戦闘機人開発物語 - Chapter 3

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増加試作期(No.4 クアットロ ~ No.5 チンク)

 トーレの開発成功によって戦闘機人の性能が所要されるレベルを満たしたことから、スカリエッティ博士のグループの開発目標は次の段階――より量産に適した素体の研究へと移っていった。

 これまでの成功例である三体の戦闘機人実証機体、ウーノ、ドゥーエ、トーレはみな、改変された遺伝子を組み込まれた受精卵として誕生し、人工子宮を経て培養槽の中で成長、二次成長が始まる前の六歳~七歳程度まで発育した段階でサイボーグ化手術を受け世に「誕生」してきた。しかし生まれや育ちは一般人と違えど、彼女達の基本的な成長速度は常人となんら変わらない訳である。これでは時間的・金銭的コストが余りにもかかりすぎる為、その育成過程を大幅に改良しなければ本格的な機人の量産は不可能だ。

 元々開発側が考えていた理想的な機人の肉体年齢は、二次成長が終了して肉体ポテンシャルが安定する十六~八歳程度であった。しかし成長ホルモンの投与等である程度の成長促進は可能なものの、一粒の受精卵が十八歳まで成長する為にはどうあがいても十年を楽に越える年月が必要となる。歩留まりが決して良好とは言えない研究段階のサイボーグ素体の育成に、十年以上を費やすのは流石にリスクが大きすぎた。

 また陸上生物であるヒトは、基本的に常に重力を受けることを前提として体を発育させる。培養槽の中では重力ストレスがそれほどかからない為、二次成長期を通して培養槽の中で過ごしてしまうと骨格と筋肉が虚弱化(一種の骨粗しょう症状態)してしまうことが懸念された。

 スカリエッティ博士が二次成長に入る前の少女達をサイボーグ実験体として用いていた理由は、これらの二つの問題を避ける為であった。特に六歳児程度から義肢試験開始というスケジュールは受精卵から数年で到達することができるという意味で、ぎりぎり「研究」として成立可能なラインだったといえる。

 とはいえ時間的なリスクを低減した代償として、被検体である六歳の少女が二次成長期に入った後は、生体部分の発育に合わせて義肢サイズを頻繁にアップデートしていかなければならないという新たな問題を抱えなければならなかった。民生用の義肢に成長期の児童用の物(ある程度サイズ調整が可能なムーバブル義肢)が存在した為日常生活ではそちらを流用すればよかったものの、試験に用いる戦闘用義肢までは流石にそうはいかない。結局その都度サイズ変更したものを新造しなければならず、金銭面でのコスト肥大化はかなりのものだ。また頻繁な義肢換装が与える生体側へのストレスも問題視された。

 こうした機人素体の成長に関わる問題は試行錯誤段階の試験機であるからこそ許されるものであり、量産化段階へ移行する前に解決しなければならない難問であった。

 これについて彼の研究グループは、従来の成長ホルモン剤投与に加えて成長速度を速めるような改変遺伝子の導入によって根本的な解決を試みた。成長速度そのものを高めることで、六年ほどで成人相当に成長できる素体を得ることが当面の開発目標であった。もちろん培養槽についても人工重力場を発生させる魔法装置を組み込み、人為的に力学的ストレスを与えて骨格の弱化を防止できる改良型の開発(こちらは外部の関係メーカーに特注品として委託)も決定されている。

 とはいえ言うは易し行うは難しとはまさにこの事であり、彼らの前に立ち塞がっていたのは更なる試行錯誤の日々であった。

『検体1782、内臓組織崩壊進行。検体1651、発育異常による成長停止が改善せず』

 スカリエッティ博士はデスクで助手の携えてきた経過資料に目を通しながら思案していた。またも失敗だった。そもそも受精卵から成体まで六年で成長させるという目標は意欲的を通り越して冒険的に過ぎる。

 この目標をクリアする為の発育速度は自然体の実に三倍にも達するのだ。しかもただ早回しするだけでなく生体を構成する全ての体組織が「同じ速度で早回し成長」するよう調和させてやらなければ、発育途上でその個体にはほぼ確実な破綻が待っているのである。

