フォーミュラニッポン


マシン紹介


99年、マシンレギュレーションが大幅改訂され
96年度の国際F3000規定にワンメイク規定を
除外したものとなっている。
これによりステップドフロアの導入、
車両安全規定の強化などがはかられた。

それでは今年のFニッポンのマシンはどう変わったのか
マシンごとにみていこう。

レイナード 99L
Gフォース GF03
ローラ B99ー51

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レイナード 99L
Reynard 99L
全長 4410mm
全幅 2000mm
全高 950mm
ホイールベース 2865mm
フロントトレッド 1700mm
リアトレッド 1590mm
重量 625kg
(ドライバー含む)
構造 カーボンファイバー/
ハニカムコンポジット
サスペンション ダブルウィッシュボーン/
プッシュロッド
ダンパー ダイナミックサスペンション
社製
ホイール OZ社製
ブレーキ ブレンボ社製
4ピストンキャリパー
ギヤボックス Hewland社製
5速シーケンシャル
クラッチ AP社製
カーボントリプルプレート
製造者 REYNARD RACING CARS LTD
使用チーム UNLIMITED Le Mans
ASAHI KIKO
TEAM 5ZIGEN
COSMO OIL CERUMO
TMS
LEYJUN
PIAA NAKAJIMA
レイナードは、昨年新たにマシンを作らず97D用のアップデイトパーツを供給しただけであったため99Lの開発は、ほかの2車種よりも開始が早くBARのF1マシンと同時期に開発されていたのでF1と同じステップで作られている。
また、風洞実験などではお互いの良い部分を取り合うなどしているためF1と似ているところもある。
全体のフォルムは直線的なデザインで、コクピット前端とノーズコーンの間のフロントノーズ上面がフラットになっているあたりは、最近のF1のトレンドを採用しているのがわかる。
サイドヘッドレストからエンジンカバーへの絞り込みは多面 的な3次曲線で描かれている。
フロントウイングは、97D改と比べると一部形状が異なり 新たにセンターに固定フラップが追加され、りアウイング下段は直線的でシンプルなものとなっている。
ステップドボトムとなってリアディフューザーが大きく変わりセンター部は大きなトンネルとなり、ミッション/ディファレンシャルのレイアウトを変更。ディファレンシャルをギアボックスの後ろに配している。
また、トランスミッションを縦置きレイアウトに変更し空力的な配慮をしている。
サスペンションは97D同様トリプルダンパーを引き続き採用している。
ただし、車両レギュレーションのカーボン使用規定に適合しなかったため、もてぎのテストではFRP化されたパーツを 一部のチームに供給。対策パーツを装着してT・コロネルとM・クルムがテストを行っていた。開幕までには全チームに 供給される。
鈴鹿・もてぎのテストでも結果がよく、やはり今年もチャンピオンマシン候補ではないだろうか。
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Gフォース GF03
G Force GF03
全長 4300mm
全幅 1976mm
全高 983mm
ホイールベース 2845mm
フロントトレッド 1680mm
リアトレッド 1565mm
重量 625kg
(ドライバー含む)
構造 カーボンファイバー/
ハニカムコンポジット
サスペンション ダブルウィッシュボーン/
プッシュロッド
ダンパー ペンスキー社製
ホイール OZ社製
ブレーキ ブレンボ社製
4ピストンキャリパー
ギヤボックス ヒューランド社製
5速シーケンシャル
クラッチ AP社製
カーボントリプルプレート
製造者 G FORCE
PRECISION ENGINEERING LTD
使用チーム SHIONOGI NOVA

昨年、GF02で初めてフォーミュラニッポンに参戦したG フォース。IRLやルマン用プロトタイプカーなどで実績が あるだけに、その技術力はトップクラスであるために大いに期待したが、トラブルなどでほとんど走れず、モノッコクなどに多くの問題を抱えていたため満足な結果が出なかった。
2作目となるGF03は、昨年の反省を踏まえて作られ、トランスミッション以外のほとんどを新たに作り直したブランニューモデルである。
フォロントノーズはGF02の極端なハイノーズからややおとなしめのものに変更され、ノーズ断面下部が半円形だったものがフラットなものにしている。それでもほかの2つのマシンに比べると高めのノーズである。
マシン前部は直線的なデザインであるのに対してコクピット から後ろは滑らかな曲線で絞りこまれている。
また、センターディフューザーはひときは長大なものを採用 しておりステップドボトム採用によるダウンフォース 減少に対応している。
テストの結果はまずまずであったが、現状2台のみであり 開発の量という点では、ほかの2つのマシンより少なく すべてはノバの持つ技術力にかかってくる。

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ローラ B99ー51
Lola B99-51
全長 4289mm
全幅 2000mm
全高 946mm
ホイールベース 2819mm
フロントトレッド 1708、15mm
リアトレッド 1593、85mm
構造 カーボンファイバー/
ハニカムコンポジット
サスペンション ダブルウィッシュボーン/
プッシュロッド
ダンパー ダイナミックサスペンション
社製
ホイール OZ社製
ブレーキ ブレンボ社製
4ピストンキャリパー
ギヤボックス 5速シーケンシャル
クラッチ AP社製
カーボントリプルプレート
製造者 LOLA CARS INTERNATIONAL LTD
使用チーム SPEEDMASTER MOONCRAFT
BE BRIDES INPUL
MIRAI
TAKAGI B-1
ARTA
DoCoMo DANDELION

96年より国際F3000のワンメイク指定請負会社である ローラ・カーズ。99年のフォーミュラ・ニッポンも規定そのものは、国際F3000と同じである。
そのため多くの部分で、国際F3000用マシンの流用がきく。しかしながら、ワンメイク・マシンでライバルが存在するレースを勝つことは非常にむずかしい。
そこで、99年用国際F3000マシンT99ー51を大幅に改良して出来上がったのがローラB99ー51である。
ほかの2つのマシンに比べてモノッコクの厚み、 サイドポンツーンの高さなど大柄でありマッシブな印象 をあたえる。
フロントノーズのの高さもすごく低くされており、 そこからつり下げられたフロントウイングの翼端板には いままで見たことのない斜めに開いた形の補助翼が取り付けられている。
リアのエンジンカウルの処理は、近年のF1のように フラットデッキ形状を採用、サイドポンツーンは かなり後方から絞り込まれており、リアタイア前部には ウイングレットが取り付けられている。
99年フォーミュラニッポン新車発表会の時には、このマシンのリアディフューザーの形状は、見慣れたトンネル形状ではなく、センター部は意図的に跳ね上げたようなデザインとなっていた。
しかし鈴鹿テストの時にダウンフォースの絶対量の不足が 指摘されたため、その後の風洞実験によりもてぎテストには 2枚から3枚になったリアアッパーフラップ・ サイドにフィンが追加されたフロントエンドプレート・ モノッコク下部に装着するシャシーベーンを用意、リアディフューザーもMOONCRAFT・INPUL・ARTAなどは 独自に製作してテスト、ローラ側でもリアディフューザー・ サイドポンツーンの変更を予定するなどダウンフォース獲得に必死に努力している。
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