ハッキリ言って今日はデートだし。すごい年上のヒトだし。
何着たってコドモだっちゅーのに、まーだ悩んでる。そこで、禁断の母タンスを開けたわけ。
妙にシックなスーツを発見。キラキラした白ベースの生地に黒い縁取り、金ボタン。
「お。これシックじゃん」と袖を通せばぴったりで。くんくんと匂いをcheckしてOK。
もし、至近距離接近になって、防虫剤の匂いじゃあ台無しだからね。
白いハイヒールに,母のハンドバッグ。全体的にはイイ感じ。
いつもはダレたジーンズにTシャツだけど、ここ!って時はキメるのさ。
おばさんぽく見られないかな?と不安を残しつつ、れっつGO!
ヒールが道路を叩く音が大人っぽく感じて、歩くかかとにチカラが入ってる。
ドキドキしながら「現場」に着けば、敵さんは当然スーツだし。
その辺のOLと一緒にしないでね!って胸張れば、敵さんいわく
「いいじゃない。そのシャネル。」
なにー!シャネルなん聞いてないぞっ。つーか気がつかなかったぞ!
それからのあたしはボロボロ。食事もギクシャク。本物のOLさん達の視線が気になって。
「元気ないな。シャネル着てたらもっと堂々としなきゃ」
帰り際にキスされて、ちょっと舞い上がったままの地下鉄。窓に映るアタシ。シャネルな私。
よし。背筋が伸びてる。ちょっとだけ自信回復さ。
ブランドって、見るヒトにはわかるもので、似合わなければ意味がない。
メラメラと燃える女心。ブランドに負けないオンナになるぞ!
そんな高校3年の春でした。そして今、勝負以前のアタシがいる。大爆笑。
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