
7月19日
大阪駅に22時集合。カナは福知山の実家から直接行くということで、カリブに5人乗り込んで中国道を北進する。今回、図らずも黒一点となってしまった私、ああ恐ろしい。舞鶴道に入り、西紀SAで休憩。土産物屋は豆尽くし。福知山ICで下りてからさて地図を見ると、あれ!さらに先に行って、京都縦貫道の舞鶴大江ICまで行けたようだ。国道9号、175号を経て大江町に入る。県道9号を左に折れると、ウああ!!鬼のオブジェがたくさん並んでいる。この真夜中に急に現れると非常に不気味。林道隣山線の見事なゲートをくぐって上がっていく。真っ暗で、なんとも気味悪い。カヨ、「よねさん、なんか出てきたらお願いします〜」、シホ、「こんな時だけは頼りになりそう」と好きなことを言っている。迷いながらもそのうち広い駐車場とグランドを発見、トイレもある。0時30分頃、ここにテントを張ることにする。
7月20日
6時頃起床。あたりはもやがかかっているが、天気は良さそうである。テントを畳んで、各自のんびり朝飯を食べながらカナの到着を待つ。よく見るとむこうのほうに見事な鬼のオブジェがある。これがかの「ウルトラマン」の作者成田亨氏の作品という鬼モニュメントである。7時過ぎ、思わぬ方向からカナ車がトラックに先導されてようやく登場、道を間違えて今日の下山口である鬼嶽稲荷神社まで行ってしまったそうだ。ようやくメンバーがそろったということで、7:15発。林道を上がっていく。このグランドのバックネットのところから上がる道があるという情報もあり、たしかに看板も出ていたが、敢えて無視、林道の終点まで進む。7:33発。本の通り、上がる道がある。そんなに急ではないが、あまり使われていないようで荒れ気味。すぐに上りきって平坦となり、林道と交わる。ゆるゆると林道を上がって、林道が左に下りていくところで、右への登山道に入る。これまでのところは道標は全くないので注意が必要だ。さらに足下の悪い道を上がっていくと、8:26縦走路に出た。休憩。それほど時間が経ったわけではないが、歩きにくい道にみなそれなりに疲れたようだ。水分を十分取って、さて目指すは鍋塚、しかしカヨは、「なべぶた?」8:38発。すぐに目の前に緑色のきれいな▲が見えてきた。
鍋塚のピーク
このあたり、白いギボウシやシモツケ、ウツボグサなどの花も見事。

最後の急な登りをこなして、8:59鍋塚に着いた。北の方の航空管制塔の方面の伸びやかな稜線、加悦町の眺め、日本海までは見えず、大江山はまだガスの中ではあるが、爽やかな風が吹いてとても気持ちがいい。カヨお嬢様、「もういいわ、ここで満足した!」と終了宣言。でも確かに、それほどに快適なピークであった。9:23発。坂道を駆け下り、ほぼ平坦な道を進むと、皆がかたずをのんで笹ヤブに見入っている。何を見てるのかと思ったら、「とんぼ」であった。黒い羽に青い胴体、大変美しい姿。残念ながらカメラに収めることはできなかった。更に下って9:48、トイレのある鞍部、横に休憩所もある。また休憩。休憩所のなかのイスに座ると大変涼しい。10:00発。登りにかかる。まもなく10:17鳩ヶ峰に到着。少し歩くと汗が出る。さらに休憩。さっきの鍋塚同様、加悦町の町並み、田んぼの眺めがなかなか良い。ほかにものんびり休憩しているパーティー、富士山登山の練習に来ているのだなどと携帯で話をしている。お互い、こんな調子で練習になるのか?10:30発。ここより登りはやや急になる。丸太の階段を踏みしめてうんうん言いながら登るが、それもつかの間、10:54には主峰千丈ヶ嶽に着いてしまった。当然休憩、他にも登山者多数、大部分は鬼嶽稲荷神社からだろう。西側に展望が広がり、案内板が置いてある。カヨ情報によると、千丈ヶ嶽の西にある赤石ヶ岳はザトウクジラの頭の形に似ているそうであるが、理解不能。ここで記録によると鬼関係の食い物の話になったようだ。来るまでに、鬼そば、鬼まんじゅう等は見たが、マユミ、「鬼ずし食べたい!」でもまだあまりお腹も空かないので、飯は後にして、11:31発。双峰への道を右に分けて、広々した歩きやすい道をずんずん下り、早くも11:53鬼嶽稲荷神社に着いてしまった。立派な眺めのいい休憩所があり、ござをひいた板間もある。またも休憩、今度は昼飯。冷たい水がひいてある。ちなみにここにはビールと缶コーヒーが売っている。お疲れカナ、昨日実家で飲みすぎたか食後突っ伏してお昼寝。カヨも、「ここでお昼寝したい〜!」とはしゃぐ。そのカヨ、今度ははしゃぎすぎて、なんかの袋のチャックをかませて外れなくなり、はさみで切るはめに。今日は絶好調、大活躍である。13:30発、舗装された林道をズンズン下る。結構長い。途中別れて私は車を取りに行く。日本の鬼の交流博物館の駐車場で合流、せっかくなので博物館に入り、トイレで着替えさせてもらった。展示物を見学、「酒呑童子」とは何者なのかが理解できたので有意義であった。「歴史街道」で紹介された時のビデオを繰り返し上映していた。そのうちにカナファミリーの車が到着、なんとスイカを持ってきていただいたということで、皆で頂く。とても食いきれないので、横にいたライダーのカップルにカナ、「よかったらどうですか?」と無理やり押しつけた。カナファミリーと別れ、帰り道、鬼寿司の看板。アカ、マユミに、「まだ食べたい?」、マユミ、「食べたい!」あとは舞鶴大江ICより舞鶴道。西紀ICでお約束の黒豆ソフトを賞味して、中国道を通って無事帰阪。なんとも、休憩の方が長い練習であった。