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【日 程】 1999年3月27日(土)〜30日(火) 【山 域】 妙高 【山 名】 火打山 天狗原山 【メンバ】 O(ケスレーTR,TR9) W(TUA,TR9) ザック重量 入山時21キロ下山時18キロ 【天 候】 3/27 雨〜くもり時々雪 3/28 晴れ〜くもり〜雪 3/29 くもり時々雪瞬間的晴れ 3/30 薄くもり (低気圧通過後西高東低となり、2月上旬並に冷える。平地で も降雪あり。) 【コース・タイム】 3/27 杉の原スキー場第三高速上(1855)10:50 三田原山(2350)12:40 黒沢池(2010)14:20 高谷池ヒュッテ(2110)15:20 3/28 ヒュッテ(2110)6:35 火打山(2462)8:45〜9:40 高谷尻谷(1750)11:00 杉野沢橋付近(1250)13:10 3/29 BC 7:15 <途中不明> 天狗原山(2197)12:30 BC 15:30 3/30 BC 7:50 笹ヶ峰 9:30 杉の原スキー場 11:30
肩に着いてスキーを諦め、アイゼン・ピッケルにする。このアイスバーンを滑る自信は無い。アイゼンが効いて気持ち良い。澄川の方を覗くと、こちらもすばらしい。谷の先の両岸は雪崩そうな感じだが、一度は滑ってみたい。山頂に着くと西の風が強く、カメラが不調になったため、少し降りて風を避けバッテリーを暖める。 後続のパーティーは山頂に登らず肩から尾根を滑り降りて行った。鬼ヶ城の方に行ったように見えた。黒菱山から澄川におりるのかな?。小屋で我々の隣の隣のパーティーだったので、話をしなかったのが悔やまれる。道具はロシのBANDITにイージーゴーが2台とテレ板のパーティ。貴重な情報収集の機会を失った。 隣の男2女1の3人組は、笹倉温泉へ下るとのことだった。その組もスキーをかついで肩まで登ってきた。我々は、できるだけ雪が緩んでから滑りたいと思ってアイゼンつけたままあっちこっちうろついた。Oは、滑落停止の練習などしている。 結局アイスバーンを滑り出す。トラバースを避け、尾根の先まで行って滑ろうとしたが、トラバースすべきだった。かなり横滑りで高度を下げることになった。 高谷池ヒュッテに戻りザックをまとめる。風が強くて落ち着けないので、とりあえず少し下る。高谷尻谷は快適なバーンだった。途中の台地状の部分で茶を沸かし、素晴しい雪の谷の光景に酔いしれる。 高度もさがり、雪が重くなる。それでもちょうどよいぐらい。途中、右手の沢からシュプールが現われる。三人分。しかも新しい。笹倉組が向こうをあきらめて滑ってきたものと読む。できるだけ早めに左岸にあがらなくてはと思いながらもトレースを追ってしまう。 結局、沢が割れているのを見てから板をはずして左の台地に登った。最後に急斜面のトラバースがあって穏やかな白樺の林に降りた。それはヒコサの滝のあたりだったが、スノーモビルが11台集合していて、排気ガスが充満していた。無言のまま彼らのそばを滑る。 それから5分も行かない平地で先行パーティに追い付いた。やはり笹倉行きをやめてこちらへ来たとのこと。どこ滑ってきたのという会話を交し別れる。 滝沢の出合。左岸の尾根にとりつくらしいが、みるからにヤバイ。どうみてもむかって左の尾根のほうが登りやすそうだが、Oはスキーを進めた。始めの一返しでスキーをあきらめツボで直登する。雪のブロックが、ところどころの太い木にひっかかっているという感じで、いたるところ深く切れている。切れ目で雪のブロックに乗るとかすかに振動を感じる。私はスキーをピッケルのように雪面にさしていたが、へたに切るとヤバイので、力を抜いた。おそるおそる、しかもなりふりかまわずどうにか登った。 そこは広い台地で、天国だった。板を履き一安心。帰りは対岸の尾根に登り返そうと確認する。 しばらくは快適な尾根の登高。1701の手前の急登は風のため新雪がなく、クトーをつけた。それからはヒザ下ぐらいの新雪。県界尾根にでると金山谷側がすばらしい。時間があれば一滑りして登り返したい。しかし、体力的にもそんな余裕はない。 林の切れ目から急登までの間、雪庇状の細い尾根を通過中、前を行くOが右にズリおちた。先がみえず、果てしなく落ちるのかと思ったが、すぐに止まった。もう少し視界がよくならないと怖くて滑れない。 頂上直下の急登は、雪の切れ込みが2ヵ所あった。笹の出ていた場所の上にスキーをデポし、ツボ足で登頂した。西から雪混じりの風が強く、のんびりしてられない。一瞬青空がのぞいた。「そのまま晴れろー」と言っても、通じるわけはなかった。 下山開始。わずかな部分だったが、下半身が埋るパウダーの斜面を滑った。金山谷側に滑りたかったが、慎重に尾根をたどった。意外にも登りのトレースがほとんど消えていた。 県界尾根と1701尾根とのジャンクションから滝沢に滑り込む。ここの部分が最高だった。1600以下は雪が重くなり、けっこう転んだ。 1450あたりで谷が狭くなり、スキーをはずし右岸に登り返した。尾根に着いてみると、滝はまだ遠くにあるようで、登り返しが早すぎたことに気付いた。なるべく高度を下げないように、となりの尾根を目指して谷をトラバースした。たどりついたのは広い尾根で、再びフォールラインの滑りを楽しんだ。それから適当な場所で右手の沢に滑り込んだ。 これで終わりだなと、緩くなった沢を滑っていたが、突然滝に出た。水の音を聞いた時はショックだった。「登るしかねえな」と顔を見合わす。俺らの読図力ってこんなもんだったの?? 登り返した尾根は狭く、さらに反対側への降り口もなかなか見つからなかった。Oは上の方からとなりの沢に降りたが、尾根上を滑ってしまった私は滝の下に滑り込んだ。 順調なルートより200メートルよけいに登るはめになったが、その分多く滑れた。
3/30 杉野沢橋〜笹ヶ峰〜杉の原スキー場 Copyright © 2003.MildWoods.
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