2001年2月25日
 ロングディスタンスパスハンティング。
 自宅(6:45)−多摩川サイクリングロード−青梅七国峠−天神峠−四十八曲峠−水口峠−多摩川サイクリングロード−自宅(17:30)。
 走行距離134km。平均速度17.8km。

多摩川サイクリングロードから、富士山と丹沢山塊を見る。良い天気だ。


 電話のベルが鳴ってがばっと起きあがる。が、ベルは一度で切れた。時計を見ると4時。輪行するにはまだ早い。あと30分寝る事にする。
 で、目が覚めたら5時30分だった。輪行するにはちょっと遅い。遅く目が覚めた日は自走パスハンに限る。普通に朝飯を食って家を出る。
 多摩川サイクリングロードを走る。途中、クロモリのロードレーサーを抜かした。彼はまだ体が温まっていないのかゆっくり走っていた。
 拝島橋から16号線に出て、拝島駅を横に見、横田基地に沿って走る。蔵間街道に入る。何度も走ったことのある道だ。ロードレーサー二人組みが私を抜かした。前の人はドロップハンドルの下半分にしかバーテープを巻いていない。トラックレーサーだろうか。
 笹仁多峠手前の道に入る。ここは車両通行禁止らしいので、自転車を押して登る。だが石ころの多い道だ面倒なので早速担ぎ。この辺りも宗教団体の土地なのか、ナントカの森という看板が時々立っている。小広い整備された道をしばらく歩けば、広場に出た。車が止まっている。横に小さなピークがある。自転車をベンチに立てかけて登ってみると、三等三角点があった。眺めがなかなか良い。ここが地形図での225mのピークである。



七国峠、三角点ピーク下の広場。
三角点ピークからの眺め。


 MTBの人が東から山道をやってきた。フルリジットのMTBで、いかにも里山サイクリング系と言う感じ。彼はピークから道に乗車したまま降りて行った。見てみると、ブレーキの効きがよく、斜面でもスタンディングが決まる。私の自転車では出来ない真似だ。私はスタンディングが出来ないのでお話にならないが、カンチブレーキはVブレーキほどカチッとは効かないのである。
 私も自転車のところに戻り、蔵間温泉のほうに乗車して行く。七国峠がどこなのか、良く分からない。すぐに道は分岐に出る。なにか、碑が建っている。地形図に拠ればここが七国峠のようだが、どこにも標識は無い。七つの国が見渡せるほどの峠ならば、さきほどの三等三角点が七国峠にふさわしい気がする。
 さて、どこに行こうか。標識にしたがって、飯能の落合集落へ向けて進む。しばらく乗車して行くが、道はちょっと細くなる。このあたりはあちこちに道が分岐しており、作業道のようのような小径もあちこちに見える。これらの道を知り尽くすには結構な回数、通わなければならないだろう。
 道は斜面になって乗車不可能になり(だが、タイヤの跡がある。乗って降りた人が居るのだ。さきほどのMTB野郎を見た後だと、乗って降りる人が居るのだなと納得できる)、担いで降りる。下りたところは林道のような道だが、砂利代わりに瓦を割ったような破片がたくさん落ちている。あまり乗り心地は良いとは言えない。別の林道に出ると、土建屋の施設があり、その前を通りすぎて進めば墓地の前に出る。落合集落である。林道は見舗装で、昨日の雨で泥泥になっていたから、自転車にも私にもあちこちに泥が付着していた。
 八高線が見えた。おいおい、東へ来過ぎた。阿須の交差点で左に曲がり、ひたすら来た距離を戻る。岩井堂の交差点で右に曲がり、畑トンネルの道を右に見て、上畑の交差点で右に曲がりさらに苅生への道に入る。この先の、ゴルフ場の道を登って県道70号線に出る。ここも峠なのだろうと思っていたが、明確な峠が無い。
 70号線を西へ進む。天神峠を目指す。が、その前に腹が減っていたのでコンビニでもないかなァと思ってみるが、スーパーはあってもコンビニは無い。結局、原市場の交差点から天神峠を目指す。
 ゆるい坂道を登って行く。やがて未舗装になり、山道になる。あまりに腹が減ったので、ここでカロリーメイトを水で流し込む。山道を10分かそこら上れば、小さな祠のある天神峠である。切り開きの立派な峠だ。送電線巡視路へのアプローチとして、大事に使われているのであろう。


