連載小説「酔いどれタイランの墓標」第2話 しかし、どこかの間抜けが顔を上げたとしても新たな客が俺だとわかればすぐに興味を失うだろう。ずいぶん長い間この店で飲んでいる。若い留学生たちにとって、俺はこの薄汚れて猥雑なこの店のインテリアにしか過ぎない。

★ここは中国は南京に留学中の兄・あさりの書く日記・ページ更新に関する情報などが掲載されます。実在の人物が登場することがありますが、基本的に掲載許可はとっていません。もし「自分がネタにされてる!」と感じたら、良く似た他人の話だと思ってください(^_^;

98年12月までだ藤岡弘

(下に行くほど古い記録になります。↓)

1999/1/31
帰郷前の話だけど最近ネタないので記載。

最近、南京では日本料理が流行っているのか、次々と日本料理屋がオープンしている。日本のガイドブックへの取材協力を求められていることもあり、一通りは回ってみたが、正直言って中華よりもかなり割高なわりにそんなにおいしいわけではない。だがそれでも、昔に比べればずいぶんマシになったものだ。
あれは四年前のこと。ある日寮の近くの店に入ると、新メニュー日本料理「カツ丼」「牛丼」とある。値段もそんなに高くなかったのでたのんでみた。しかししばらくしてテーブルに運ばれてきたものは・・・・ケチャップ味の鶏肉チャーハンだった。
あさり「おい、こんなのたのんでないよ」
店員「何?お前がたのんだのはこれだろう」
彼は思いっきり「カツ丼」の札を指した。すると、彼の中ではこれが「カツ丼」なのだろうか。
あさり「これのどこがカツ丼なんだよ。ふざけるな」
店員「そうか、とりあえずメニューを客の日本人に書いてもらったんだが、実は作り方を知らないんだ。そうだ、お前教えてくれ」
・・・・なんて言いぐさだろうか。それでも僕は親切に教えてやった。だが、一介の客が五分未満で教えた料理が果たして客に出せるレベルになるのだろうか。もちろん僕はその後一度もその店には行かなかったが、やはりというかふと気がつくとその店はつぶれ、売春婦のたむろするバーに様変わりしていた。
1999/1/24
ハンドルの由来
先日、「あさりさんのハンドルの由来はなんなんですか」という質問がありました。以前は「それだけは勘弁してください」と答えていたのですが、ここに日輪の力を借りてクイズ形式で公開。以下の中から選んでください。
@イギリスの伝説のロックバンド「ASALY」から
A明治時代、日本に初めてブラジャーとパンティを伝えて淫猥罪に問われた朝里忠助から。
B沼津銘菓「ヒモノサブレ」の宣伝文句“あっさりヒモノ風味”から。

正解者にはあさりのをプレゼント。返品不可。
1999/1/22
最近のポンキッキーズには、ガチャピンとムックはめったに出ないことが判明。どうしたんだ?ベテランだからギャラが高くなったのか?しかし、たまに出てくるとガチャピンは相変わらず海に潜ったりアメリカに行ったりプロ野球の選手に野球で勝負を挑んだりと、いろいろムチャしてる。くだんのアメリカでは、
「は〜い、僕はいまニューヨークのハーレムにあるサーカスの練習場にいます」
や、やばいってガチャピン!ニューヨークのハーレムでしかもサーカスって・・・・君は自分がサーカスに売られる価値のある珍獣だということを忘れてないか!?いくら極真空手初段だからといって、ヤクの金欲しさの黒人にはかなわないと思うぞ。とそんなことを思ってたら
「Hey,I'm Gatyapin.How are you?」
ガ、ガチャピンが黒人と英語で話をしている!な、なんて時代だ・・・!
あとで冷静に考えると「そうだよな、宇宙飛行士だもんな、英語くらい話せるよな」と思ったが見たときのインパクトは強かった。
1999/1/19
久々の徒然草更新だ。沼津に帰ってきてはじめての更新かな?別に大したことしてたわけじゃないんだけど。今僕は就職活動や卒論の準備など、迫り来る人生の重要な節目に目をそむけてパソコン周りの環境設定に没頭している。やっぱ、日本て面白いもんがいろいろ出てるね。宝島社の「遊ぶwindows」という雑誌には毎回いろんな声優やアイドルが声を吹き込んだCD−ROMがついていて、自分のパソコンを好みの色に染め上げる事が出きる。僕が帰ってきて早速買った二月号には、星一徹(巨人の星)とセイラ・マス(ガンダム)の声優さんと、仮面ライダーV3や怪傑ズバットの宮内洋氏の音声、スクリーンセーバー、壁紙などが収録されていた。どういった基準でこの三人がひとつのCDに収められるようになったのかは不明だが、この中のミニインタビューがまた素晴らしい。宮内氏が「スーパーヒーロー作戦」というプレイステーションのゲームに早川健(怪傑ズバット)の格好で出演した事についてインタビュアーが質問するのだが、いやはや宮内洋氏へのインタビューというよりは早川健氏へのものみたい になっている。
「CM出演の抱負をお願いします」
「『スーパーヒーロー作戦』。ヒーローにスーパーがつくのだから宮内洋がやるのは当然だろう。」
「ゲームのCMキャラとしては『せがた三四郎』が有名ですが・・・・」
「なかなかいいキャラクターだが、日本じゃあ二番目だ(笑)」

