2002秋 蛇谷ヶ峰

(2002.11.23)

シホ、マユミ、ヤス、ヨネ

いつもの出町柳の駅に7:30集合。マユミはなぜか川端通にかかる横断歩道より登場。いったいどこへ行っていたのか。もう秋も終わりというのに相も変わらずたいした人である。やって来たバスに乗り込み、全員無事席を確保できた。と、ふと見るとヤスがいない。もう出発時間になっていたので少しどきどきしたのだが、すぐに戻って来て事なきを得た。御飯を買いにいっていたらしい。満員のバスは定刻7:45より遅れて出発。晩秋の雰囲気漂う京都の街を走り抜けていく。八瀬のあたりの山々の木々は赤く黄色く染まっている。車窓の秋の景色もなかなかである。かなり冷え込んだらしく大原や葛川ぞいの畑や田んぼには一面真っ白に霜が降りている。桑野橋でバスを降り、さっそく9:09出発。すこしだけ国道を戻って、林道へつながる道へ入る。林道はほどなくジグザグの急坂になり、早くもしんどいの声。朝出るときにとても寒かったために、特にヤスとヨネは着込んでいたが、「なんでそんなに寒いんよー!」と、厚い皮下脂肪のおかげでいつも暖かいシホ。さすがに暑くなってきて、服をどんどん脱ぐ。木立にはまだまだそこそこ紅葉が残る。9:52登山口、看板の脇より山道に入る。ここからは比較的傾斜も緩く一息つく。紅葉をぱちりぱちり撮りながら進む。

 

10:24、「猪の馬場」で休憩。ちょっと遅れて現れた、白いフリースを着た私に向かって一言、「白熊かと思った」。そのシホ、看板を見間違え、「ここは、猫の馬場?」10:28発。なおもゆるい登りをたどり、天狗の森を10:58通過。大きな杉の木とシャクナゲがある。このあたりからは辺りは笹っぱらになり俄然眺めが良くなってくる。反射板のある西峰からは武奈ヶ岳へつらなる稜線がすこぶる良い。いったん下って、最後の一登り、蛇谷ヶ峰には11:18着。まさに360度の展望。目下には刈り取りの終わった田んぼが光り、その向こうに琵琶湖がさーっと広がる。さらに遠く奥美濃の山々に伊吹山、そして霞の上に浮かぶ鈴鹿の山々。北を目を転ずれば、真白い雪をいただいた山々が青空に映える。一番高いあのピークは加賀白山か。その神々しい姿には心打たれる。

 

さっそく昼ご飯のラーメン作りにとりかかる。ヤスがジャンボ焼きそばの麺を取り出す。推定7.5玉分。そんなに食えるのか・・?山頂には「蛇谷ヶ峰 901.7m 京都弁護士会」の看板。日付はつい最近。ほー、嫁さんのおやじさんに聞いてみないとなどと言っていると、どう読み違えたかマユミは「12年前やねー」と言う。「901.7m」を90年1月7日と思ったらしい。ラーメンスープは「味覇」で味付け、麺は太めんであっさりしてなかなかうまい。一度にはゆでられないので、スープを残して博多ラーメンよろしく替え玉。心配はまったくの杞憂に終わり、あっさり全部平らげてしまった。気がつけば山頂は黒山の人だかり、2,30人はいるだろうか。めいめい弁当を広げたり、おでんをたいたり。中には、わざわざギターを持参して、弾き語りをしているランニングシャツ姿の怪しいおやじもいる。寒くないのか?食後はシホ持参のストロベリーティーを一杯。しかしマユミ、「わー、このアップルティーおいしい!」一同大満足のあと、12:50発。すぐに稜線から左に折れて、道標に従って急坂をカツラの谷コースに下る。小さな滝や紅葉を愛でながら、山腹を巻く道をたどる。日が少し傾き、柔らかい横からの光に当たった紅葉がこれまた素晴らしい。

 

そのうちに、自然観察公園に出る。きれいに整備されているが、まるで人気がない。朽木いきものふれあいの里センターにでてからは概ね舗装道になる。つり橋を渡ると、また急な登り。もう下りばかりと思っていたのもあって、こたえる。14:50グリーンパーク思い出の森内にあるくつき温泉てんくうに到着。さっそく入浴するが、よく繁盛していて人がいっぱい。男湯は少し待たされる。温泉のみの利用なら600円なり。プールにも入れば、露天風呂にも入れるようだ。温泉の窓からの紅葉の眺めが良い。風呂上がりに、入るときにヤスが目を付けていたソフトクリームをみんなで購入、無料のシャトルバスに乗って、朽木学校前から江若バスに乗り換え、安曇川駅へ。安曇川からはうまい具合に大阪直通の新快速に乗ることができた。最後まで完璧な山行であったと言っておこう。