団地亭主は反省中
今日も今日とて、サンクチュアリ団地の各部屋では夫婦の甘い会話がかわされていたが、妻との情事を暴露して妻の怒りをかったランディ、オスカー、ジュリアス、エルンストの部屋では今日も懺悔の日々が続いていた。
(ランディ宅)
「ねえコレット、もうそろそろいいだろう?許してくれよ。」ソファに腰掛けるコレットの隣におもむろに腰掛けて、右手をそっと彼女の肩に回して、耳元に唇を寄せてささやくようにランディは言うと、左手を気づかれないように彼女の胸へと伸ばしていった。
それを目の端にとらえたコレットはすかさずランディの手を叩くと、キッとした眼つきで彼をにらみつけた。「だめよ!私そんなに簡単に許してあげないんだから!」
「そんな!だってもう一週間もしてないんだよ!もう俺限界だよ。お願いだ許して!」ここ一週間ベッドを共にしてもらっていないランディはもう半べそだ。
それでもフンとそっぽを向くコレットに、ランディは床にはいつくばって拝み倒すのだった。
「お願いやらせてー!!」
(オスカー宅)
「アンジェ、アンジェ、アンジェ!!」オスカーは今、妻のアンジェリークに一週間無視されている。
「なぁアンジェ、口をきいてくれー!俺はこのままじゃ死んでしまいそうだ。」
そのアイスブルーの瞳を涙で潤ませながらオスカーはアンジェリークに訴えた。
そんなオスカーがちょっと気になったアンジェリークは、「だってオスカーがいけないんじゃない!私顔から火が出るほど恥ずかしだったのよ!」
と一週間ぶりに口をきいた。
とたんにオスカーの瞳から涙がど〜っと流れ出てそして思いっきりアンジェリークを抱きしめると、オイオイと泣いてはあちらこちらにキスを落とした。「アンジェの声だ!ふえ〜ん!」
その言葉にアンジェリークはため息をついてオスカーの頭をなでるのだった。
(ジュリアス宅)
「ロザリア、今度はいったい何をすればよいのだ。」白い割烹着に身を包み、その長い金髪を後で三つ編みにして、ジュリアスは台所のレンジまわりを洗剤でこすってきれいにしたところだった。
「そうね。こんどは足をもんでもらおうかしらね。」
カウチに寝そべりながらロザリアは優雅にティーカップに口を付けた。
ジュリアスはいそいそとロザリアの足もとにひざまずくと、その美しい足に見とれながら手をのばした。
最初はマッサージにいそしんでいたが、しだいにその美しい白い足を見ていると欲情が湧き上がって、ジュリアスは思わず妻の足に口づけた。
とたんに激しい痛みが顔面に走る。
ロザリアがジュリアスの顔をけったのだ。「何やってるのよ!」
「ロ・ロザリア……ああ、もっと……。」
「しまった!喜ばしちゃったわ!」
(エルンスト宅)
「レイチェル〜ゥねえ許してよ〜。」赤ちゃん言葉に親指をくわえ、イヤイヤをしながらエルンストは床をころがった。
レイチェルはその姿を横目でにらみつけながら、「エルちゃん!ママは怒ってるんですからね!」
と言い放った。
「え〜。ママおこんなんで。エル何でもいうこと聞くからぁ〜。」
「だめです。エルちゃんにはママが痛いお仕置きをしてあげますからね。」言うが早いかレイチェルは、エルンストを犬のように四つんばいにさせると、彼のズボンを引きおろし、平手でパンパンお尻を叩いた。
「えーん、ママ痛いよう〜。」
そして彼はおサルのようなお尻になるまでたたかれ続けたのだった。
サンクチュアリ団地の夜はこうしてふけていく。
彼等四人の亭主の救われる日はやってくるのか!!
END
「団地」シリーズ最新作「団地亭主は反省中」はいかがでしたでしょうか。
エルンストファンの皆様!ごめんなさい!
(エルンストファンは見ちゃ駄目よ!!)
今回もかなり壊れまくってしまって申し訳無いこってす。
なんだかどんどん続いてしまって末恐ろしくなってきました・・・。
このシリーズは定着か?
それではまた感想のほどを・・・。