これは、小川町の店の某常連こと「Mr.K」さんの、香港のゲーセンでのエピソードです。
これより後は、本人が書いたレポートです。
2000年5月12日の香港での本当の話。
海外出張で香港へ行き、お客さんと別れたその後、ゲーセンを探して町へと出ました。
どこに何があるか知っているわけでもなく、ただひたすら歩いているとあるじゃないですか、ゲーセンが・・・
さっそく中へ入ると、DDR(2nd)、GF(2nd)、DMがあるじゃない!さっそくDDRをプレーすることにしました。
しかし、マニアックコマンドを忘れてしまい(久しぶりだったのでね)、仕方なくベーシックをやりました。
当然、全つなぎ。隣にサン・アミがあったのもあって、誰も俺のやっているDDRなんか誰も見ていません。
すかさず連コインでアナザーをやりました。またしても全つなぎ。
ベーシックとアナザーで「MRK」をランクインさせました。そこまでは何の事は無い普通のゲーム。
しかし、そこからがすごいことになりました。
久しぶりの2ndなので、パフォをやってみたんです(スライド、高速回転を中心にしゃがみ等も交えて)。
それまで、誰もいなかったはずのDDRの周りに人が集まるわ集まるわ・・・あっという間に約20〜30人の人。
ビックリしました。 だが、ゲームの途中でビックリしているひまもなく、パフォをやり続けていました
(ミラクル、鰤オケ、パラマックス)、私のパフォを見たことがある人はわかると思いますが、
たいしたことないものなんです。しかし、一人の中国人が何か叫んでいます。
当然、中国語(この地区は広東語らしい)なので何を言っているのか全くわかりません。
ただ、感動したのか現金を渡してくれました。すると、他のお客さんも次々と現金をくれたんです。
ざっと香港ドルで100ドル(日本円に換算すると約1500円ですね)になりました。
みんなに謝謝(シェーシェー)と言いながら、俺は大道芸人か?と思っていましたが、
まぁ2度と会わない人だからいいか!なんて思いながら、GFをやりに行きました。
すると、その観客達も移動してきたのです。とりあえず、ノーマル(GFはあまり上手くないので・・・)で3曲をやり、
エキストラも無難に通過してまた観客がざわめきました。さっきの面目は保ったな、と最後にDMをやりました。
当然、EX.REALです。そのコマンドを入れた瞬間にざわめきが起こりました。どうやら知らなかったらしい・・
俺は何食わぬ顔でヘブン、パワー、ナイトメアーをやり、観客から拍手をもらって機嫌よく帰ろうと思った時に、
また一人の中国人(さっきとは違う人)が何か言っています。
中国語はわからないので、「英語がわかる人いませんか?」と聞いてみたところ(当然英語で)、
一人がわかるらしく、何を言っているのか聞いたところ、セッションをやりたいそうだ。
突然のことになんて断ったらいいかわからなかったので、「金が無いから帰る」と言い訳した。
その言い訳がいけなかった。セッションをやりたいと言っていた中国人が、店の人を連れてきたではないか。
その人は店の人と仲が良いらしく、DMとGFをフリープレイにしてしまいました。
すると、そこはもう大セッション大会に早代わり!1時間近くDMをやらされました。しかも、GFに無い曲ばかり。
その時には既に午前0時、店は通常、閉店の時間である(張り紙を見たのでわかったのだが)。
閉店時間だから帰ると言ったら、なんと閉店時間を変更しやがった!
英語のわかる人が、1時までOK!なんて言っているから、俺は大丈夫じゃない!と思いながらも、
中国人の逆襲が怖くて断れなかった。更に1時間DM叩きっ放し状態になった。
午前1時になり、やっと帰れると思って店を出たら、今度はなんとサイン攻め・・・
なんで俺ごときのサインが欲しいんだ?と思いながらも、逆襲が怖いので「Mr.K」のサインをした。
結局、ホテルに帰ったのは午前2時。
Mr.Kの名を香港のとある一部の小さなゲーセンで広めてしまった一日であった。
ゲームをやってて本当に疲れた・・・と思ったのは今日が初めてである。
文責「Mr.K」