キーレス化工事(その1)


   エントランスドアのキーレス

    (ロールオーバー効果あり)
私が実施した、エントランスドアのキーレス化工事の概要をまとめました。

キャンピングカーZILは運転席から助手席ドアは集中ドアロック・解除ができますが、エン
トランスドアについてはできません。そこでエントランスドアにガンモータを取付け、併せて
キーレス化することにしました。

今回のキーレス化における私のこだわりは
  (1)ガンモータをエントランスドアの内部に組込む。
  (2)エントランスドアヒンジ部のガンモータ配線を無くする。
  (3)エントランスドアのロック状態を運転席と車外からランプ等に
    よりモニター監視等ができるようにする。
です。

今後、キーレス化に取組まれる方は是非ご一読して下さい。


工事概要

1.キーレス装置
キーレス装置については各種販売されていますが、カムロードに取付ける場合はガンモータを合
わせて購入する必要があります。
私は通販で3ドア用キーレスセットを購入しました。また同時にスライドドア用アタッチメントを2個
購入しました。
       ・キーレス(集中ロック無し車用3ドアー用)  11,000−(税送料別)
       ・スライドドア用アタッチメント(2個)       2,000−(税送料別)
          (但し、価格はいずれも私が購入したH14.12時点のものです。)
       ・購入先:カリフォルニアサン(←H14.12.23リンク許諾受済)
ガンモータには5本リード付と2本リード付の2種類あります。(下図参照)
通常、集中ドアロックのために、5本リードのものを運転席に取付けるのですが、今回私はこれを
エントランスドアに取付けました。5本リードのものにはリミットスイッチが組み込まれており、これ
をエントランスドアのロック解除状態のモニターに使いました。
なお、カムロードには運転席にガンモータはありませんがリミットスイッチだけは取付けられていま
す。よって、運転席に2本リードのものを使用しても、集中ドアロックは可能です。
2個目のガンモータはもちろん運転席ドアに取り付けしました。
それで3個目のガンモータですが、エントランス下側鍵用として使用する予定なのですが当面これ
は予備として保管しております。
1.キーレスセット(配線、説明書等を除く)     2.スライドドアアタッチメント(1個分) 
  


2.エントランスドア加工 エントランスドアには2個のドア鍵がありますが、今回キーレス化するのは上側のドア鍵です。本
来ガンモータは車のドアノブに取付けるものですので伸びる縮むという直線的な動作をするため、
下側のドア鍵には取付けが困難です。
但し上側のドア鍵は半ドア状態ではロック操作してもガンモータが動けません。また当りが悪くて
ひっかかっていてもロックができない場合があります。しかも外部からはこのロック状態を知ること
ができないのです。私がエントランスドアのロック状態をモニターしたいと考えたのはこの理由から
です。

さてガンモータはエントランスドア内に組込みます。ドアの厚みに、このガンモータがピッタリ入り
ます。この方法を教えて下さった先駆者の『堺の風車』さんに感謝致します。
最初に、ドア内側から横幅100ミリ、高さ65ミリ程度の長方形の穴を開ける必要があります。
ドアの内貼りは薄い合板(3ミリ程度)ですのでカッターナイフで切り取ります。
穴の位置は上側鍵と水平位置にガンモータを取付けることを想定して採寸します。
私は最初70×60の穴を開けましたがガンモータが入らないため上記に拡大しました。
開けた穴は網戸に隠れて見えませんが、最後にはカバーすることを想定して大きさを決定して下
さい。私は家庭用コンセントカバー2個を使ってカバーできる大きさにしました。
ドアに穴が開いたらガンモータが入る程度に中の発泡スチロールを取り除いてください。
これはかなり根気が要ります。
そして次は鍵に向かって発泡スチロールの中を操作ロッドが通るトンネル道を確保します。これは
ドアサイドの鍵ピン穴から長い棒を差し込むことで簡単に出来ます。
3.最初の穴開け(小いさかった・・)        4.最終の穴状態(100ミリ×65ミリ)
  


3.ドア鍵の加工
ドア鍵の加工ですが、ガンモータと鍵を連結させるために必要になります。鍵のスライドピンを取り
外し3ミリのボルト(長さは30ミリ以上)を取付けます。このためには2ミリのキリと3ミリのタップを
準備して下さい。
鍵の内側から2本のビスを外すと内側のロックノブは簡単に外れます。この時再組み立てする時
のために鍵の状態を良く観察しておいて下さい。次にドアの外側から鍵本体を外しますが、パッキ
ングが破損しないように気をつけてください。
ここまで外すとドアサイドからスライドピンを抜き取ることが出来ます。
鍵のスライドピンに2ミリのキリで穴を開け、3ミリのタップでネジを切ります。
そしてナットを2個取付けた3ミリのボルトをピンに取付け1個のナットで締めつけておきます。
加工はこれだけです。あとはスライドピンを入れて外側の鍵を取付けておいて下さい。
ガンモータと3ミリボルトを連結してもうひとつのナットで締め付けして下さい。連結するときはスラ
イドピンの動きとガンモータの動きを確認しながら長さを調整して下さい。
なお、このガンモータは伸びてロックとなりますので青と緑のリード線を入れ替えて接続します。
(ガンモータは同色接続すると伸びて解除、縮んでロックとなります)
5.スライドピンに3ミリボルト取付け        6.鍵とガンモータを連結
  

7.外側鍵を取付け                  8.ガンモータを固定  
  


4.ヒンジ部の加工 ドアヒンジ部におけるガンモータ配線を無くするということは私の今回の改造テーマの中でも重要
なもののひとつです。
このためにスライドドアアタッチメントを2個取付けました。ガンモータを動作させるだけなら1個の
アタッチメントを取付けるだけで良いのですが、ロック動作確認用のリミット接点出力用としてもう1
個余分に取付けを実施しました。
車のエントランスドアとドア枠の隙間は約6ミリ程度しかありません。アタッチメントの厚みだけで
も約10ミリもあり、正規の取付け方法は出来ませんでした。
そこでドア側の可動部だけをオフセットして、ドア内部から取付けることにしました。このため別途
後ろ側からの押さえ板をアルミ板で作成して補強取付けを実施しました。
取付け位置はヒンジ等に干渉しない様に注意して写真の位置に決定しました。穴開けは付属の
位置決めシールを貼ってから穴あけ加工を実施しました。この穴あけには14ミリのキリが必要で
す。
穴を開けて判ったのですがドア枠には壁板との隙間が10ミリ程度しか無くバックスペースを確保
できませんでしたのでドリルで内部をくりぬきしました。
もうひとつの工夫点は、ドアとドア枠の隙間が狭いため、アタッチメントの可動部の突起部分を事
前に短くしておく必要があります。これは可動部の後ろ側でビス穴を開けて小ネジを取付けしまし
た。突起部の張りだし長さは約5ミリ程度になりました。
9.位置決めシールを貼り付け          10.キリとヤスリで穴あけ
  

11.押さえ板と可動部の短縮化(2組)      12.配線の引き込み
   

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