連載小説「酔いどれタイランの墓標」第一話 金銀の店は、相変わらずだった。大きな音を立てて扉が開いたというのに、誰一人顔を上げようと燃せず、盃を口に運び男どもがこの街で見ることのできる数少ない夢、金と女について大声で論じる事に夢中だ。

★ここは中国は南京に留学中の兄・あさりの書く日記・ページ更新に関する情報などが掲載されます。実在の人物が登場することがありますが、基本的に掲載許可はとっていません。もし「自分がネタにされてる!」と感じたら、良く似た他人の話だと思ってください(^_^;

(下に行くほど古い記録になります。↓)

1998/12/29
今日は南京で起こった恐い事件を紹介します。
あれは1年ほど前のある日。南京公安局の門に奇妙な肉塊が掲げられていました。それを見つけた公安局員がよく見てみると、なんとそれは人の頭だったのです。しかも、蒸し器で蒸されているらしいのです。調査の結果、その頭は南京大学の女学生のものだと判明しました。さらに、頭以外の体のパーツはばらばらにされてそれぞれ蒸され、町のあちこちのごみ箱に捨てられていたこともわかりました。
そして、その犯人から公安局に殺人予告が入りました。今度は南京師範大学のショートカットの女の子を○月×日に殺すというのです。当然捜査は大々的に行われ、犯行予告日当日の師範大学の警備はものものしく、ショートカットの女の子は一歩も外へ出ないように厳命されました。まあ言われなくたって進んで外へは出ないでしょう。ただ、中国の大学は全寮制で外から遮断されてますので警護しやすかったのでしょう、結局犯行は行われませんでした。が、なにしろ国際事件で日本の警視庁が中国の公安局に協力を求めたところ、電話の担当者がお茶を飲みに行っていていつまでたっても連絡がつかないというような国です。捜査能力に信頼が置けるはずもなく、犯人は今もつかまっていません。恐ろしいことです。
そういえばこれも1年ほど前に通学路に死体が落ちてたということがありました。これも8時に授業に行く途中で見かけ、10時に帰ろうとしたらようやく公安局が現場に到着していた、という有様です。

まったく物騒な世の中ですな。ま、何があろうと南京では死にたくないと切望するあさりでした。
1998/12/25
南京の街もクリスマス一色に染まった感じだ。だが、独り者にとってはクリスマスなぞうれしくも何ともないどころか明らかな害を及ぼしてくれるものにすぎない。なにしろ街中の洋風レストランが全てクリスマス価格になって普段の二倍〜三倍の値段になるし、だいたいそんなところはアベックばかりで一人では入る気が起きない。仕方なく今日はクリスマスとはまったく関係なさそうなラーメン屋に入って黙々とラーメンを食べた。

ところで、南京には名鉄グランドホテル系列の南京古南都飯店というホテルがあるが、ここの玄関には高さ8メートルはあろうかという巨大サンタクロースが鎮座している。約二年ほど前に置かれたのだが、当然の疑問として「そんな大きなサンタをクリスマスの時期が終わったらどうやってかたずけ、保管しておくのか」という疑問がでてくる。運ぶのだってとてつもなく巨大なトラックが要るだろうし、保管する場所だって相当巨大な格納庫が必要だ。で、中国人は非常に合理的な解決法を考え出した。その解決法とは・・・・・「ほっとく」でした。クリスマスが終わり、正月が来て、春が来て夏が来てセミがミンミン鳴いててもサンタはずっとそこに立ちっぱなしなのである。最初にできた年にはいくらなんでも季節感がないと思ったのか、なんとサンタの服を青く塗り替えていた。つまりホテル側はこう言いたいのだ。
「これはサンタではありません。青い服を着て髭を生やしたただのおじいさんです
よってクリスマスの時期以外はサンタは哀れ自分がサンタであることを主張できず、単なる青い服を着たじじいとしてのみ存在を許されるのである。が、この方法も次の年にはとられなくなった。恐らくそんなことに金をかけるのもあほらしくなったのだろう。こうして南京名物(?)季節感のまったくないサンタが出来あがったのであった。
1998/12/23
一昨日、日本からプロのカメラマンがやってきた。なにしにって?あさりを撮りにだ。実は今僕は「地球の暮らし方・中国編」という本に取材協力して南京のホテル・店・病院などを調べたり文章を書いたりしているのだが、二週間ほど前に取材の依頼元の編集部からTELが入った。
「もしもし、あさりさんですか?あのですね、南京で撮ったあさりさんが写っている写真をほしいと以前申し上げましたが、カメラマンをこちらから派遣することになりました。」
ななな、なんですとぉ?プロのカメラマン?一流で本を何冊も出している?でも格安で引き受けてくれた?OHオリーブ、なんてこったい。よりにもよってアトピーの一番ひどい時期に。そう思ったあさりは輸入品店に出かけ、資生堂の「クリーム肌水」、小林製薬の「おやすみ手袋とクリーム」、それからメンソレータムを買ってきた。計200元なり。昼飯代にして約40日分。準備万端、さあこいキャメラマン。
そして彼はやってきた。
「ああどうも、はじめましてHと言います。」
むむ、いかにも業界人といった感じの人物。負けちゃなんねえ、クニのおっかあ、みていてくんろ。
「では今日はですね、これこれこういったところを回りまして・・・・こういった撮影をしたいと思います。何か異存はありますか?」
ないです。あるわけがないではございませんか。負けです、僕の負けです
しかし撮影は順調に進む。やはりプロのカメラマン、被写体をリラックスさせるのがうまい。最初はがちがちに緊張していた僕もだんだん打ち解けてきた。そして撮影も終わる頃、こんな一言。
「最近は中国もあかぬけてきましたけど、やっぱり売ってる服とかダサいですねえ」
「そうですね」
「でも浅利さんは中国人に間違われることはないでしょう、そういうかっこうをしていても?
つまり僕の着てる服はダサいということですか?僕は持っている服の中でせいいっぱい日本人ぽいかっこうをしたのです。不覚でした。お肌に気を使う前に、服装に金かけるべきだったのです。

