<ボトルケージはどこに付けるべきか???>

 MTBもロードレーサーもツーリングも、自転車にボトルを持たせるときには一般にダウンチューブやシートチューブの内側にボトルケージを付けている。
 しかし、担ぎを前提とした場合、前三角に肩や頭を入れる以上、ここにボトルケージはないほうが良いに決まっている。で、いくつかパターンを試してみた。

 私の場合、担ぎは前三角に肩を入れて、トップチューブとシートチューブの接合部に肩が来るようにしていることがほとんどである。以下のことも、それを前提にしている。



(1)サドルの後ろにボトルケージをつける。
 トライアストロンで良く行われている。このためのパーツは、プロファイルやミノウラから発売されている。
 ミノウラのものを使ってみた。理由は、値段的なもの。

 サドルのレールからパーツを後ろに伸ばして、そこから下に向かっている棒にケージなどをつける。輪行のとき、サドルではなくボトルケージでフレームを支えることになるが、特に問題はなかった。
 ボトルの重さでサドルレールに付けるパーツのネジが緩むことがある。タイラップなどでいっしょに留めてやるとよい。
 大きいボトルはサドルより高いところに飲み口があるので、自転車に乗るときに足を上げる高さが足りずボトルを蹴ってしまうことがあったが、これは慣れの問題だろう。

<長所>
 前三角に何も付けなくて良い。

<短所>
・よく揺れる。
 サドルから水平に棒が延びて、そこにボトルケージなどをつける。つまり、ぶら下げているのと同じである。悪路や車道と歩道の段差ではボトルが思いっきり揺れる。ボトルが飛び出して落ちたこともある。

・サドルバッグが使えない。
 場所的に、仕方ないといえばそれまでだが。

<結論>
 ボトルが飛び出すほど揺れては、気になって仕方ない。それに、サドルバッグがまったく使えないのも問題だ。結局、数回のサイクリングのあとで取り外した。



(2)ハンドルにボトルケージをつける。
 あまり見かけない。大昔、前三角にボトルをつける前のロードレースではハンドルにつけていたようで、雑誌の古い写真では見かける。ミノウラから、シングルとダブルの2種類のパーツが出ている。

 シングルのものを使ってみた。ハンドルステムの向かい側(前側)に付ける。サイクルコンピュータが邪魔な場合があると思う。特に私の場合、フライトデッキなのでブランケットから電線が延びており、断線したら事なので気を使った。
 ハンドルに固定するために半円状のパーツを使うが、太いハンドルでは使えないかもしれない。
 ここにボトルが付くと当然重いが、それはフロントバッグを付けたときと同じである。
 使い勝手も、普段通り。

<長所>
 前三角に何も付けなくてよい。

<短所>
・フロントキャリアが存分につかえない。
 私は日帰りなら輪行袋や担ぎのときのパッドを括り付けるだけなのだが、それでも邪魔である。まぁ、使えないことはないが。

・水が漏れると、フロントキャリアの荷物が濡れる。
 これはボトルの問題とも言える。

・ハンドルに取り付けるパーツがステムの横に来るので、ライト等をつけるスペースが狭くなる。シマノのロード用ブレーキではブレーキワイヤーをハンドルに這わせるので、ステム近くが取り付けやすく、そこから離れるほどケーブルがあるのでライトは取りつけづらい。
 ライトをフロントキャリアに取りつければよいのだが。

・輪行のとき、邪魔。
 ハンドルをはずしてフレームの中に収めようにも、ハンドルの中にケージがあるためにチューブにドロップ部分を引っ掛けることが出来ない。ハンドルをはずさなければ良いのだけど。

<結論>
 致命的な短所はないと思うが、フロントバッグを使うことはあきらめなくてはならない。



(3)ウエストバッグにつける。
 ウエストバッグには、横にメッシュのボトル入れが付いているものがある。たまたま私の持っているバッグがそうだった。

<長所>
 前三角に何も付けなくてよい。

<短所>
・ウエストバッグを持たなければならない。
 デイバッグを持って行くときは、ウエストバッグなど持って行かないのである。

・腰に負担が掛かる。
 500ml=500gであるから、当然負担になる。腰痛持ち、あるいはぎっくり腰経験者(これは私)には、腰の負担は心理的負担でもある。

<結論>
 ウエストバッグを持って行くことが前提なので、それを外れた場合は他の方法を取らざるを得ない。



(4)ダウンチューブにつける。
 まったく普通の方法。上の3つの方法を試した経験を踏まえて、しばらく最もポピュラーな方法を試してみる。



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