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【焼き銀杏】 翌日も、合間合間にメールを梨華ちゃんに送りながら、仕事とお泊まり会の準備で、何気に忙しく過ぎていく。 仕事からの帰り道、思い出してシャンプーを買い足す。 急に振り返った時とか、自分の髪の香りが梨華ちゃんと同じで、何だか嬉しくなるんだよね。 部屋を片づけるつもりが、いつの間にやら模様替えみたいになってる。 でもねぇ。 ちょっと…私も自意識過剰かなぁ? |
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【チャーミー石川】 『もしもしぃ?』 でも、電話がかかってくるの、本当にずっと待ってたんだから。 『梨華ちゃんが準備すること?…ん〜……無い…んじゃないかなぁ?』 結局、明日香ちゃんは最後まで、私にお手伝いさせてくれるとは言ってくれなかった。 うん。やっぱり…大学イモ! |
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【焼き銀杏】 梨華ちゃんは、何かやりたそうだったけど、それじゃ、お迎えする側としては面目が立たないって訳で。 さて……部屋の模様替えが残ってるけど……。 まだ明日も一日あるし、大仕事になりそうだけど、何とか間に合わせてみましょう。 でも、別に私たちはHのために会う訳じゃないんだし……まだちょっと、私に自信がないっていうのもある。 思い出して、大切にしまってあったあの星形ピアスを取り出す。 その後もちょっとだけ準備をして、区切りがついたところで、ベッドに潜り込む。 |
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【チャーミー石川】 「おはようございます〜」 「保田さ〜ん、今日もハッピーですか〜?」 「…ま、あんたにとっては、明日香とつき合うの、プラスになってるみたいだね」 「もういいから」 「明日香は、あんたのことを一人の女の子として見てくれるだろうけど、周りからしたら、モーニング娘。の一員・石川梨華、なんだから」 「とにかく」 「あんたのために言ってあげてるのに……」 |