その夜、僕は枕を涙でぬらしました。O君風に言うと、ベッドで濡れ濡れです。そして誓いました。

いつか、いつの日にか!「おしゃれなあいつ」と呼ばれるようにになってやる!
そして沼津を首都に!!
1998/12/19
兄・あさりの暮らす南京大学留学生寮から歩いて10分くらいのところに、おいしいフライドチキンを売る店がある。そこは若い兄ちゃんと姉ちゃんの二人でやっている小さな屋台のような店で、兄ちゃんはチキンを揚げ、姉ちゃんは接客と二人で分担して仕事をしている。たまに姉ちゃんがいないときには兄ちゃんが1人でチキン揚げて接客してるのだが、困ったことにこの兄ちゃん、暗算がまったくできない。チキンの値段は電子秤に乗せると表示されるので問題ないが、おつりにはいつも困らせられる。
「これとこれちょうだい」
「あいよ。え〜と、3.7元だね」
「はい、5元」
「う・・・・・・5・・・3.7・・・アイヤー、算不了(計算できないよ)」
と、こんな兄ちゃんであった。
そんなある日、いつものようにチキンを買いに行くとあいにく細かい金がない。しかも店番は兄ちゃん1人だ。大丈夫かなと思いいつつ話しかける。
「細かいおかねないんだけど」
「かまわないよ。どれにする?はい、これとこれね、5.3元」
「はい、100元」
「94.7元のおつりだね。ちょっと待って・・・・はい」
は、速い!100元を出した瞬間に答えてたぞ。いったい何があったんだ兄ちゃん!不思議に思った僕はそれとなく聞いてみた。
「お兄ちゃん、計算速いねえ。暗算の練習でもしてるの?」
「別に・・・・なにもしてないよ」
兄ちゃんはいくらか不自然にそう答えたあと、新しいチキンを揚げるためにチキン揚げ機の方を向いた。そのとき見えた首筋には、真新しい手術あとのような傷跡が・・・・!兄ちゃん、あんんたまさかゴルゴムに改造手術を!?
1998/12/16
ぽんぴぃに送ってもらったポンキッキーズのビデオを見始める。最初は歌だけ聞いてあとは早送りにしようかな・・・・と思っていたのだが、これがなかなか面白い。実によくできてるのだ。そりゃ25年も続くよなあと思わせる老舗の貫禄があった。言いたいことはいろいろあるがとりあえず問題の25周年記念企画の「BOSEとしんのすけのポンキッキーズうたの大辞典」から。これはスチャダラパーのBOSEとCGキャラのしんのすけ(某有名園児とは関係ない)がポンキッキ(ーズ)の25年の歴史の中で流れたいろんな名曲を紹介するコーナーなのだが、司会役の二人の掛け合いが滅法面白い。
しん「でもさあ、ガチャピンとムックって仲良かったよね」
BOSE「今でも仲いいよ」
しん「でもガチャピン一人で宇宙行っちゃったよね
な、なんて鋭い突っ込みを入れるんだしんのすけ!BOSEも答えに窮してガチャピンは何でもやってやるって性格だけどムックは応援するのが仕事だから・・・とかなり苦しい答え方をしてるぞ。
しん「そうか、ガチャピンとムックは本当に仲良しなんだね、いつでも二人なんだ」
BOSE「そうだよ、二人で一人バロローム
今度はBOSEが特撮ネタのボケを!いやあ、ポンキッキで「超人バロム1」ネタを見れるとは思わなかった。
いいもん見させてもらいました。
1998/12/14
O君、火事起こす

