0.まず始めに私にとってのRPGの概念
今回の企画の趣旨に沿って書き始めるにあたってまず始めに私のRPGに対するスタンスを示すことか
ら入りたいと思います。
私にとってRPGは趣味であり何よりも”遊び”であります。又同時に、将来において文化性の高いものへ
進む可能性を多く内包している存在であり、それゆえに打ち込むに足るだけの趣味であるのです。
ここからはRPGが”遊び”である点に注目しどうしたらより”楽しめるか”を考えていきたいと思います。
RPGが”遊び”であると考えるならそこに流れる本質の一端には必ず”時間の共有”ということが欠かせ
ないはずです。”遊び”において”時間の共有”というものが如何に重要であるか読者諸氏は十分御判り
のことだと思います。
では”時間の共有”から得られるものはなんでしょうか?それは”過程を楽しむこと”と”それから得られ
る満足感(達成感)”であると考えます。
こういうと大抵「では、自分が満足すれば後はどうでもいいのか?」という質問を受けます。これに対する
答えは以下の例を見て貰えば理解して貰えると思います。
あるRPGの卓にA,B,C,D,E,の五人の人間がいたとしましょう。この時、Aさんは非常に楽しくセッ
ションを終えました。B,C,Dさんもそれなりに満足です。しかし、Eさんは不満そうです。では、この場合に
おいてAさんにとってセッションは成功でしたでしょうか?答えは「中途半端な成功です。」なぜなら、AさんがEさ
んの不満そうな顔を見た時点で、Aさんに多少の蟠りが残ってしまうからです。これではそれまでのAさん
の満足感は減退してしまうでしょう。
では、AさんはEさんの不満に気がつかなければ成功か?これはこれで完璧ではありません。一見Aさ
んには不満点が0の様に見受けられます。しかし、”時間の共有”という観点から見てはどうでしょうか?E
さんの存在を無視していますよね?これでは”時間の共有”そのものが成り立ちません。AさんはA〜Dの
四人での”遊び”には成功したかもしれませんが、Eさんを含めた5人での”遊び”には失敗しています。
ここまで来たら理解して貰えたと思いますが、”遊び”において他の参加者と一緒に楽しむことは同時に
自分の楽しみを守ることに繋がるのです。
ここで一つ言葉を残してこの節を終わりたいと思います。
「楽しませることは何よりも楽しいものである」
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