〜リフレインが呼んでいる〜

「梨華…帰ってきて……」
 あぁっ! 圭ちゃん(ハート)……感激です。
 「梨華」…「梨華」…「梨華」……。
 頭の中で、圭ちゃん(ハート)の呼ぶ「梨華」って声が
リフレイン……。
 感動で涙涙、涙です。




「う…嬉しいです…圭ちゃん(ハート)」
「これくらいで喜ぶなんて…安上がりな娘。ね」
 呆れたって顔の圭ちゃん(ハート)。
 でも呆れられたって、いいんです。
 だって…今は、私だけの圭ちゃん(ハート)なんですも
の。
 これからちょっとずつ進展して、最後には……。
 キャッ、恥ずかしい!




「……ちょっと、あんた…何をベッドの上で身もだえてん
のよ」
「何って…圭ちゃん(ハート)とのラブラブな日々を……」
 ペチッ!
 いった〜い…何でおでこを叩くんですか?!
「変なこと想像しないの!…それに、さっきから気になっ
てるんだけど『圭ちゃん(ハート)』って…この(ハート)
は何なのよ?」




 あら? 気づいてたんですか?
「だって…『圭ちゃん』って呼ぶたびに、幸せな気持ちに
なるんですもん…それで、どうしても(ハート)がついちゃ
うんです」
 圭ちゃん(ハート)は、ちょっとビックリした感じ。
 でも…ちょっとほっぺが赤くなってませんか?




「コホン…ま…まあ、それは…嬉しい…けど、まどろっこ
しくて困るわ!……だから、(ハート)はつけないで……
ね?…梨・華(ハート)」
 突然の衝撃!
 「梨・華(ハート)」…「梨・華(ハート)」…「梨・
華(ハート)」……「梨・華(ハート)」……。
 あぁっ! リフレインが…私を呼んでいる……。
 もう…しびれちゃいます……。
                         (続)



続く