O君は一時期、南京大学留学生寮にあるTさんの部屋に入り浸っていた。Tさんも別に迷惑とは思っていなかった(少なくとも表には出さなかった)ようで、合鍵まで渡していたようだ。おかげでTさんが寝るときは一人だが、目を覚ますと隣のベッドにO君が寝ていた、というようなことが日常茶飯事だったようだ。
そしてTさんが日本に一次帰国する際、O君は当然のように留守中のTさん部屋を預かることになった。Tさんの部屋にはプレステも電気毛布もあり、O君の部屋とは暮らしやすさに雲泥の差があったのだ。O君はまもなくTさんの部屋から授業に通うようになった。
そんなある日、O君が授業から帰ってきてエレベーターを降りると、階全体が煙っぽい。しかも、どうやらTさんの部屋からもくもくと出ているようなのだ。急いでドアを開けるO君。
ぎゃ〜〜〜〜〜〜!!
O君の目に飛び込んだのは、Tさんの布団がメラメラと燃えている光景だった。どうやら電気毛布から発火したようだ。急いで消火をしたので大事にはいたらなかったが、シーツも布団も電気毛布も使い物にならない。電気毛布のスイッチを確認するとちゃんとoffになっており、電源の消し忘れではないようだ。おそらく電気毛布が欠陥品で、ショートを起こしてしまったのだろう。これは電気毛布メーカーの責任で、O君は悪くない。だが部屋を預かっている以上、責任を感じたO君は同じ階の空き部屋に忍び込み、備え付けのシーツと布団をかっぱらってきた。焦げたシーツと布団は闇から闇へ葬ったらしい。

O君、責任感が強いのは立派なことだが君のしたことは不法侵入窃盗といって犯罪だ。
1998/12/12
ある掲示板で、今年ポンキッキーズは25周年記念で昔の曲を毎回流しているという話を聞いた。むむ、ということは僕が20年近く探しつづけている幻の名曲「かもめが空を」をもしかしたら流してくれるかもしれない。この歌は今までポンキッキが出したどのテープ、レコード、CDにも収録されておらず、唯一「情操教育セット」というものの中のテープに収録されているらしいが、このセット、なんとお値段十二万八千円!いくら僕が収録曲の中の一曲のためだけに二枚組のCD買ったり一本のビデオ借りたいために自宅から数十キロ離れたビデオ屋の会員になったりする男でも、一曲の曲のために十三万弱もの金を出すことはできない。そう思って諦めていた所だけに、このチャンスを逃すことはできない。早速ぽんぴぃに毎回録画を頼んでおいた。よしんば「かもめが空を」が流れなくても、拳児の原作者松田隆智氏が太極拳を演舞する「カンフーレディ」や「兄貴のジーパン」「そらとぶ三輪車」など懐かしの名曲でも収められていればOKだ。
1998/12/10
中国近代史の授業で日中戦争あたりのことをやった。日本人は自分一人だけ、周りは全て中国人だ。肩身の狭い思いをしながら授業を受けていると、先生が戦争時の満州で日本人がしたことを語り始めた。そこでいつ話題を振られてもいいようにいくつか頭の中で考えておくことにした。
(ええと、満州で・・・捕虜三千人を使って強化外骨格零を作った。・・・いや、違う違う。真面目に考えねば。あ、でもそういえばメタルダーも日本軍が作ったんだよな。たしか鉄人28号もそうだったような。考えてみると日本軍ていろんなモン作ってんだな・・・)
「・・・那浅利同学、イ尓有没有什麼意見?(浅利君、何か意見はあるかね?」
「え!?あ、え〜〜と・・・すいません、考え中です」
「そうか、ではまた後で聞くから考えておきたまえ」
先生は少し失望したような感じで言った。だが浅利には自分が何を質問されたのかも聞いていないのだった。質問されたときのために考え事をしていたのに、そのために答えられなくなってしまった。

