'02 July



Jul / 07 / 2002

 
うずら


 実は1年前の今、うずらを飼っていた。

 去年の6月21日。「うずらを飼いたい」という友人の誘いでペット屋サンへ行った。一羽1000円で、檻の中には三羽残っていた。「二羽ください」と頼んだところ、余った最後の一羽が急に暴れ出した。まるで、「オレだけ置いてくな!!」という様子で、なんだか可哀想だったので結局三羽買うコトになった。三羽のうずらは7月の終わりまでは僕が、それ以降は彼が飼うコトとなった。

 三羽のうずらは、それぞれ「かとぅー」「まなみ」「うか」と名付けられた。三羽ともメスである。うずらは、友人の家にあった犬を運ぶ時に私用する檻で飼われるコトになった。うまい具合に、餌や水を入れるプラスチックのケースも見つけ、下にちぎった新聞紙をひけばオウチの出来あがりであった。まさか僕は自分の部屋にペット、しかも鳥が来るなんて夢にも思っていなかった。昔、ペットといえば金魚やハムスターは家にいたコトがあったが、鳥の世話は初めてであった。こうして、三羽のうずらとの共同生活が始まった。

 うずらは可愛かった。特に鳥が好きなワケではないのだが、部屋に生き物がいるコトは一人暮しを始めて数ヶ月の僕にとっては実に新鮮な空気であった。世話は、どこかのウェブサイトに「小学生でも飼える」と説明されていた生命力の強い鳥なだけあって、難しくはなかった。餌や水はコマメに交換し、初めの内は下にひいた新聞紙も毎日変えていた(やがて一週間に一度のペースになったが)。穀物が好きなハズなのに米は食べなかった。キャベツは食べなかったがレタスは食べた。ピーナッツは食べなかったがミールウォームはものすごく喜んで食べた。このミールウォームとは小さなみみずの一種で、いかにも鳥が好きそうなヤツである。わざわざコレを買いに隣街まで自転車で行ったコトもあった。ナンダカンダ言って、僕もけっこう熱心に飼っていたのだ。

うずら


 三羽のうずらには一応特徴があり、僕も最初の方はそれぞれを見分けるコトができた。頭がチョットだけ禿げており、どこかそっけないが餌好きの「かとぅー」。一番なついてくれる、温厚な性格の「まなみ」。頭が丸く禿げており、超狂暴、檻の中でもバンバン跳ねまわる「うか」。初めは知らなかったが、うずらは両手で優しく抱きかかえれば、けっこう大人しい。肩にも乗らせても、長い間大人しく座っている。それはとっても可愛かったが、そんなコトができると知る前までは、捕まえようとするとダッシュで逃げるツマラナイ鳥に過ぎなかった(実は片手で捕まえようとする僕の抱え方に問題があったのだが)。うずらは羽根を使ってハイジャンプはするが、ニワトリのように飛べない鳥である。室内で放浪させてても糞以外は問題は無かった。ただ、たまに朝6時頃に「ピーピーピー」と三羽が一斉に合掌するのには耐えられず、檻を台所の方へ持っていってドアを閉めて再び眠りに戻ったコトもあった。ただ、迷惑はお互い様で、うずら達も僕のやや不規則な生活に振り回されていたのかもしれない。ものすごく眠そうな顔つきで、目をムニャムニャする姿を覚えている。

 7月2日の朝、僕は檻の中に卵を発見した。スーパーの卵売り場で見かけられる、あの「うずらの卵」である。それが自分の部屋で生まれてしまったコトに対し、思わず笑ってしまった。いわゆる無精卵である。この記念すべき第一発目の卵は茹でて食べた。そのまんま、うずらの卵の味がした。以降は三羽とも気合いが入ったのか新しい環境にようやく慣れたのか、毎日毎日バンバンと卵を産んでいった(食べなかったけど)。

 やがて当初の約束通り、うずらは友人の元へと渡った。彼の家は一軒家で、犬を2匹飼っていた。うずらの登場に何よりも興奮していたのが、その犬の一匹であった。檻の周りをグルグル周っては体当たりを始めたり、手でなんとか開けようと試みていた。その姿はまさに野生の本能、犬の狩りの本性が惜しみなく出ていた。やや心配だったが、こうしてうずらは僕の元から去った。そして、それが僕とうずらの最後の別れでもあった。