み、宮内サーーン!!一生ついていきます!!
1999/1/9
O君と鴨のケツ

兄・あさりの住む南京には、「塩水鴨」という特産品がある。その名のとおり塩水に漬けた鴨なのだが、これが酒のつまみにぴったりでなかなか美味。O君はこの塩水鴨を買うときは必ず「ケツを入れるな」と包丁で切ってくれる親爺に言う。彼によると、昔ケツの部分を食べたらとてもとても臭かったのだそうだ。O君には話は面白いのだが同じ話を何度も何度もするという昔の思い出にすがる老人のような癖がある。このケツの話もご多分に漏れず、僕は150回は聞いた。
あるとき、Tさんの友人が日本から旅行にやってきて、五日間くらい僕ら留学生と遊んだ。そのお別れ会でのこと。ビールのつまみには塩水鴨が用意されていたのだが、やはりO君は語り出した。
O君「いやあ前に塩水鴨食べたときなんだけどさあ、ケツ食べちゃって・・・」
あさり「その話は150回くらい聞いたからもうしゃべるな」
同席した後輩S「俺も千回くらい聞きました」
Tさん「俺は二万回聞いたぞ」
そしてTさんの友人の一言。
「・・・・私でさえ二回聞きましたよ・・・・」
O君、さすがにこのTさんの友人の言葉は効いたのかうろたえながらも平然なフリをして
「い、いや、みんなにも食べてもらいたくてさ」
・・・食べてもらいたいんなら普通は黙ってる。そんな言い訳、小学生にも通用しないぞ。
1999/1/6
寝ぼけるということ

みなさん、初夢はごらんになったでしょうか?今日は「寝ぼける」ことについて。
僕の女友達(少林寺拳法2段)が高校生のころの話。彼女が部屋で寝ていると、母親が「友達から電話が来た」と起こしに来た。彼女が電話のある居間にヨタヨタしながら来ると、その様子に心配した母が注意する。
「寝ぼけてないでちゃんと話しなさいよ」
「わかってるわよ、うるさいなあ」
彼女はそう言うと突如コタツにもぞもぞと頭から入り込んだ。そして向こう側から出てくるとコタツのスイッチを手に取ってカチリとONに。それを耳にあて
「もしもし?もしもし?あれ、壊れてるよこれ」
壊れてるのは君だ。

また別の女友達の話。僕ら男ども4、5人と彼女が1人とで部屋で酒を飲んでいたときのこと。飲み続けるうちに眠くなったのか、彼女はいつのまにか部屋のベッドで寝始めていた。気にせず飲み続ける僕ら。1時間ほども経った頃だろうか、突然彼女は起き上がって言った。
「・・・・・・・二十四が聞こえる!!」
だが、そばで酒を飲んでいたわれわれのうち「二十四」を聞いたものは一人もいない。
1998/1/4
中国ラーメン論@
あらかたの中国旅行ガイドブック、エッセイを読んでいると、たいてい「中国のラーメンはあまりおいしくない」とある。これはまあ一つの意見だし、書いた人がそう思うのも十分に理解できる。では本当に中国にはおいしいラーメンは存在しないのか?否、断じて否!中国にも美味いラーメンは確かに存在する。正確に言うなら、中国にはまずいラーメンも多いが美味いラーメンもたまにはあるのだ。だいたいが中国のメシ屋には当たりはずれが大きい。日本だってそうだといわれるかもしれないが、中国の場合はずれであったときのダメージがケタ違いなのだ。最近は状況も変わってきたらしいが、なんといっても共産主義の国なので経営努力をしない店は驚くほど本当になにもしない。不味い料理、汚い店内、サービス精神の欠如・・・・それでやっていけるのかって?もちろんやっていけなくてつぶれる店もあるのだろうが、いくつかの店はやっていける。
理由:
@国営だから
A駅等の有利な場所にあるから
B人が多いから
これらの店で出される料理には「よくぞここまで」と思うほど不味いものがあるが、中でも青海省の西寧という街の駅の食堂で食べたラーメンは、生涯最高の不味さだった。食べた瞬間陽一のカツ丼を食った味皇のように叫び出しそうになった。「まーーずーーーいーーーぞーー!!」あれはおそらく腕利きの職人が何代にも渡って真に不味いラーメンを追求し、克己・刻苦・精進の末に完成されたものに違いない。中国の匠の技に乾杯。

