2002年夏
 昨年は、羅臼側から知床岬ピストン。魚を釣って、食べて、岬灯台に登ってetc十分楽しめた。今年は、さらなる冒険を目指し、知床半島一周を計画した。昨年の2泊3日に一日増やした3泊4日の計画である。参加メンバーが前回より減り2人となった。タンデム一艇では、荷室に余裕がないので、タンデム・シングルの2艇を使うことにした。

初日
朝から大仕事?
 朝5:00に友人に起こされる。車中泊にしては随分よく寝た。外はパラパラと気にならない程度の雨が降っている。これなら十分だ。漕ぎ出せば気にならない。
 前夜、雨の中、札幌からここ、ウトロの幌別川河口まで走ってきた。途中、車の上のカヤックに雨水が入ってしまい、カヤックが重くなり、カヤックアタッチメント(カヤックをのせる4個の台のようなもの)からずれてしまっていた。こんなに水が入ったのは初めてだった。そのままでは、重くて下ろせないので車の屋根に登って、ビルジポンプで水を出した。朝一番の仕事としては結構な重労働だった。そして、ようやくカヤック2艇を道路脇の駐車場に置くことができた。
 それから、車2台で相泊に向かった。今回はウトロ→相泊の方向で一周する予定なのだ。2台車を使えば周回後の動きが楽になる。ヒッチハイクなどしなくても元の場所に戻れるのである。
 知床峠の坂を登っていくと、立派な角を持った雄の鹿が道路の真ん中に立っていた。雌はよく見るのだがこんなに立派な角を持った奴はなかなか見られない。しばらく進むともう一頭、雄鹿を見ることができた。残念ながらカメラを用意していなかったので写真は撮れなかった。相泊往復は、実は結構時間がかかり、1時間半程を要した。朝からけっこうがんばってしまった。この後、30kmも漕がなくてはいけないのに・・・。

いざ出艇
 ウトロに戻って車を置き、カヤックを浜に下ろして、荷物を運んで・・・出発の準備が完了したのは9:00頃だった。天気は幸い曇り。ガスもさほどではない。ガスの中漁船が行き交う海域に漕ぎ出すのは大変危険だ。
 漕ぎ出すとすぐに右手は断崖となった。壁には鼻の穴のように2つ穴が空いている。すぐに岩尾別川河口のワンドに着いた。ココから漕ぎ出せればいいとも思ったが、地図上、車止めから海まで距離がありそうだったのでやめた場所だ。海から見てみた様子でもそのように見えたので、ウトロ側の出艇ポイントは幌別川河口あたりが良いようだ。

クマのおかげで、腹がへる?!
 岩尾別を過ぎると、断崖が続いている。見ていて飽きないが、ぼんやりしていると現在位置を見失う。まあ、見失ったとしてもルシャに出てしまえば分かるのだが・・・。滝が見つかると側によって、写真を撮り合う。2艇で来たので出来る技だ。時折、観光船がうるさい音を立ててやってきて無遠慮に波を立てて去っていく。我々が迷惑がっているとも知らずにニコニコ手を振っている観光客もいる。
 しばらく進むとカムイワッカの滝が見えてきた。以前、カムイワッカ湯の滝に行った折りには、「おー!海が見える!」と、喜んだものだが、我々の場所からは道路も車も見えなかった。
 
第2回知床紀行
ウトロを出たところ。
友人はタンデム艇を一人で
漕いだ。
岩壁の下を漕ぐ。
ベタ凪で快調に進む。
上陸して小休止。
ここでは、大きな鳥を
見ることが出来た。
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