使える。
・今乗っている車を買い換える必要がない
 (牽引車にできる)。

・トレーラーの保管場所が別途必要。
・トレーラーの購入代、車検、税金等、維持費がかかる。
 (ナンバーが必要)
・牽引車側にヒッチメンバーを取り付ける必要あり
・運転しているときにトレーラーを意識する必要がある。
・ジェットに雨、風が直接当たる。

1ボックス ・車1台分の保管場所があればOK
・運転は通常と同じ
・保管時、雨に濡れない
・ジェットをおろした後は、車内で着替えたりできる。
・ジェットを洗うときに車から出さなければならない。
・大型のジェットでは車内に入らない場合がある。
・ガソリン、オイル、潮の匂いがこもる。
・車内が狭くなり、ほとんどジェット専用となってしまう。
・重量物をいつも積んでいることになり、
 安全性、燃費等の面で懸念がある
ピックアップ ・濡れたウェットスーツやジェットスタンドを
 そのまま荷台に載せることができる。

・荷台に載せるのに工夫を要する。
・ジェットに雨、風が直接当たる。

*トレーラーの場合、牽引車側にヒッチメンバー(いわゆる牽引フック)を取り付ける必要があります。これにはコンセント等の電源供給源を付ける必要があります。トレーラーのターンシグナルランプ、テールランプ、バックランプウ等を点灯させるためのものです。

 ヒッチメンバーは、牽引車がSUV(スポーツユーティリティビークル;ハイラックスやパジェロなどの四輪駆動車)の場合、既製品が多く出ております。値段は材質にもよりますが(スチールに塗装、あるいはステンレス鋼など)、\40,000〜\80,000でしょうか。私の場合、乗用車ということもあり、既製品で販売されていなかったため、ジェットを購入したマリンショップに頼んで、ステンレス鋼で作ってもらいました。特注品のため\150,000ほどかかってしまいました。(下写真参照)
 


        ヒッチメンバー(牽引フック)

ローダウン仕様のため下をこすらないように、バンパー、マフラーぎりぎりに作っています。そのため走行中、マフラーが揺れてヒッチメンバーに当たり、ガコガコと音がします
(^^;)

         トレーラーを連結した状態

 左の写真にはありませんが、コネクタ(電源)を取り付けています。
 チェーンも付けて、万一のトレーラーの脱落に備えます。



Q8 ジェットってどれくらいお金がかかるの?

画像UP予定! 小型特殊船
舶操縦士免許
 なんといってもこれがないと必要です! 

ジェット専用の免許です。2003年の免許改正により新たに設けられました。
ジェットしか乗らない人には便利になりました。
\50,000程度?

kawasaki
JS750SXiPro(C3)
ジェット本体  最初は友人のを借りてもよいでしょう。
免許を取ると、
 マイジェットが欲しくなります(^^)
新艇
 \900,000〜

中古
 \数万〜?

MOBBY's
ライフジャケット  必須です。
数年前に規制緩和され、デザインの自由度が広がり、またホイッスル等の装備も不要となりました。(とはいえ、ホイッスルくらいは身につけておきたいものです。)
\10,000〜\20,000
画像UP予定! ガソリンタンク  ジェットのガソリン運搬用です。金属製の認可品を使いましょう。できれば腐食しにくいステンレス製がよいでしょう。
 赤色のガソリンタンクもホームセンターなどでよく売ってますが、スチール(鉄ね)に塗装しただけなので傷がつくとすぐに錆びてしまいます。錆びの混じったガソリンを入れるのはよくありません。
*ポリタンクに入れて運んでいる人もいますが、ガソリンをポリタンクで携行するには法律違反です。
良心的なガソリンスタンドでは、ポリタンクには給油してくれません。
\15,000程度

MOBBY'S
ウェットスーツ  これはなくてもOKですが、怪我防止の面からは着用したほうがいいでしょう。冬に乗る場合はドライスーツも必要です。

 *私はウェットスーツを購入したのですが、夏は海パンのみで乗っているためほとんど着る機会がありません。冬はウェットでは寒いし。セミドライまたはドライスーツを買っておけば良かった・・・
\70,000程度

