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前ヶ岳 (安達太良連峰) 2004年02月01日(月) 晴れ 行程 7:23 県民の森第三駐車場 660m単独 (山スキー BANDIT+TR9) ウェア:パ イネゴア雨具上下 「移動性高気圧に覆われて晴れ」という日曜日、この一週間で会津地方の積雪も増えたということで、南会津まで足を伸ばすということも考えられたが、往復 に要する6時間という時間がもったいなくて、近場の山をうろつくことにする。 安達太良連峰の南端には和尚山という山があり、その東には前ヶ岳という山がある。大玉村や県民の森あたりからだと、文字通り安達太良の前にある山として それなりの存在感を示す山である。山スキーで、この山から和尚山に登るというのを一度やってみたいと思っていた。それで今回、それを実行すべくでかけてみ た。 天気予報は悪くないが、残念ながら安達太良連峰は雲に隠れていた。県民の森の駐車場にクルマを停めて、クロカンコースとは場違いな感じの重装備で出発す る。 クロスカントリーコースは、踏み固められて歩きやすい。スノーシューのボコボコ穴もなく、コースづくりのためにスノーモビルで固めたのかと思われるよう な滑り安いコンディションになっている。しかし、こうなると、スノーシュー組にはつまらない場所になる。スノーシュー派は、思い切って道を外れて森に入る ことをおすすめしたい。 松葉沢コースから遠藤ヶ滝散策路に入ると、さすがにトレースは皆無となる。しかし、殆ど沈まない雪面で、快調に進む。800mあたりから道を離れてカラ マツ林に入る。森林計画図によると、このあたりのカラマツは20年生ほどということになるが、かなり雑木が混じっていて、すでに混交林ともいえる状況と なっている。林内の雪質はよく、林が混んでいなければそれなりに楽しめそうな斜面だが、木が混みすぎて「スキーやるの?」という状況ではある。ところどこ ろに防火帯として帯状に森林の切れる場所があるが、ここのほうが低い潅木が多くて歩きにくい。 少し登ると98年生カラマツという林班になるが、実際には広葉樹林と化している。ブナも所々に混じるようになる。常に風が強いのか、林内にも関わらず シュカブラができていて雪面は固く、所々では岩も顔を出している。 前ヶ岳が目の前に見えるようになると、斜面は一度細い尾根状になる。ここにも殆ど雪がない。この北側の斜面は、誘惑にかられるような雪面ではある。しか し、それにしても、スキーを楽しむには木が混みすぎている。 朝から風の音が厳しかったが、高くなるに連れて手ごわい風となってきた。これでは和尚山まで行くのは無理かなと諦め気味。その上、予想以上に潅木が出て いて、スキーで登るルートを探すのに苦労する。あと1mあるとかなりの潅木が雪の下に消えて、素晴らしい斜面ができるのだが、会津の豪雪地でもないこのあ たりでは、そもそも無理な注文だろう。 薮漕ぎの末に前ヶ岳のコルにでた。しかし、半端じゃない風の強さで、風上(西側)に向かって歩くのは困難な状況。地面も雪はなく、石がゴロゴロしてい る。山頂で写真を何枚か撮り、退散することにする。そもそも、この先を山スキーで行こうというプランには無理があったようだ。スノーシュー向けのコースと いえるかもしれない。それにしても、もう少し雪に埋らないと、薮漕ぎで苦労することは間違いない。 密集した木々の中を滑らなければならず、これはこれで技術が必要となる。雨が沢の沢筋がはっきりするようになってから、「もしかして、こっちの方がおも しろいかも」ということで、沢を滑ることにする。雪質はかなり悪いが、林のすいた部分を拾いながら滑るとかなり楽しめた。沢の底を滑らずに、北向きの斜面 をトラバースしていく。 しかし、滑りが楽しめたのは上部のみで、あとはとんでもない薮漕ぎの世界となってしまった。まあそれでも、スキーがなければこれないエリアということも できなくも無く、これはこれで楽しめたりもする。とりあえず、県民の森の人間の多いエリアでは見られないようなウサギの足跡だらけである。 ということで、和尚山への登行はあっさりと諦めてしまったが、コンディションの良さそうな時期をねらって、山スキーで再トライしたいところです。 Copyright ©
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