7月21日から一泊二日で熊本市内&阿蘇山観光に行って来ました。
今回の旅行は私の熊本工場出張のおまけ。私にとって2回目の熊本工場出張が丁度海の日(7/20(木))にかかりそうで21日(金)に休暇を取れば4連休となるため、ダンナと熊本で待ち合わせをして小旅行しようということにしたのです。
工場での仕事は研究中の製品の試作の立ち会いで、試作はなかなか予定通りには進まないため、出張がいつ終わるかは予想できません。ダンナは水曜日まで有休取得申請をねばり、結局上司が帰った後に上司の机上に有休証をおいて帰ってきたとのこと。それでも私の予定は木曜になってもはっきりせず、その日、夜中の12時になって、ようやく金曜の午前中に終了する目処がたちました。というわけで、金曜日の朝、2時間程度会社に顔を出した後、なんとか昼頃、熊本で待ちあわせることができました。熊本観光危機一髪でした。
さすがに出張中は毎晩10時を過ぎるまで仕事だったため観光のことなんか考えている暇はなく、ホテルも何も予約していないまま、ダンナと待ち合わせ。ダンナもほとんど考えていないとのことでしたが、私を待っている間本屋でるるぶ熊本を立ち読みしており、そのままそのるるぶを購入してとりあえず昼ご飯にしようということになりました。
昼ご飯はとりあえず駅ビルの中のラーメン屋さん。出張中、暑さと疲れであまり食べられず、三晩連続でコンビニのレーメンを食べていた私でしたが、この時もやっぱりあまり食欲はなく、ダンナはその店の特製ラーメンを食べましたが、私はやっぱりレーメンということになってしまいました。
昼ご飯を食べながら作戦会議をしたところ、以外と2人の意見はあっさりまとまり、その日の午後熊本市内観光(主に水前寺公園と熊本城)、翌日レンタカーを借りて車で阿蘇山観光ということになりました。宿泊は私が全日空ホテルズ宿泊特別優待券を持っており、丁度熊本のホテル(ニュースカイホテル)が非常にリーズナブルだったため、さっさとそこに決めてしまいました。
昼食を終え、ホテルに予約を入れた後、まずホテルに直行。まだ午後2時位だったのですがチェックインさせてもらえたため、部屋に荷物を置き、ベッドに倒れ込みたいという誘惑を振り切ってすぐ外出。ツアーデスクで翌日のレンタカー予約を済ませた後、いざ市内観光へ。
熊本は結構市電が発達しており、水前寺公園も熊本城も市電で行くことが出来ます。ホテルのすぐ前にも市電の駅があり、そこから市電に乗り、まずは水前寺公園に向かいました。水前寺公園駅で市電を降り、なぜかちょっと迷ったものの水前寺公園に到着。ここはかつて細川氏の別邸だったとのことですが、うーん、こんな庭、でかすぎるっちゅうねん!
水前寺公園にて(出張帰りのため、スーツ姿)
ちなみに池の鯉はよっぽど飢えているのか、人が池の縁に立っただけで寄ってくる寄ってくる。池には鯉のほかカモもおり、すいすいと涼しげに泳ぐ姿を見て、私もダンナも一様に「きもちよさそ〜」とハモってしまいました。
水前寺公園でフローズンを食べた後、突然ダンナが「夏目漱石記念館に行きたい」と言い出したため、再び市電で移動。熊本は漱石が松山で教師をした後、移り住んだ所だそうです。その時漱石の住んでいた家が記念館になっていました。暑さで限りなくへばっていた私は、記念館と言う響きにコンクリート作りのクーラーの効いた建物を期待していたのですが、期待は見事に裏切られました。そういうわけで、一通り見てしまった後は、じっくり見ているダンナを待ちつつ、畳敷きの部屋に座り込み、蚊にさされながらうちわパタパタという、純日本家屋での夏の風物詩状態になっていました。
夏目漱石記念館にて
その後、近くのアークホテルの喫茶ルームで一杯400円也のオレンジジュースでちょっぴり元気を回復し、熊本城へ。ところがそこで切符切りのおっちゃんに閉門は5時半だと言われてしまう。時既に5時。一瞬躊躇したものの、ここまで来て引き返せるかとばかり、それでも入ります、と入場料を払って中に入りました。疲れまくっていた私も、入場料を払ったからには天守閣までのぼらなければ気が済まないので小走りに上がります。なんとか15分程度で天守閣に到着し、ふとそばにあった看板を見ると、正確には熊本城に複数ある門のうち、いくつかは5時半に閉まるのだけども、ひとつはそれ以降も開いているとかいてあるではないか…。一気に脱力…。おっちゃんうそつくな〜。それでも、天守閣自身は5時半に閉まるらしかったので、とりあえず天守閣に入りました。
熊本城天守閣
天守閣の内部は建てられた当時のままではなく現代風に作り替えられており、様々な展示物が飾られ、緩くではありましたがクーラーが効いていました。時間があまり無かったので展示物はざっと見て回り、天守閣の最上階まで上って下りて、閉館ぎりぎりに天守閣から出て、帰りはゆっくり下りて熊本城を後にしました。