MOBBY'S
グローブ  怪我から守ります。また、滑りを防止します。 \5,000

AC/DC
ブーツ  怪我から守るほか、ライディング中のすべりを防止します。 \10,000
ホイッスル  異変を周囲に知らせるためのホイッスルをライフジャケットに付けておきましょう。海上では人の声は聞こえのいくいものです。 \300〜
画像UP予定! タイダウンベルト  輸送中のジェットを固定するベルトです。1本でもいいですが、2本あれば安心です。 \1,000〜
画像UP予定! ジェットスタンド  ジェットをビーチに上げておくときに必要です。なくても構いません。
 砂浜に乗り上げているJETをよく海岸で見かけますが(休憩のとき)、船底に傷が入ります。私にはできません。海の場合、波が高くて係留ブイで固定できないときに使うとよいでしょう。
\10,000〜
画像UP予定! 係留ブイ   ジェットをビーチに上げずに海上に置いておくときに必要です。当然ですが、錘(アンカー、おもり)が下に付いています。
 波が高いときは、よほどアンカーが重くないと流されてしまいます。そのようなときは、上のジェットスタンドを使いましょう。
\3,000〜

FACTORY ZERO
ジェットキャリー  ジェットを載せる台車のようなものです。ジェットを海に入れたり、海から上げたりするときに使います。トレーラー等からジェットを直接海に入れてしまう場合はなくてもいいです。
 以前、ジェットを6人くらいで担いで運んでいるグループを見かけましたが、安全面からやめておいたほうがいいでしょう。
\70,000
画像UP予定! トランスポーター  ジェットの運搬用。マイカー、トレーラーなど。

 私は当初、中古ノトレーラー(3万円!)を引張っていましたが、2年も使うとかなりボロボロになってりまったので、ネットで\120,000程度の新品トレーラーを購入しましたもちろんナンバープレート、ウインカーレンズ、テールランプ等もついています。よく、ナンバーをつけずに走っているのを見かけますが、事故ったときに大問題をなります。きちんと登録しましょう。
トレーラーは安いものでは、\100,000程度。一般的にはその倍の値段します。
画像UP予定! ガソリン代  ジェットを動かすには燃料がいります。ガソリンタンクを持ってガソリンスタンドに行きましょう。 乗り方にもよりますが1日15L以上はいるでしょう。

MAXIMAマリンプロ
オイル代  専用のオイルが必要です。混合、分離、両タイプあります。
私のJETの場合(JS-750sxipro)、混合タイプとなり、レギュラーガソリン20Lにオイル500mLの割合で混ぜます。今使っているオイルは、4L弱で\5,000くらいです。
左のオイルは
\5,000程度。
画像UP予定! 牽引ロープ  必須ではないですが、持っていると便利です。自分がスタックしたときだけでなく、スタックした車を見つけたら助けてあげましょう。
 乗用車で砂浜に乗り入れている私は何度もお世話になりました。
カーショップで売っています。
\2,000程度
バッテリー充電器  バッテリー端子をはずしていても、冬の間など、長期間ジェットに乗らなかったらバッテリーの放電が進み、使えなくなってしまいます。長期間乗らないときはバッテリーを自宅に持ち帰り、1回/月程度充電しましょう \5,000〜
はじめての
船検体験記
船検費用  車における車検を同じく、船にも船検というものがあります。これをパスしないとジェットに乗ることはできません。
登録時とその後、3年ごとの中間検査と6年ごとの船検を受けなければなりません。
\10.000くらい?
画像UP予定! 車検代(トレーラーの場合)  トレーラーにも車検が必要です。よくナンバープレートを付けていないトレーラーを引張っている人を見かけますが、あれは道路交通法違反です。現状では警察の取り締まりは厳しくないようですが、万一事故に遭った際には大変なことになります。トレーラーを購入する人は必ず車検を受け、ナンバープレートを付けましょう。 \20,000くらい?