だが、その後やはり西寧駅の食堂でラーメンを食べたという友人の話を聞いたが、彼曰く
「え?確かにあまりおいしくなかったけど、そんなに不味くもなかったよ」
・・・・どうやら時流の変化により、また一つ中国の匠の技が失われてしまったようである。合掌。
1998/1/3
最近第二掲示板の方で台湾の豪華絢爛結婚式の話題が出ていたので、忘れないうちに南京の結婚式の話を。
南京大学の日本人留学生で、南京で結婚式を挙げた奇特な男の人がいた。相手も日本人なのに、なにを好き好んで南京で結婚式を挙げるのだろうか。しかも中国の伝統的な結婚様式である。残念ながら僕はその頃日本に帰国していて参加できなかったのだが、参加した友人の話。
式は「夫子廟」という南京の古い町並みの残る場所で行われた。で、その伝統様式では会場が二つあり、片方で新婦が待ち、もう片方から新夫が夫子廟の中を通って迎えに行きそして二人で帰ってくるという儀式をするのだが、べつに夫子廟全体を借り切っているわけではないから関係ない中国人の間を練り歩くことになる。ただでさえ中国人は野次馬根性が強いのに、見知らぬ日本人が中国伝統の格好をして行列を作っているのだ。当然人目を引くわけだが中には行列に勝手に参加する奴もいて、一人加わると際限なく人数は増えてゆき、しまいには最初2、30人だったのが100人以上にも膨れあがってしまった。それだけなら「賑やかでいいや」で済む話なのだが、困ったことにこの中国人たちは会場にまで入り込もうとするのだ。さすがにそれでは収拾がつかなくなってしまうので入り口でシャットアウトしようとするのだが、なにしろ人数が多いためなかにはうまくもぐりこんでしまう奴もいる。いちいち検査して追い出す余裕もないため、式はなし崩し的に行われた。そんなわけで結婚式はまったくなんの関係もない中国人も含めての盛大なものになった。よっぽど珍しかったのかその中 国人たちは誰も途中で帰らず、最後までいたそうだ。
さすがに二次会には参加しなかったみたいだけど。
1998/1/1
みなさん、明けましておめでとうございます!!
昨年中は沼津ヒモノーズをごひいきにしてくださり、誠にありがとうございました。
本年は沼津遷都計画に向けて大飛躍したいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

いやあしかしなんですな、世紀末ですな、アンゴルモアですよ!ちなみに僕、7月に南京大学卒業して飛行機で空から日本に降臨します。1999年7の月、あさり空より光臨。しかしこんだけ苦労して中国の大学卒業したとたんに地球に滅亡されちゃたまったもんではありませんな。ここはひとつ地球防衛のために国連には巨大ロボットを建造してもらってですね、その軍事利用をめぐって第1次世界ロボット大戦でも勃発してくれないかなと。(←ダメやん)

いやあしかしなんですな、今日は寂しげでいいですな。昨日は大晦日だというのに午前授業、午後テストでしかも追試確実。去年はその前年にぽんぴぃに撮ってもらった紅白のビデオを夜8時くらいから流して擬似大晦日を演出したんですが、今回はそれもなし。っていうかレポート今日提出なので、これから(現在AM2:19)寝ないでレポート書きます。でも平気、だってこの日のために取っておいた「緑のたぬき」があるんですもの。これさえあれば1000文字や3000文字のレポートなんかちょちょいのちょいですよ、ねえ?(←誰に同意を求めているのだ)

そんなわけでみなさん、今年も「沼津ヒモノーズ」をよろしく!!

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