物質の対生成と対消滅
「真空のゆらぎ

ブラックホールの蒸発について理解するには、その前に物質の対生成というものを知らなければなりません。
皆さんはハイゼンベルグの不確定性原理を知っているかと思います。
物質の運動量と位置が同時には確定できないというあれです。
それにより、なにもないように思える真空中にもごく僅かな時間であれば物質が存在していてもおかしくないと言う事になってしまうそうです。
(あれ? 不確定性原理じゃなくてプランク定数の関係だっけ? まあ、とにかく存在してもおかしくないってのは本当)
これが真空の”ゆらぎ”というヤツらしいです。
そして、その存在してもおかしくない粒子は仮想粒子と呼ばれるらしいです。

また、真空中にγ線を照射すると、仮想粒子としての電子と陽電子が1つずつ対になって生成します、これが対生成です。
そしてすぐに互いに対消滅してγ線になります。

この現象がブラックホールの蒸発に深く関わってくるのです。

蛇足
機動戦艦ナデシコにおいて、相転移エンジンの説明がありましたが、
そこで「より低位な真空」という言葉が出てきました、これはよりゆらぎの少ない真空と言う意味なのかな、と私は思いました。
実際の設定でどうなってるのかは知りませんが…。

SF

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