 さて、その三羽のうずらの結末というか最後というか・・。友人によると、二羽は脱走したようだ。脱走といっても、ベランダに放していたら、翼を広げて勢い良く庭の茂みに飛んでいったそうだ。二度も逃がしてしまうとは、一体どの様な飼い方をしていたのだろうか。そして三羽目は、あまり話したくないのだが、犬に殺られてしまい玄関前に無残な姿で転がっていたそうだ。本当に、一体どの様な飼い方をしていたのだろうか。

 そもそも僕のアパートもペット禁止だったよーな感じもするが、僕の監視下以外はほとんど檻の中で大人しくしていたので問題は無かったと思う。特に今、ペットを飼いたいとは思わないが、猫なんてチョット良いかな?と思っていたりする(無理だけど)。ハムスターのような小動物は飼いやすいが(オコジョ欲しいけど)、やはり世話をするには責任感が必要である。

 去年の今頃、部屋で撮った写真などを見てみるとうずらの檻が写っている。わずか一ヶ月の共同生活ではあったが、振りかえってみるとチョットしみじみしてしまう。今でも、ミールウォームをあげる時の大喜びする三羽の姿をよく覚えている。







Jul / 21 / 2002

 
マリノス応援


 大学の試験期間中だと言うのに、日曜日に友達と3人でサッカー観戦へ行きました(初めに言っておくと、火曜日の統計学の試験は問題無し)。対戦カードは、横浜Fマリノス対東京ヴェルディ1969。何故、試験期間中にJリーグなのかと言うと、実はこの試合、マリノスの中村俊輔選手がイタリア・セリアAへ移籍する前の、最後のJリーグでの試合だったからです。僕自身、ワールドカップ効果でサッカーおよびJリーグに興味が沸いていたので、俊輔の応援に行ったワケです。

 一緒に行ったのは、4月の日本代表対コスタリカ代表の試合の時の2人で、彼らは横浜Fマリノスファン+俊輔大ファン(Fov Diary 2002.4.17参照)。19時キックオフの試合で、16時半に国立競技場に着いたけど、すでに長蛇の列。さすがに俊輔のラストゲームというコトで、サポーターにも熱がこもっていました。横浜Fマリノスの有名選手は、代表経験選手が俊輔、松田、奥、波戸、中澤。僕は俊輔の他にも松田と波戸もけっこう好きだったので、彼らがピッチに登場した時は「おおおぉ〜」と、チョット嬉しかったです。しかし、俊輔の存在というのは他のどの選手よりも格別で、相手チームのサポーターまで巻き込んですごい声援でした。

 
マリノスVSヴェルディ


 試合は東京ヴェルディ1969がフリーキックから先取点。いっきなり点を取られた時はどうなるかと思ったけど(マリノスは今年未だ負け0)、俊輔のフリーキックから生まれたラッキー後頭部ゴール、俊輔のドリブルから取ったPKを本人が決めて逆転。そして、前半が終了。ピッチを眺めていて気付いたのは、実はJリーグの試合を見るのは初めてというコトでした。Jリーグが開幕したのが今からちょうど10年前、僕が小学生の頃でした。当時はイギリスに住んでいたのですが、Jリーグという存在はサッカーなんて全然知らない当時の僕にも大変魅力的な存在で、試合を見るコトは出来なくても、グッズやゲームなどに夢中になっていました。その頃は読売ヴェルディが好きで、開幕当時のJリーグの選手の多くは、ゲームを通じてけっこう覚えていたりします。しかしそれから数年が経ち、年々チームが増えていくにつれて僕の中でのJリーグへの興味は薄れ、その後J2が出来たコトさえ気付かなかった程疎くなっていました。そんな昔のコトを思い出しながら、またJリーグ見よ・・と、感じていました。

 試合の後半は、ヴェルディも幾度決定的なチャンスをつくるものの、ほとんどマリノスのペース。さすがにJ1で現在首位のチームは強かったです。試合終盤で、鹿島アントラーズからのレンタル移籍で(何故かFWも豊富な)マリノスへやってきた元全日本代表選手・平瀬が投入され、俊輔が何度も絶妙なパスでシュートチャンスをつくるものの、見事にことごとく外してくれました。ファンタジスタ俊輔にボールが渡る度、スタジアムで応援している皆が彼に注目しているのがヒシヒシと感じました。誰にパスするのか、どんなドリブルを見せてくれるのか。僕にそんなドキドキ感を与えてくれるのは、今の日本では彼一人だけです(あ、シュート打たれた時の楢崎も)。松田(DF)は一回バカみたいなドリブルで敵陣へ突っ込んでくれたし、波戸は足はバカ速くてセンタリングはバカ不正確でした。試合内容はけっこう満足できるものでした。