今日の一言:当方に留年の準備有り!覚悟完了!(ウソウソ。卒業させてね、先生♪)
1998/12/7
ハルク・ホーガンが米国の大統領選に出馬するらしい。なにをばかなことをと思ったが、ミネソタ州の州知事にはすでに元プロレスラー、ジェシー・ベンチュラが当選したという。と、いうことは可能性はまったくないわけではないのだ。ホーガンが出馬を予定しているのは2000年。もし彼が当選してこの年の日本国首相が猪木になってたら面白そうだなあ。政治上のことはなんでもリングで決めたりして。
「イッチバーン!日本はもっとアメリカ車買えアックスボンバー!」
「なんだコノヤロー、じゃあリングで勝負だコノヤロー」
それか本人じゃなくて若手の一番活きのいいレスラーを送りこむとか。そしたらブラジルからはグレーシーが出てきて、タイからはムエタイ、インドからはカラリパヤット、フランスからはサバット・・・・うわあ面白そう、見てえーー!!
1998/12/3
O君、デュカプリオになる
「ねえ浅利さん、聞いてくださいよ。この前うちの彼女がさあ・・・」
「誰がお前の彼女の話なんか聞くか」
「いや、違うんですよ。聞いてくださいよ」
「しょうがねえな、じゃあ語れ」
「実は彼女が映画見に行ってさあ」
「ふんふん(←聞き流している)」
「“タイタニック”なんだけどさあ、泣いちゃったっていうんだよね」
「へー(←ほとんど聞いてない)」
「それがさあ、ラストシーンで主演のデュカプリオが俺に重なって涙が出てきたって言うんだよね。」
「・・・・・・・(絶句)」
断っておくが、O君は少しもデュカプリオには似ていない、いやむしろ一番遠いところにいる男だ。個人的にはデュカプリオより「北斗の拳」にでてくるハート様にそっくりだと思う。
呆けたあさりを尻目にひたすら自分の世界に突入してゆくO君。
「・・・・で、なにが“違う”んだ?」
「え?何のこと?」
「・・・もういい、しゃべるな」
1998/12/1
来年のポケモン映画の同時上映作品、「ピカチュウたんけんたい」のナレーターをさとう玉緒がやるらしい。彼女曰く
「アニメもナレーションも初めてで不安はあるけど、以前子供番組『オーレンジャー』をやってたので大丈夫」
・・・んー、個人的な意見を言わせてもらえばオーレピンクをやってたことは少しも“大丈夫”の根拠にならない、むしろ不安材料ではないかと思うのだが。そうそう、彼女はナレーションは初めてといっているが実は「スーパーヒロイン図鑑U戦隊シリーズ編」でやってるのを見た。その実力は・・・まあひどい。棒読み以外の何物でもない。ま、同じくナレーターをやってたチバレイもホウオウレンジャーも鶴姫もイエローレーサーも棒読みしてないのは一人もいなかったけど。このときは多分画面を見ながら声をあててたんじゃないだろうから、感情を入れにくいとは思うけどそれにしたってひどすぎると思うぞ。
1998/11/28
最近見たCM。
ある日、アパート中に響き渡るものすごい重低音。若い夫婦は天変地異かと思って廊下に逃げるが、音がアパートの一室から出ていることに気づく。夫婦がその部屋を訪ねると住人の若い男が出てきて
「なんでもないよ。フィリップスのVCDで映画を見ていたんだ。さあ、一緒に見ようよ」
と一言。自慢げに夫婦にVCDをみせるというCMなのだが・・・
ヲイVCDの男!そんなこといってんじゃない、近所迷惑なんだよ!夫婦も喜んで映画一緒に見てんじゃないよ!他人の部屋まで聞こえるような大音量で映画を見るんじゃない、他人の迷惑を考えろ!
・・・おっと、似たような悩みを持つだけについ興奮してしまった。しかし、このCM見た中国人がVCDプレーヤー買ったら絶対自慢げに大音量でVCD見るんだろうな。
1998/11/25
中国では昔から酒井法子が大人気だ。先日も香港でコンサートをやって二度も熱狂的なファンがステージまで上がってきて抱きつかれそうになり、まさに「熱烈歓迎」されてしまったわけだがそんなわけで中国では彼女のCDやテープはよく見かける。普段は彼女の歌にまったく興味のない私だが、この前CD屋でふと「酒井法子ベストCD」とやらの曲目を見ると、“夢冒険”が入っているではないか。
「お、これたしかアニメ三銃士のOP曲だったな。違う人が歌ってる偽テープでしか聞いたことないけど、いい歌なんだよな・・・よし、買うか。」
そう思い、一日の食費分くらいのお金を払ってCDを買って帰った。そして早速聞いてみたが・・・
「な、なんだこの下手な歌は?馬鹿な、偽テープの人のほうが本物より歌唱力があるなど!ガクッ(ショック死)」

