洛中・平安神宮

 


 


  
平安神宮のしだれ桜・舞妓の舞い(写真:ひろろん)
 

  
  
 二条城                        晴明神社の鳥居  


  
河原町界隈 

京都は魔界都市だといわれる。計算しつくした都市計画。そして
風水にのっとった、東に流水(青龍)、西に大道(白虎)、南に湿地(朱雀)、そして北に山脈(玄武)の配置。
さらに鬼門(東北)に比叡山を配し、延暦寺をもって京を守る。
その完璧な風水術のせいか、京都は都として1200年もの繁栄を誇った。

先日、行きたかった晴明神社を訪れた。
大通りに面した小さな神社だったが、最近の風水ブームでリニューアルしたらしく、
目新しい社殿に、おみくじを引く人たちが列をつくっていた。
わたしの子供は境内のじゃりに、足ででっかく五芒星を描いていた。
「アホ、やめんか」とは言ったものの、案外ご利益があるかもしれないと思い、
星のまん中にそっと立って九字をきった。<京都観光の詳しくはこちら

洛北



貴船口の紅葉
 

鞍馬山


本殿への階段


本殿中門                 奥の院へむかう参道       

大 原

 

鞍馬山の山門から本殿まで、約1kmの九十九折(つづらおり)の参道を昇り昇って、
本殿に着く。
ここは、市内の境内と空気が明らかに違っている。
開基は西暦770年、 古くから僧兵を抱え、京の北方守護を担う名刹とされたが、
だが、この寺はどこかおかしい。

寺伝によると、鞍馬山は
”650万年前、金星から地球の霊王、魔王尊"サナト・クラマ"が人類の進化を司るべく降臨したところ”
と伝えている。
つまり本尊が、魔王尊サナト・クラマなわけである。
魔王尊‥‥どこの仏だかさっぱりわからない。


また近年では、昭和22年に鞍馬弘教が立教され、
本殿地下へ行くと、数本のろうそくだけが灯った薄暗い室内に、
びっしりと無数の骨壺のようなものが並んでいた。
これにはかなり驚いたが、
これら壺には、信者らの髪の毛がはいっているのだという。

   奥の院

奥の院へ向かった。いきなり足場の悪い山道になった。
文字どおり、昼なお暗い細道に、木の根がうねうねと張り、
気をつけて歩いていても、ころびそうになる。
ここで、走り回って修行した修験者は、なるほど天狗と言われるはずだ。
牛若丸もここで、俊敏な剣術を身につけたのだろう。

奥の院は、小さな社があり、そここそ魔王尊サナト・クラマが降臨した聖なる場所だそうだ。
またそこから西に位置する貴船神社は、絵馬発祥の地であり、
なにより丑の刻参りの地として有名だ。
今でも時々、真夜中に釘を打ち付ける無気味な音が響くという。

鞍馬山、そこは昔から闇の異空間として知られていた。
そして、それは昔も今も、変わってはいない‥‥。

洛東

清水寺

八坂の塔

 

                  

霊山(りょうぜん)護国神社



霊山から京都の街を望む

 

坂本竜馬と中岡慎太郎の墓前                       三年坂夕暮れ

高台寺
  

      
秋の高台寺境内(秀吉の妻・ねねの創建)



銀閣寺

  5代室町将軍・足利義政が造営した 
銀閣寺
  
  

清水の舞台”から、飛び降りた男がいた。


修学旅行で初めてきたとき、
クラスメートのひとりが、「それならオレがここから降りてやる」といって、
いきなり舞台から降り始めたのだ。
みんながかたずを飲んで見ているうち、彼はあれよあれよと格子状に組んだ土台を足場に、
ひょいひょいと降りて来て、
嬉々とした顔で、最後の1.5mだけを”飛び降り”た。
彼とは卒業後、会ってはないが、きっと腕利きの鳶職(とびしょく)になっていることだろう。

私は奈良と比べ、京都にはさほど訪れていないが、
それでも、ここ東山にはよく来る。
二年坂・三年坂・そして清水寺の参道が好きだ。
道の両脇にはびっしりと、みやげもの屋や茶屋、そして湯葉を食べさせてくれる専門店が並び、
観光客がどっとくり出す。

清水から参道を下り、右に折れると、
維新の道”という石碑が現れ、幕末の志士たちが眠る霊山護国神社に出る。
坂本竜馬や桂小五郎、池田屋事件の犠牲となった薩摩藩の志士、禁門の変で敗れた長州藩の英才たちが
みな同じ敷地内に仲良く並びあっているのを見ると、実に不思議だ。


墓前からは、すっかり様変わりした京都市内が一望できる。
きっと竜馬なら
「命をはって守った日本の地じゃけ、お前ら、大切に使こうてくれんと、困るぜよ」と
嘆いているかも知れない。
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