三千院先生の後書き

 

いろいろ大変でした。

今回もっとも印象に残ったのは、やはり、「編集会議は戦場だ」ということですね。

編集のKさんやイラストのAさんが、弥生の味方について、

「僕が妹とラブラブなエンディングにしたい」

と言っても許可してくれなかったんですよ。

編集との戦いに敗れて、面白い物が書けようはずが有りません。

話し合いは、平行線の一途をたどり、一時は、

「小説の中に選択肢が突如現れる、マルチエンディング小説にしよう」

という案まで出たほどです。

結局、エンディングは、電撃妹印刷の一週間前(とうに締め切りは過ぎている)まで決まらなかったので、

とうとう僕が、「どちらか一人になんて選べないよ」と鶴の一声をあげたので、

このようなお話になりました。

僕の愛弟子のF君は、最後まで妹エンディングにしたかったようだけど、

やっぱり、人として、この選択肢はやむなきことだよねぇ。

 

…と読者に賛同を求めつつ

三千院


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