切り開きの天神峠。
峠からひと登り、小さな祠。


 反対側へ下りる。山道を下りてゆけば林道に合流する。林道を登れば笹仁多峠らしい。小さな標識がそう示している。が、今回は下る。道はときどき雪が残っており、しかも氷結している。2回くらい落車した。幸い、私も自転車も怪我は無い。だが、自転車を起こすとき、前ブレーキの左のブレーキシューが異常に磨り減っていることに気が付いた。ブレーキシューにはトーインをつけているのだが、その傾きがちょっと大きすぎたようでおかしな磨り減り方をしたようだ。
 太陽が雲に隠れて、急に温度が下がったようだ。県道70号線に出るところでブレーキの調整をする。こんなことは家でやっておくべきなのだ。もっと自分の自転車を注意して見ないと。
 四十八曲峠を目指すべく、唐竹方面へ行くとコンビニがあった。大きな駐車場を持っている。観光客向けの駐車場を兼ねているらしい。ここで昼飯を調達する。一安心である。正直、このままでは飯能方面へずっともどるしかないかと思っていた。カロリーメイトで誤魔化したものの、シャリバテ直前だったのである。
 唐竹に入る。「四十八曲峠を経て本仁多山へ」という標識に従い、小さな道に入る。家がなくなるとすぐに山道になる。最初は倒木があって自転車を担いでいる身には大変だが、それを過ぎると普通の山道になる。四十八曲どころか、数回の下り返しで道はなだらかになり、稜線の道に入る。
 「どこが峠なのかな?」よくわからないので稜線の道を行き来する。本仁多山方面へ乗車で走って行くと、いくつか道を分けたあとで石地蔵がある分岐に出る。ここが四十八曲峠。


唐竹からの道と尾根道の合流地点。ここを四十八(曲)峠と呼ぶ場合もある。
地蔵の立つ四十八曲峠(?)。この峠は書籍には紹介されているものの、位置が明確ではない。


 このまま稜線を行くと、細田の集落に出る。道に下りるとちょっと開けたところからは東京方面のビル林が見える。
 ちょっと走って、送電線巡視路から山に入る。ここも本仁多山への登り道。早速担いで登る。お墓、そして社があり、鉄塔の下をくぐり、稜線の道に出る。送電線は三角形の1辺を伸びているが、尾根は2辺なのである。ちょっと地形図の印と違う。実はこれは後で気がついたのだが。
 小さなピークを越えたりして、分岐に出る。マジックで書いたような、手作りの標識がある。あれ、まっすぐ行くと小沢峠?
 地図とにらめっこする。顔を上げると、木の枝の間から太陽が正面に見える。すでに14時が近い。にも拘らず太陽が正面に見えるとは、、、。
 ようやく尾根と送電線の関係が頭に入って、「安楽寺」と書かれた尾根に入る。こちらの道はあまり踏まれていないようだ。しばらく行くと鉄塔に出る。鉄塔の間から東京のビル林や入間方面の眺めが良い。
 ここからは道は下り勝ち。道はそのまままっすぐ行くと、峠からちょっと成木に下りたところに出る。というか、どうやら本当の道ではないようで、私と同じように、派生した尾根にそのまま降りてしまう人が居るために出来た踏み跡のようだ。
 ちょっと登れば、そこは水口峠。標識には「ミズノモト」と読みが書いてある。木のウロに小さな祠が収められている。


小広い水口峠。
大木に小さな祠が収められている。


 高戸(「たかっと」)のほうへ下る。乗車できるほどの道でもない。担いだままどんどん下る。小さな沢に出て降りて行けば神社の脇に出る。上成木神社である。
 道に出る。時間はすでに15時が近い。これから松ノ木峠や伏木峠へ行っても良いが、ガツガツしても仕方ない。自走で帰るにはちょうど良い時間だ。
 青梅のほうへのんびり下り、新吹上トンネル入口脇の聖観音(自信無し)、地蔵菩薩、不動明王、馬頭観音を写真に収めたりして、帰途についた。



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