 相手が食用の魚類や植物であれば、「食用部位」さえ健全なら遺伝子組み換え食品として成立する。しかし戦闘機人の素体は全身バランスこそが最重要であり、要求される調整制度は何桁も上だ。現時点ではできうる限り遺伝子改変で成長速度を均一化し、それでもバランスの悪い箇所は局所的な成長ホルモン投与で微修正を行うという純粋に生物学的・薬学的な育成手法が取られている。しかしこうも失敗続きでは何か別のアプローチを考えなくてはならないかもしれない。

 ちなみに戦闘機人の実験素体であっても、脳の機能が完成される三歳児以降の肉体年齢になればヒト脳にあらかじめプリインストールされたソフトウェア人格が走り出し、個々がそれなりの自我を持つようになる。そのため研究グループは人格形成のために培養槽に入れられたままの彼女達と念話を通じてコミュニケーションをとり、ミッドチルダの教育制度に準じた初等~中等教育を施している(専門の教育担当人員も配されている)。更に念話技術の応用でコンピュータ上の仮想環境シミュレータと接続し、義肢操作を予習させるシステムも既に実働していた。これらの事情もあって、たとえサイボーグ化手術を受けて世に機人として誕生(この段階で初めて個体名が与えられる)する以前の段階であっても研究メンバーが彼女達にそれなり以上の愛着を持つのは自然なことであった。

 だからこそ成長した素体の「実験失敗」はスカリエッティ博士の肩に重く圧し掛かる事になる。未だ検体1782という無機質な開発コード名しか持たない少女は最早助からないだろう。既にバイタルサインは数日前から異常値を示しており、念話による意思疎通も通じない。研究グループ長として、スカリエッティ博士は彼女の処分を決定しなければならない時期にきていた。

 躊躇はなかった。彼女の安楽死処分は定例どおり、あらかたの職員が帰宅し、ウーノ達が寝静まった深夜に検体1782の直接責任者の立会いの下、彼によってひっそりと行われる事になるだろう。これは万が一の場合に刑法上の責任所在を明確にする意味もあって、機人研究初期から博士が研究グループに徹底させていたルールだった(慣習上基本的人権の生じない、中絶可能期間中の胎児は除外)。

 とはいえ法的問題対策はともかくとして、たとえそれが「失敗作」であっても最後まで自ら「責任」を持つというのは生物実験者としての最低限のマナーだ。主のいなくなった育成用ポッドが撤去された後には花瓶が置かれ、翌日の二人は黒い服で登庁する。他の職員はそれで全てを察し、何も口には出さない。

 最近はウーノやドゥーエが実験素体への教育を手伝ってくれているが、もちろん彼はこの役目だけは娘達に関わらせるつもりはなかった。

 一方でもう一つの懸案、検体1651については彼も扱いに迷っていた。彼女は成長促成遺伝子の発現不良から「成長」という人体に備わったシステム自体が失調、一一歳相当の肉体年齢で発育が停止してしまっていた。現在の最優先課題である成長促成因子の素体導入という点では完全な失敗作だ。またこの年齢(体格)のまま成長しないということは、その後の発達余裕も大きくは見込めないという事を意味する。

 しかしスカリエッティに彼女の破棄を躊躇させていた理由はそのスペックだった。計測された身体ポテンシャルは現行機で最も身体性能に優れるトーレ、彼女の一一歳当時のそれを越えるものが認められたのだ。このままでも純粋に戦闘機人として十分成立する。また六歳程度でサイボーグ化手術を行って成人まで成長したケース(現行機種)と成人後にサイボーグ化手術を行ったケース(現在の開発目標)、その中間に当たるサンプルの報告例があってもいいのではないかという考えも彼の頭の片隅に存在した。そもそも「サイボーグ化手術に最適な年齢」というもの自体が判例の少ない現時点では判明していないのだ。

 幸い予算的・設備的な余裕はあった。スカリエッティ博士が成長促成因子導入の基礎研究に手間取っていた間に、トーレの「誕生」から数えて七年以上の年月が流れていたためである。プロジェクト全体から見て最もコストのかかる戦闘機人の義肢研究や戦闘環境テストなどは現在身体スペックの関係上トーレが一人が受け持っており、自然と消化できる項目が限られるために全体の予算消費も抑えられている。むしろ義肢の開発部隊や計測担当グループからは、試験効率化のためにそろそろ新しい機人が欲しいと言葉攻めされている始末であった。