それはさておき、同CDに収録されていた「アクティブハート(トップをねらえ!OP)」は懐かしゅうございました。
1998/11/22
新聞を読んでいたらしし座流星群のことが載っていた。そのなかに「星追族」という言葉があった。どうやら天文ファン(っていうのかな?)のことらしい。なんだか暴走族の名前みたいだなあ、と思って他の記事を見ると、今度は「超車」という言葉が。もちろんスーパーカーのことだ。まあ納得はできるけど、他に訳しようがなかったんだろうか?それとも中国人はひねりが嫌いで「そのままやん!」ってつっこまれたがってるのか。謎。
1998/11/19
O君、登場
その食堂のマスターは、明らかにヅラだった。われわれはそこを訪れるたびに「それヅラちゃうん?」とつっこみたいとおもっていたが、心優しいわれわれは誰一人としてあえてつっこむことはしなかった。それゆえマスターの平和な日々は続いていたのだ、そう、あのO君がくるまでは・・・
その日われわれはいつものようにその食堂で食事をしていた。と、マスターがこっちへやってくるのが見えた。O君にも見えたようだ。O君はマスターが来たのに気づいていない向かいの席に座っているG君に突如聞いた。
「ねえ、ハゲって中国語でなんて言うんだっけ?」
「え?光頭(グワントウ)だよ」
とたんにO君とG君以外の全員の顔にタテ線が入る。異様な雰囲気を察したG君が後ろを振り向くとタテ線を通り越して青い顔をしたマスターがいた・・・
その後しばらくしてこの店に訪れたとき、マスター以下従業員のほとんどが入れ替わっていた。新しいマスターに前のマスターのことを聞いても、要領を得ない答えしか返って来ない。いったいマスターは今どこで何をしているのか・・・無論O君はなんの罪悪感も感じていない。
1998/11/17
いつもお世話になりっぱなしの嵯峨野さんに今度はコスモ君のアイコンを贈っていただきました。まったくなんとお礼を言って良いのやら。
ところで「兄の部屋」のイデオンのページにも書いてあるけど、イデオンって最初にストーリーがあってあのメカとキャラがデザインされたんじゃなくて、富野監督が会社に「お前これでなんか作れ」ってイデオンとソロシップの絵を渡されたらしいです。で、監督は「こりゃドタバタかクライシスしかない」と思ってクライシスにしたと。じゃあもしかしたらこんなん↓だったかもしれないわけですな。
コスモ「わーんイデオーン、またバッフクランにいじめられたよう」
イデオン「本当にコスモ君はしょうがないなあ。ちゃちゃちゃちゃっちゃちゃー『イデオンガン』これでバッフクランも因果地平の彼方にひとっとびさ」
(中略)
コスモ「わーん、バッフクランだけじゃなくて地球人も滅んじゃったよー。イデオン、何とかしてよー」
イデオン「自業自得だね。これを機にまじめな生命体に生まれ変わるんだね」
コスモ「とほほほほ・・・」
1998/11/13
兄の部屋の中国武術の出てくる作品に「拳鬼伝」をアップした。でも、これって日本中で何人の人が知ってるだろう・・・?一応ビデオにもなってるけど、このビデオ自体レンタル屋で一度も見かけたことない。そういや原作の本も沼津で探したけど見つからなくて、結局秋葉原の書泉ブックタワーの武術コーナーで見つけたんだっけ。作者は作家兼整体師というちょっと変わった人で、その知識が生かされた結構面白い小説なんだけどな・・・
1998/11/9
桜司さんに「ムッワとガチャピソ」のイラストをいただきました。これはあくまでムッワとガチャピソであって、某朝の子供番組に出ている獣二匹組ではありません。まして極真初段を持ってたりロッククライミングしたりスキューバで海に潜ったり挙句の果てに宇宙に出たりしません。それにしても緑の獣の活躍を赤の獣はどう思っているんだろう?場末の赤提灯で「けっ、あの丸トカゲ野郎が。ポ●キッキを一人で支えてるような顔しやがって。俺だってな、あんなことやろうと思えばいつだってできるんだよ。だけどな、わかるか兄ちゃん?子供番組ってなそんなんじゃねえんだよ。ん?おいマスター、俺のシシャモ三匹しか入ってねえよ!ったくなめんじゃねえよ。おっと兄ちゃんどこまで話したっかな。とにかくよ、俺はガツンと言ってやったのよ、あいつに。大体俺はさあ・・・」などとくだをまいているのではないだろうか。そんな気がする。
1998/11/7
昼、激烈な腹痛に目を覚ます。しばらく自分の置かれている状況を理解できずにいたが、尋常ならざる痛みに容易ならぬ事態を知り、緊急腹痛対策本部を設置、「家庭の医学」を引っ張り出し痛みをこらえながら「腹痛」の項を探す。急性胃炎、急性胃潰瘍、食中毒等の病名が並ぶが、その病症の全てが思い当たるような気がしてくる。そのうちますます腹の痛みは増し、寝ていられなくなる。二度ほど吐くと少し楽になったが、このまま死ぬのではないかという気がしてくる。
あさり「沼津に携わることは素晴らしい、沼津ヒモノーズを日本一の、日本一の・・・」
ぽんぴぃ「兄さーーん!!」
などという妄想が浮かんでくるが、こんなこと考えてるうちは人は死なないものだ。少しでも痛みから気をそらそうとアニソンを聞いてみる。ついでに歌ってみる。なんと、痛みがやわらぐではないか。冷静になって考えてみればさっき飲んだ鎮痛剤が効き始めたんだろうが、とにかく歌うと痛みから気をそらすことができるのだ。あさりは歌った。喉も枯れよとばかりに歌いまくった。一時間ほど歌ったころだろうか、腹痛は嘘のように引いていた。緊急腹痛対策本部部長(あさり)は言う。「腹痛は大自然がわれわれへ向けた警告なのです。われわれが悔い改めなければ、いつ第二第三の腹痛が襲ってくるか・・・」

