『あの黒いねこにきいて』収録作


あの黒いねこにきいて (昭和63年デラマ3月号掲載)
あらまし
引っ越していった野木クンを追って育子は電車で3時間半かけて緑町にやって来た。 途中幾度も挫けそうになるが、死んだ母親の飼い猫クロに助けられ無事野木クンに再会でき、手編みのマフラーを渡す事ができたのであった。
みどころ
死してなお(?)主人との約束を守ったクロ。
育子のおばあちゃんの言葉が心に染みる。


ミルクホールの夢 (同年別マ5月号掲載)
あらまし
遠野クンの中には前世の人格荘太郎サンが生きている。亜紀は荘太郎と会話できる唯一の人物である。亜紀は荘太郎との密会を繰り返すうち、となりに住んでいる竹子サンが荘太郎の恋人であった事を知るが、その時すでに竹子サンは亡くなっていた。 やがて荘太郎も成仏し、後に残ったのは砂に描かれた蛸入道だけだった。
みどころ
時が幾ら流れ、他の全てが変わっても二人の愛は永遠である。


ポケットの10円(同年デラマ9月号掲載)
あらまし
過去の想い出にとらわれる余り、周りの人間が変わってゆくのについてゆけない真奈美だが、香田クンとの出会いにより少しだけ大人になれたのでした。
みどころ
ラストが素晴らしい。
遊園地の入場券を「中学生2枚」と言って買う香田クン(香田クンは中3だが真奈美は高2)など小技も冴えている。


ランチはビスケット(平成元年デラマ1月号掲載)
あらまし
栗谷クンに告白されたが特に理由もなく断ってしまう真粧美。だが断った後でどんどん栗谷クンが好きになっていってしまう。 意を決し雪の降りしきる中、真粧美は栗谷クンにまだ自分の事を好きでいてくれるのかを問う。
「ふられている間にもっときみのことが好きになったんだ」
みどころ
恋のオ・ハ・ナ・シ(はぁと)

<まとめ>
ファンタジックな話あり、恋の話ありと、非常に少女マンガらしい単行本に仕上がっている。
この巻から掲載記録が裏表紙に移動し、裏表紙の折返しにあきの先生のお言葉が載るようになった。
おすすめは「ミルクホールの夢」

五月フルデイズあの子のこねこ教室のはじっこおべんとの中にキス2つ。プロデュース
/あの黒いねこにきいて/保健室の美知子先生メープルシュガー

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