 検体1651は運が良かった。スカリエッティ博士がグループミーティングにかけた彼女のサイボーグ化手術案件は特に反対論も出ず、経理担当(余談だがウーノが担当者の下で会計処理の方法を学んでおり、後に彼女がチームの会計庶務を引き継ぐ下地となる)も何も言わなかった。彼らにした所でこの七年間新たな機人が生まれていないという逼塞感を打破したい気持ちが強かったのかもしれない。その会議上で、彼女にはチンクという名が与えられることも内定した。

 約一ヵ月後、無事「五人目」の戦闘機人として竣工したチンクは直ちに試験プログラムに投入された。彼女の初めて任された仕事はこれまで先行する姉達の訓練実績を踏まえて新規編纂された新しい訓練プログラム(総合義肢動作学習)の実地試験である。この種のノウハウ的なものは義肢の性能などと比べると素人目には軽視されがちなものであるが、将来戦闘機人の量産が行われる段階になればコスト削減のために極めて重要視されるはずであると関係者には認識されていた。

 特に培養槽の中での育成期間からシミュレータによる義肢動作学習を行っていた効果はてき面であった。驚くべき事に、チンクはサイボーグ手術後二週間という異例の速さで補助器具無しの自立歩行に成功したのである。勿論義肢制御ソフトウェア自体も過去に比べて格段に改良されていたわけではあるが、ウーノの事例と比較すると訓練時間毎の学習効率は三倍以上に向上していると判定された。

 その後も彼女は二ヶ月ほどで社会生活上必要な基本動作と簡単な複合運動動作(球技や体操など)を体得し、引き続いて戦闘用義肢を装着した状態での軍用格闘技など実戦動作訓練に移行していった。事前計測のとおり彼女の身体は戦闘用義肢の性能を引き出すだけの十分なポテンシャルを秘めている(流石にこの時期から最高出力に近いテストは行えないが)ことが確認された。チンクそのものの仕上がりも、訓練プログラムの出来も上々といえる。

 続いて彼女に任されたのは、装備開発部で鋭意開発中である戦闘機人用飛行ユニットの動作試験だった。彼女は体躯が小さく体重も軽い為、非力な試作段階の飛行ユニットの試験に最適だと判断された為である。

 魔導師の用いる飛行魔法――最低でもAランク以上と評価される、ミッドチルダ全人口の中でも一パーセント未満の人間にしか行使できない高等技術を機械的に再現することを目指した追加装備。言うまでもなく戦闘機人の実用性を高める上で欠くことのできない装備だ。

 飛行魔法には緊急出動における即応性とコスト(輸送ヘリなどを常時出動可能な状態で維持するのはかなりの予算とサポート人員を要する)の両立、また高層ビルの林立する都市部での機動性の向上など様々な利点がある。また飛行魔法を行使可能な高レベル魔導師犯罪者を捕縛する場合、たとえそれがひったくりなどの軽犯罪犯であっても通常型陸士(陸戦A~Bランク魔導師のみ)のみでは平均で犯罪者一人当たり二百人以上の人員(支援人員含む)が必要とされるという統計もある。ミッドチルダ都市部の犯罪検挙率が低迷している最も大きな原因は空戦魔導師の人的不足であると言われるほどに、「空を飛べる」という事の価値はミッドチルダでは計り知れないものがあるといえる。

 それ故にプロジェクトでも飛行可能フライアブルな戦闘機人を実現する為の飛行ユニットは精力的な開発が行われていた訳であるが、もともと高レベル魔導師しか使えない高等技術を再現しなければならないわけである。開発が難航するのは当たり前だった。

 チンクがテストする事になったのは、何とか「機人に装着可能な規模」に収まった試作飛行ユニットであった。それらは戦闘用義肢に内蔵されており、装備した機人は魔導師と同様に「空中に浮遊する」姿勢で空に浮かぶ事ができる・・・という事になっていた。