教訓:歌は世界を救う
1998/11/3
突如ネットにつながらなくなった。考えてみれば今月分の通信費を払いに行っていない。南京のプロバイダは毎月通信費を自分で窓口まで払いに行かなければならないのだ。先月払った額が500元。まあ余裕を持って1000元を持って払いに行った。
窓口の姉ちゃん「20元です(中国語で)」
あさり「はぁ?」
窓口の姉ちゃん「だから、20元です」
先月の二十五分の一だ。ネットした時間に先月とそんなに差が有るはずはない。だが、少ない分には文句はないので黙って帰ってきた。そしてネットはできるようになった。得をしたような気分だが、ひょっとしたら先月払いすぎていたんじゃないだろうか。だが聞きに行って「間違いでした。やっぱり500元よこせ」とか言われるのは嫌だ。そんな思いにとらわれて悶々とすごしている。
1998/10/31
すごい発見をした。「激走戦隊カーレンジャー」の主役五人の名前は陣内恭介、 土門直樹、上杉実、志之原菜摘、八神洋子だ。その頭文字をはそれぞれ「じ」「ど」「う」「し」「や」、合わせると「じどうしゃ」になるのだ!これでノーベル賞はわしのもんじゃよー!
1998/10/29
日本海に謎の青白く光る物体が落下したらしい。「隕石だ」との見解が強いらしいが、みんな油断してはいけない。昔から地球の生物は隕石や放射能で巨大化すると相場が決まっているのだ。今ごろは隕石にへばりついていた宇宙生物とイカやエビやカニが合体して巨大化しているに違いない。
1998/10/26
いつもお世話になっている嵯峨野さんに「ザ・ムーン」のアイコンを作ってもらいました。恐らく世界初のザ・ムーンアイコンではないでしょうか。嵯峨野さんに大感謝!兄の部屋の「話の悲惨なロボットもの」の中で使わせてもらいました。ついでに内容も大幅修正。よかったら見てやってくださいね。
1998/10/24
テレビを見ていたら、チャンネルV(台湾版MTVみたいなもの)でALAMS MURISSETTEって人がThankUって歌を歌っていたんだけど、なんか画面がおかしい。よく見ると歌ってる人の体全体にモザイクがかかっている。もっとよく見ると、この人裸で歌ってるのか!と、いうことはこの人中国以外の国ではヘヤー出っ放しで歌ってるのか。それにしても首から下全部モザイクかけなくてもよさそうなものだ。なんかモザイクかかってると余計卑猥に感じるのは自分だけだろうか?

HOME兄の部屋弟の部屋掲示板第二掲示板チャット
遷都計画リンク集ギャラリー