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4月12日:君の瞳に煮込みハンバーグ
東京、銀座。ビルの最上階の高級フランス料理レストラン「ダンパレタ」では、東京の夜景が一望できる。今日のため、君のために予約しておいた。お互い仕事が忙しくて、なかなか会えない僕ら。こうして君と夜に会ってデートするのも3週間ぶりさ。 ワイングラスに君が映っている。それがあまりにもキレイで、光り輝いて見えるのは、夜景と一緒に映っているせいなのだろうか。 「キレイだ・・」思わず、口にしてしまった。しかし、どうやら聞こえなかったようだ。それとも、聞こえないフリをしているのか。 メインの食事が来た。 「オーストリア産高級牛スムーモ、デミグラスソース和えでございます」。
「おいしい!」 君はそう言って喜んでくれた。 「ハジメって本当においしいお店、たくさん知ってるのね。ここの料理も、どれもおいしかったわ。サラダも、スープも、卵料理も、魚料理も、・・。いつもありがとうね。」 「なぁに、君のタメさ・・。喜んでもらえて嬉しいよ・・。」僕は少し照れながら、ワイングラスを口に近づけた。「君の瞳に、もう一度、乾杯・・。」
さて、そんなキザなセリフも言えない、言わない、言う相手もいない僕だが、今日は大阪府にお住まいのUさん(19)のリクエストにお答えして煮込みハンバーグを作るコトとなった。 ネットで検索してみた。料理サイトによって微妙に作り方、材料、味付けは異なるものの、要はハンバーグを何かでグツグツ煮込んだものである。スーパーでは「煮込みハンバーグのタレ」みたいなお手軽商品も売っているが、それでは芸が無いのでデミグラスソースとやらを買う。コレが実際は何なのかはよく知らないが(ビーフシチューとかを作る時に使うみたい)、幾つかのサイトで紹介されていたので使ってみるコトにした。 ハンバーグを作るのなんて久しぶり・・・ほとんど1年ぶりである。手の上でキャッチボールをして、そのままフライパンに投げ込む。両面焼けてきたら、水400ccとデミグラスソースとやらを混ぜ、ジャガイモでも放りこみ、後はグツグツ煮込むだけ。比較的簡単な料理である。 何が僕を↑のキザっぽい妄想(?)に仕立て上げたのかといえば、デミグラスソースである。スーパーで買える家庭ソースであるが、何しろ初めて聞く名前だったので、自然とフランス料理レストランとかを連想してしまったのだ。だって、知らない人が聞けば高級そうなソースにも聞こえるでしょ?
ちなみに相手の女性(空想)が言っているサラダとは、ちぎったレタスに和風ドレッシングをかけただけのもの。スープはインスタント・コーンスープ。卵料理は温泉卵。魚料理は自分でさばいたアジのお刺身。そしてワインとは桃の果実酒(一応ワイン)である。滅茶苦茶な組み合わせではあるが、汁物をお味噌汁ではなくコーンスープにしたのがせめてものの抵抗であった。煮込みハンバーグを撮影してる間はテーブルの脇にどけておいたのだが、なんだか冷たい目で見られている気がして、どうしよーかと思った。 |
| 今日の注目 | 煮込みハンバーグ |
| 評価 | 90点 |
| 反省点 | 食事の組み合わせ? |
| コメント | 柔らかくておいしかった |