日本海軍 潜水艦 伊370 & 伊68

- ≪伊370について≫
ミッドウェー海戦直後陸戦隊及び兵器、食料を前線へ輸送するために計画され、1943年から着工急造されました。丁型潜水艦は潜輸と呼ばれ、当初発射管2門を有し、人員110名、物資82トンを搭載し、改型伊372及び航空燃料輸送用の伊373が完成しました。丁型潜水艦の一部を特攻兵器の回天を搭載するため、備砲を撤去して甲板上に回天5基(前部2、、後部3)を搭載した伊370潜水艦は1944年10月、三菱神戸で建造され、1945年硫黄島来攻の米艦隊攻撃のため千早隊を搭載、1945年2月22日大津島基地を出撃しました。回天は人間魚雷の特攻兵器で、93式61cm魚雷を後部に利用、頭部には1.5トンの高爆薬が充填されていました。実戦に参加したのは回天T型のみです。
≪伊370主要要目≫
基準排水量 1,440トン 全長 73.50メートル 最大巾 8.90メートル
速力 13ノット(水上) 6.5ノット(水中)
馬力 1,850馬力(水上) 1,200馬力(水中)
兵装 人間魚雷・回天5基
完成年月日 1944年9月4日 神戸造船所

≪伊68について≫
伊68は太平洋戦争開戦時における最新の海大型で、1934年から38年に改型の海大6型Bを含めて8隻が完成しました。本艦は、艦本式ディーゼル(4,500馬力)2基を搭載し、海大5型に比べ出力が50パーセントもアップして水上23ノットの高速を発揮しました。同型艦は伊69、伊70、伊71、伊72、伊73、又海大6型Bは内殻構造を強化して安全潜航深度を増大したもので、同型艦は伊74、伊75です。伊68は開戦いらい太平洋の各海域に同型艦と共に活躍、1942年6月ミッドウェー海戦には宿敵・航空母艦ヨークタウンを撃沈しました。1943年7月27日ビスマルク諸島イサベル海峡で敵潜水艦の攻撃によりその姿を消しました。
≪伊68主要要目≫
基準排水量 1,400トン 全長 104.70メートル 最大巾 8.20メートル
速力 23ノット(水上) 8.2ノット(水中)
馬力 9,000馬力(水上) 1,800馬力(水中)
兵装 53cm魚雷発射管6門 10cm高角砲×1 13mm単装機銃×1
完成年月日 1934年7月31日 呉造船所
※ キット同梱の「日本潜水艦 伊370・伊68」組み立て解説書より抜粋
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