よみがえる倭人伝の世界  吉野ヶ里




 


1988年4月、かつての伊都国や奴国などをめぐる旅に出かけ、
私は、佐賀県から福岡県に抜ける山裾の高速道路を走りながら、
「このあたりに絶対、邪馬台国はあるんだ〜」と叫んだことがある。



それから1年もたたない翌年2月。
この「吉野ヶ里」遺構が佐賀県の山裾に発見されたニュースを聞き、
自分でもびっくりしたことを覚えている。

たくさんの竪穴式住居跡や高床倉庫跡、瓶棺墓、
そしてなんといっても敵を見渡すためか、高さ12mの物見やぐら。
実際吉野ヶ里を訪れてみて、
その様子は、まさしく『魏志倭人伝』に記述された邪馬台国の姿、そのままだった。
残念ながら”金印”や多数の”銅鏡”が出土されない限り、
ここが邪馬台国である可能性は低いが、
少なくともこの大発見で、『魏志倭人伝』の記述がかなり正確だったことが
証明されたことになる。

遺跡公園内はよく整備されており、
土・日・祭日は、火おこしや勾玉つくりの体験プログラムが行われている。
(くわしくはこちらへ)
<Top>
|縄文の常識をくつがえした 三内丸山古墳
}藤原3代の栄華をたどる  平泉
~昔語りの里        遠野
岩盤に囲まれた武士の要塞 鎌倉
皇祖神アマテラスの鎮まる社伊勢
聖徳太子”ゆかり”の謎多き寺法隆寺
古代人の歩いた道をゆく  飛鳥路
1200年の繁栄をもたらした都京都
桃太郎伝説のロマン    岡山・倉敷
I大和のとなりの国の足跡をたどる吉備路
J日本一巨大な社の謎    出雲大社
Kエネルギッシュな古代ロマン筑紫国の古墳
Lよみがえる倭人伝の世界  吉野ガ里
M国宝・謎の石仏と謎の神社 宇佐・臼杵
N450年間の琉球王朝をしのぶ首里城
O琉球の神話と文化をめぐる 本島南部/