 
セレモニー


 試合終了後は、お約束の俊輔いってらっしゃいセレモニー。インタビュー後はスタジアムを手を振りながら一周、最後はフィールドの真ん中でチームメイトによる胴上げ。なんだかヤケにサッパリ爽やかな「頑張って行って来い」な内容で、今後の彼の活躍を予感させてくれるものでした。今年のワールドカップ日本代表に惜しくも選ばれなかった悔しさをバネに、誰よりも早く動き出した気がします。日本が世界に誇るウルトラレフティーに期待しましょう。

 さて。現Jリーグは、鹿島アントラーズ、横浜Fマリノス、清水エスパルス、ジュビロ磐田の4チームに強い選手が集まっています。ワールドカップ日本代表23人のウチ4人は海外でプレーしており、残り19人のウチ14人がこの4チームから選ばれているコトを見れば明らかです。友人には、Jリーグでどこか好きなチームを作るなら、この中で選ぶのが良いよとアドバイスされ、なんといっても現地元、試合観戦もしたというコトで、マリノスのファンで行こうと思います。早く楢崎のいる名古屋グランパスと戦って、楢崎のJリーグならではの楽しいミスを楽しみにしています。







Jul / 25 / 2002

 夏休みになりました。

 試験、全部で5つありました。英語、フランス語、社会学、統計学、心理学です。1つ、オチャメな僕は思いっきりヤマを外しました(・・・まぁ、勉強不足とも言うけどな)。大学一年生の頃の試験期間と比べると、サッカー観戦にまで行くぐらいなので多少の余裕はあったのですが、この期間はどうしても自炊が面倒になったり、他のコトが怠りがちです。夏休みになり、けっこう貯まっていた仕事雑用を片付けて行こうと思っているのですが、連日の飲み会やら集まりやらで、あまり暇ではなさそうです。

 体に疲れはありませんが、けっこう心は疲れてます。誰か癒して。なんなんだろう、梅雨も明けて、夏休みにも入ったのに、どこかすっきりしないこの気分。試験が終われば、いつもは「夏だぁ!!」って喜べるのに。最後の試験のヤマが外れた(つまり勉強不足)ってのはそこまで関係無いと思うけど、ナンダカンダ言って、ここ1、2ヶ月、ホントに浮き沈みが激しかったからかな。色々悩んだり考えたりもして、人と接するコトやどう思われてるのか、思われたいのかとか、そういうコトを。元々、あまりそういうコトは深く考えない方だと思っていて、実際高校の時は例え子供っぽくてももっと大胆に単純にバタバタしてたような気がするんだよね。ただ、最近は違うかなぁ。チョット変わったかも。だから、あまり最近の自分は好きじゃない。自分のコトさえ好きになれないのに、他の人に好かれようなんて都合が良さ過ぎるよね。まぁ、チョット休んで、ゆっくり行こうかと思っています。

 さて、そんな今年の夏休みのメインイベントにて最も楽しみにしているのがサイクリングの旅。昨年はサイクリング・サークルの5人で九州を旅して周っていましたが、今年は僕が班長となり、無謀にも計画したプランが東京発・札幌着というもので、地図で雑に計った距離だけでも1400kmはあります。コレを自転車で走るわけですね。参加者は僕を入れて3人、途中からもう1人増えます。このコトについては、また今度ゆっくりと話すコトにしましょう。

 夏休みがスタートし、早速明日に第一の飲み「英語飲み」というものがあります。大学の英語のクラスのメンバーで集まって飲むのですが、コレが3回目。2回目は色々フィーバーして楽しかったのですが、果たして今回はどうなるか。監督(主催者幹事)であるケンイチには、Mさん(通称・ポニー)とYさん(通称・でっかいの)を呼べ呼べ呼べ呼べ頑張れよと言ったのですが、どうやら来れないようなので、そこんとこチョット残念です。嘘です。かなり残念です。

 夏になると、女性が薄い服着て喜ぶ助平な男共が増えますね。嫌ですねー、ああゆーのは。そういうのはダメです。・・・・・・・でも、夏になるといつもよりポニーテールの子が増えるので嬉しいな♪とか思ってる僕も、同じようなものか、それ以上に大バカですねー。っつーわけで、夏休み2002スタートです。






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