がんばれ!実えんどうまん。
(マンナンライフ編リベンジ)
「きゃ〜!助けてオスカー様!」
聖地に響く、美しき金の髪の補佐官の叫び。
「待ってろ、お嬢ちゃん!」
何処に居ようがその声を聞きつけて走り出す、ESPな炎の守護聖オスカー。
今日もまた、バカップルな2人に聖地は混乱していた。
アリオスは固い決意を胸に拳を握り締めた。
「今日こそはあいつをギャフンと言わせてやるぜ!」
以前、流血オスカーに色男勝負に負けたアリオスは、あれからさらに精進して、ますます男っぷりをあげていた。(トロワ参照)
もともと素材はよかったし、その気になって磨けばより輝くのは自明の理だ。
今のアリオスは並み居るお嬢ちゃん方を、流し目一つで悩殺するほどになっていた。
ましてやにっこりと微笑まれた日にゃあ、ま〜こりゃ堪らんってなくらいフェロモンビシバシ、腰砕け間違い無しだ。
リベンジに燃える男はげに恐ろしい・・・。
「やあ!アンジェ久しぶりだね?」
公園でアンジェリークを見つけたアリオスは、すかさず高得点を挙げるような好青年ぶりで声をかけた。
アンジェリークを押さえれば、必ず奴(赤毛のこんちくしょう)はやってくる。
それまでに、アンジェリークを落とせるならそりゃまた結構ってな訳だ!「え?どなた?」
が!!
アリオスは100Pのダメージを食らった!
この色男を忘れるかいっっ!こら!
だがここで負けてはいられない!本命はまだ現れていないぞ!
負けるなアリオス!!「い・いやだな〜。アリオスだよ、アンジェ。ちょっとそこのカフェでお茶でもしないかい?」
飛びっきりの笑顔でアリオスは答えた。
どうだ!参ったか?この100万ドルの微笑を食らえ!!
心の中で雄たけびを上げるアリオス!「???」
だが、アンジェリークの記憶にアリオスの名は無かった。
首を傾げるアンジェリークを見てアリオスは顔を引きつらせる・・・。このあま〜〜!!(怒)
アリオスは切れた!
「とにかくお茶しようぜ!さあこいよ!」
強引に手を引いてカフェに連れこもうとすると、アンジェリークは叫んだ!
「助けて〜オスカー様!!」
その頃オスカーは、ジュリアスに言いつけられて聖殿のトイレ掃除をさせられていた。
日ごろから聖地の人々に、たとえ恋人の危機?を救う為とはいえ迷惑をかけっぱなしなのだからと、罰を食らっていたのだった。
頭には三角巾、口にマスク、手にはゴム手袋と便器掃除用のブラシ、足には黒の長靴、そして割烹着をまとうというお掃除おばさんスタイルで、便器をごしごしこすっていた。
時折呪文のように、「ポール、ポーラ、ポ〜ル、ポ〜ラ、ポ〜〜ル!ポ〜〜ラ!」
と叫んでいた。
最後の便器に取りかかろうかと言う時、ジュリアスがオスカーの仕事ぶりを見にやってきた。「オスカー、やってるようだな。」
「ハッ!ジュリアス様。順調に作業は進行しております!」最敬礼で挨拶するオスカーのもとに、アンジェリークからのSOSが!
「ハッ!お嬢ちゃん!」
オスカーは目の前にジュリアスがいるのも忘れて手に持っていたブラシを放り投げて走り出した。
「あっ!こら待たぬかオスカー!!」
と叫ぼうとしたジュリアスの顔面にそのブラシが激突した事をオスカーは知らない・・・・。
オスカーが駆けつけた時、アンジェリークは手を引かれて連れこまれたカフェで、しぶしぶアリオスとお茶をしていた。
アリオスはカフェ中の女性の注目を一身に集める快心の笑みで、アンジェリークを見つめつづけていた。「ぐっ!なんだ?あのフェロモン野郎は!」
オスカーの記憶にもアリオスは居なかった。(哀れアリオス!)
「このままではやばい!よし!必殺技だ!」
オスカーはやおらポケットの中に手を突っ込むと、マンナンライフのこんにゃくゼリー(ざくろ味)を取り出してお口へプルルン。
そしてもう一つのポケットからタケダのC1000タケダを取り出し、ごくごくごく。
この二つを食べたオスカーのハートビートゲージ(トロワ参照)はプラスの方向へぐぐっと上がりMAXへ!
マンナンライフのこんにゃくゼリー(特にざくろ味)と、C1000タケダがオスカーの体に同時に入ったとき、この二つはオスカーのフェロモンに相乗効果を現し、普段よりも超ハードなフェロモンが発生するのだ!ピロリロリ〜ン!
「超絶フェロモン光線MAX!」
そう叫ぶと、オスカーの全身からショッキングピンク(ラメ入り)光線がブワワワ〜ンっと飛び出した。
その状態でカフェに突入!
とたんに黄色い歓声と共に周りの女性客が、バッタバッタと倒れ出した。「来やがったな!」
アリオスはすぐさま歓声の中心に目を向けた。
「は?」
そこに居たのは完璧なお掃除おばちゃんスタイルのオスカーだった。
また歓声を浴びるたびに取る変に気取ったポーズがめちゃくちゃ不釣合いだ。「なぜだ・・・・なぜなんだ!」
そう叫んでいるとアンジェリークがオスカーに気付いて振りかえった。
ショッキングピンク(ラメ入り)フェロモン光線をアンジェリークはもろに浴びた。「はぁ〜〜んvvvオスカー様素敵vvv」
そう言ったかと思ったらアンジェリークはそのまま失神。
その表情は恍惚として頬を桜色に染めて、少々の痙攣を伴っていた。「ゲ!イッちゃってる?」
どう見たって割烹着姿のお掃除おばちゃんなオスカーが、アンジェリークにはセクシーダイナマイツに見えている事がアリオスにはわからなかった。
もう何がなにやらわからないアリオスを横目に、お掃除おばちゃんオスカーは、「悪いな。お嬢ちゃんを瞳でイカせられるのは俺だけだぜ。お嬢ちゃんは返してもらうぜ。」
ちょっぴりトイレの芳香剤の香りを残してオスカーはアンジェリークを抱き上げて去って行った。
アリオスの人格破壊はさらに加速したのは言うまでもない。
END
久しぶりの実えんどうまんはいかがでしたか?
今回はマンナンライフ編の続編になります。
トロワでアリオスを見たとき、「かっこ良くなってる!」と思ってこいつはなんかのネタに!なんて思っちゃいました。
それで出来たのがこいつ?スミマセン。
それでは例のごとく感想をお待ちしてます。