
幹事ヨネの強権により、JR茨木駅に8:00集合。ヤス車に乗り込んで、名神を東へ。北鈴鹿といえば「ヒル」。以前にヤスとアカは今回と同じ時期に霊仙に登ったことがあるのだが、何人か被害にあったという話で盛り上がる。果たしてミワがどういう反応をするか少し心配していたが、さすが豪傑はほとんど気に留めていないようだ。彦根ICより「河内風穴」の案内板を頼りに、細い道を山奥へ進む。しっかりと駐車料を取る河内風穴の脇を過ぎて間もなく入山口の看板を発見。9:52出発。ヨネ、ミワ、アカ、ヤスの順。急登だが、早くも後ろで叫び声。さっそくお出まし、アカの足に小さいのが頭を突っ込んでいる。叫び散らすアカ、こっちだってさわりたかないのに、取らされる。廃村となっている今畑を過ぎて、汗を拭き拭き森の中の急な道を登っていく。8月までは冷夏冷夏と言っていたのが、9月に入ってひどい残暑が続いているが、今日は風が吹き、曇っているのでまだなんとか助かる。そのうち稜線に出ると、木が急速に少なくなって、展望が良くなってきた。11:01-09、笹峠で休憩。いつしかヒルもいなくなったようである。道脇には今日のお目当て、イブキトリカブトが咲いている。見上げればそこは今日のハイライト西南尾根の登り、日本アルプスを思わせるという、広い尾根の豪快な登りが楽しめるところである。

まあ、アルプスほどであるかどうかはともかく、ここいらの山の中ではなかなか気分のいい登り道なのは確かである。ミワも「すごいすごい」を繰り返している。あたりはススキっ原、そして紫のイブキトリカブトがところどころに大群落を作っている。足下には、ゲンノショウコ、ミツバフウロの白い花。これ幸いと、ヤスの真新しいデジカメがさっそく大活躍している。風が涼しく、心地良い。

11:55-12:20近江展望台、昼食。いつしか回りは白くなってきたが、時折ふっとガスが晴れ、琵琶湖方面の景色が望まれる。ここからは登りは緩やかになるが、道がやや不明瞭で幾度となくやぶとも道とも知れない道を行く。ところどころ白い石灰岩のガラガラ道となり、それはそれで確かに日本アルプス的だが、少し歩きづらく、結構時間がかかる。あたりはすっかりガスって、ほとんど展望なし。笹の間を抜けて、13:48-58やっと最高点ピークに到着。ちょっとした広場になっているが、ちゃんとした看板は立っていない、最高点にしてはちょっと寂しいピーク。残念ながら相変わらずのガス、早々に立ち去る。

T字の分岐を左に折れて、14:18三角点ピークに到着。折角なのでここで記念撮影。やはり真っ白。雨がほとんど降っていないだけ全然ましだが、なんとなく飯豊の悲劇を思い出してしまう。ミワ、「まだ山で景色を見たことない気がする・・。」ひょっとしてあなたは雨女?ショウコ2号の疑惑が・・・。14:25出発。少し下りたところで、アケボノソウが咲いていたので、しばし撮影タイム。時折ガスが晴れて、あたりの広さを少しだけ垣間見た。

14:50経塚山で道を折れて下りに入る。琵琶湖の形をしているという、お虎が池まで下りてきたころにはすっかりガスが晴れ青空が見えてきた。振り返ると、すでに頂上の方もガスが晴れているような感じも。これってやっぱり・・?ミワに嫌疑の目、「違いますよ〜」と一生懸命否定。谷の反対側の山肌を見ると、鹿が3匹ほど斜面を駆け上がっていった。樹林帯に入り、蝉の大合唱の中、急な道を下り、16:06-17、汗フキ峠。ここから沢道になるが、ちょっと湿っぽいところになると、いましたいました!そこらをヒル様が何匹も尺取り虫のようにぴょこぴょこと歩き回っている。これはたまらない、なるだけ立ち止まらないように足早に歩く。しかし意外にところどころ道が細くなっていて、ちょっと注意が必要。中には、ヒルの巣に飛び込むが如く、谷に向けてコースアウトする輩も。危ない危ない。本人からは記録には書かないでほしいと懇願されたのでここでは名前を伏せておこう(しかし、秋山本番の時にはすでに「リポビタンDのような救出劇」があったという話が広まっていたのであるが)。そのうちに道も良くなり、落合の集落の道路に出て、一息。足下をチェック。皆さん少なからず被害に遭っていた中、私ヨネは全く被害なし!ふははは。汚らわしいヒルなんぞにこの大事な体を噛まれてなるものか!もとの車に、計画より1時間ほど遅れて16:58着。途中コンビニで女性陣につられてアイスを買って、JR茨木で解散した。