上陸第一歩の地

南九十九島の島巡りです。

「Wd」さん2度目の佐世保上陸です。
H10年6月
「Wd」さんご夫妻は、相模川でも高名なカヤッカーです。
ご主人が70歳を超えるころ、初めて川下りに参加して、すっかりカヌーにハマッテしまったのだそうです。
それで、カヌーをやるためわざわざ運転免許を取り4WDまで買いました。
それから数年たった今もみんなとカヌーを愉しんでいます。
「Wd」さんご夫妻は、人生の先輩として尊敬し、目標としているお二人です。
その「Wd」さんご夫妻が、九十九島を一緒にツーリングしようと単身赴任中の長崎を訪ねてくれました。
大村湾をふさぐような形で針尾島があります。島の北側には早岐ウェーブが有り、島の南側に長崎では観光地として有名な西海橋が架かっています。
春の桜と橋の下を流れる渦潮に人気があります。
針尾島の、今はあまり使われていない佐世保港側の小さな岸壁に「日本本土引き揚げ第一歩の地」という小さな碑が建っています。近くの丘に資料館もあります。
「Wd」さんは戦時中、陸軍の軍用機に乗っていて、朝鮮半島で終戦を迎え、そして、場所はよく覚えていないが佐世保のどこかへ復員船が着いたそうです。
九十九島ツーリングの前日、西海橋をご案内したとき、偶然その話しを聞き「違うかも分からないが近くなのでちょっと行ってみよう。」ということになりました。
資料館の人に事情を話したところ、復員船が着いたのは、舞鶴と北九州の何処か(聞いたのですが地名を忘れました。)と佐世保の3ヶ所で、佐世保だとすると此処だということでした。
「Wd」さんは感慨深げに資料館を見学し、そして岸壁の碑を見て、「今まで分からなかった、第2の人生を踏み出した原点をようやく訪ねたような気分だ。」としんみり、おっしゃってました。
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