熊本の繁華街は駅前ではなく熊本城付近であるため、夕食はその辺りでおいしそうな居酒屋か郷土料理屋さんに入ることに決めました。しかしまだ夕食にはちょっと早かったので、ちかくにあったダイエーに寄り、恐ろしい日差しに辟易していた私は翌日の阿蘇山観光に備えて帽子を購入しました。(実は本当に帽子が必要だったのはこの日であって、翌日はほとんど車中だったため、あまり役には立ちませんでした。)
ダイエーで30分余り時間をつぶした後、夕食へ。るるぶを見てそれらしい店にいこうとしたのですが、時間がまだちょっと早いためか準備中の札が下がっており、わざわざ待つほどでもなかったので、辺りを見て回ってあまり高すぎずそれでいておいしそうな魚料理中心の居酒屋さんを見つけ、入りました。カウンターの前には氷が敷き詰められ、その上にずらっと魚介類が並び、奥の水槽には魚が生きて泳いでおり、それらが目の前で次々調理されていくなかなかナイスな店でした。料理も美味しく、特にあじの刺し身は姿盛りで出され、更に食べ終わった後は一旦下げて骨の部分をからあげにして供してくれるというサービスもあり、店の名前は忘れたけれど、自信をもってオススメします。もちろん馬刺しも食べました。
食事後はまた市電でホテルに帰り、さっさとシャワーを浴びてベッドに倒れ込み、速攻で爆睡モードに入りました。こんな感じなら、上等のホテルでもビジネスホテルでもあんまり関係ないなぁ。
翌朝は8時にレンタカー屋に迎えに来てもらうことになっていたため、7時起床。宿泊とセットになっていたホテルのバイキングで朝食をとり、チェックアウト。レンタカー屋は10分ほど遅刻してきたけどちょっとハンサムなおにーさんだったので許す。レンタカー屋で手続きをした後、いざ阿蘇山へ。今回の車は私達にとってはなつかしのサニーちゃん!内装は結構変わっていましたが…。
阿蘇山といってもいったいどこに行くの?と思ったのですが、とりあえずはまず火口へ。しかしこの日は霧が強くて景色が見えず、風も強く、小雨まで降ってきたので、ひとしきり火口を眺めた後は、まぁいっか、と車に戻りました。
次の降車場は草千里。ところがここでも霧が強くて視界は千里どころか数十メートル程度しかない。仕方なく、駐車場に併設されたレストセンターでお土産を買って草千里を後にしました。
麓へ下る途中で。
阿蘇山を麓まで下り、周遊道路をぐるっとまわることにして、次は大観峰に向かいました。ここは比較的天気がよく、阿蘇山や九重山がよく見えました。また、ラジコン飛行機を自在に操る男性2人組もいて、観光客の目を奪っていました。
大観峰より
大観峰を離れ、るるぶに載っていた高森湧水トンネル公園というところに向かいました。ここはかつて開発途中で断念したトンネル(高森と高千穂を結ぶ予定だった鉄道トンネルです)を利用した公園で、内部にきれいな湧き水が流れおり、また、7月初旬に七夕のイベントを行っていたらしく、その際に飾った趣向を凝らした七夕飾りがまだいっぱい飾られていました。更にトンネルの一番奥には、ウォーターパールという水と光を使ったとてもきれいな仕掛けもあって、ふらっと立ち寄った割には大当たりでした。
ウオーターパール。仕掛けは一言では説明できません。
トンネルの上には資料館もあり、そこでは湧き水でいれたコーヒーやグリーンティーをいただきました。
ここでようやく昼食。本当は道々昼食が食べられそうなところを探しながら走っていたのですが、なかなかよさそうなところが無く、結構遅い時間になってしまったのです。やっといいところが見つかったので、昼食と相成りました。山見茶屋というちょっと高台の眺めのいい場所にあるお店で、阿蘇の郷土料理である田楽をちゃんと囲炉裏で焼いて食べさせてくれました。しかもお昼のメニューは定食になっていて、ダンナが田楽定食、私が高菜定食を頼んで二人でわけっこすれば、田楽のみならず、だごじる、高菜飯といった第二第三の郷土料理も食べることができて大満足でした。
昼食を終えた後、天気がずいぶん良くなってきていたので、ダンナが「もう一回草千里に行ってみる!!」と言い出し、結構車に酔っていた私は、内心(もういいやん…)と思ったのですが、言い出したらきかないダンナ様はもう一度車をとばして草千里へ。着くと、そこは午前中の景色とは似ても似つかぬ、ひろーい草原!ダンナは「これを見せてあげたかったんだ!!」と満足気でした。
晴れ渡った草千里にて
草千里を制覇した後はもうタイムアップ。車で熊本市内に戻り、レンタカーを返して駅のみどりの窓口へ向かいました。しかし、接続の良いひかりレールスターは満席とのこと。しかたなくもう一本遅い最終のレールスターの指定席を押さえ、特急有明で博多に行き、博多でラーメンでも食べながらひかりを待つか、と思いきや、博多駅構内にラーメン屋がない…。2人とも途中下車出来ない往復割引切符だったので、泣く泣く駅構内の喫茶店で軽食をとり、レールスターを待ち、レールスターのサイレンスシートで爆睡しながら大阪に帰ったのでした。かえすがえすも博多でラーメンを食べられなかったのが、唯一の心残りとなりました。ちゃんちゃん。