 しかしその実態としては肩甲骨部と大腿部に内蔵した反重力ユニット、上腕と脛に組み込まれた姿勢制御用スラスターと推進剤タンクに容積を取られてしまっており、筋アクチュエーター(人工筋肉ユニット)は最低限しか搭載されていなかった。要するにこの飛行テスト用義肢を装備すると空を飛ぶことができるが、筋力は一般人並しか発揮できないということになる。あくまで研究段階のテストユニットであった。

 チンク自身は大きな事故もなく飛行試験を順調にこなしていたが、技術的な問題から耐久性にも課題を抱えており飛行ユニットの早期実用化にはまだまだ壁があった。特に「飛行」と「戦闘」の両立、つまり戦闘用の筋肉ユニットと飛行ユニットを同時搭載できるほどに両機構を小型化することは現時点では難しい。事実上空を飛ぶなら陸戦が出来ず、陸戦をするなら空は飛べないという完全なトレードオフ関係にあるのが現状といえた。

 なお技術改良によるこの課題の解決は後にある程度までは進展し、約五年後には体格が大きくペイロードに余裕のあるトーレが初の実践的な空戦(模擬戦におけるAランク空戦魔導師に勝利)を実現した。しかし小さな体躯にトーレに匹敵する筋アクチュエーターを詰め込んでいるチンクには空戦ユニットを搭載する余裕はなく、彼女は最後まで陸戦型機人のままであった。

 サイボーグ化手術の術後経過も非常に良好で、順調に試験スケジュールをこなしているチンクの相手をする傍ら、スカリエッティ博士は次のサイボーグ手術について考えを巡らせていた。成長促進因子を導入した実験素体の中で最も素性がよく、順調に成長していたため既に「クアットロ」と名付けられている素体に関する案件だ。

 ちなみに彼女は既に固有名を付けられている事からわかるとおり、書類上では四人目の戦闘機人でチンクよりも「姉」という事になっている。実際に育成スケジュールではクアットロのほうがチンクより先行していたが、チンクが成長停止を起こして急遽サイボーグ化手術を受ける事になった為に竣工時期の逆転現象を起こしていたのである。

 彼女は既にサイボーグ化手術適齢期(一六歳相当)まで後少しという所まで成長していたが、なんとこの段階になって予後不良と診断されてしまったのである。理由は基礎骨格強度と内臓の耐応力性不足であった。遺伝子改変に不備があったのか、培養槽の重力ストレス付与(骨粗しょう症予防機構)に問題があったのかは現在調査中とのことだが、このままではサイボーグ手術を施しても実用上問題が発生しかねないため、スカリエッティ博士の判断で一時施術が見送られていたのである。

 スキャニングによって計測された彼女の肉体強度では、現行のトーレ・チンク級の出力をもつ戦闘用義肢は生体部の応力破壊の危険があり扱えない。正確な値は実際に耐久テストをするまで数値化できないが、おそらく過負荷最大でウーノと同等程度、よりわかり易い基準でいうと身体強化魔法を発動させたBランク魔導師程度の身体能力が限度だろう。

 魔法を使えず、身体機能と内蔵・外装装備で戦う戦闘機人である以上、これは総合能力でBランク魔導師(管理局の平均的な武装局員)に大きく劣ることを意味する。最低限自衛可能という程度では前線での戦闘能力としては全く役立たずだ。

 しかしチンクの時と同様、機人研究の「最上流」である素体研究グループの失敗連続によって下流に位置する義肢開発グループや装備開発グループの研究・試験スケジュールに遅延が生じていたこと、また予算面での余裕があったことが彼女を救った。

 身体強度に問題があっても神経伝達速度には問題はなく、またウーノ級の身体性能を持っていれば近接戦闘用途以外の義肢・装備はテスト可能であるとし、特に装備開発グループがテストベッドとしてもう一体の戦闘機人を欲していたのである。

 既に神経伝達速度の問題でウーノ・ドゥーエは新型機材のテストには不向きになっており、この数年間たった一人で膨大な量の試験をこなしていたトーレはオーバーワークで心身の衰弱傾向が見られている。彼女を休ませるためもチンクに加えてもう一人程度の機人が新規に望まれていた。しかし前述したように成長促成因子を導入素体の育成は困難を極めており、この時点でチンクの「同期」はクアットロを残して全滅していた。早期に就役できる可能性をもつ素体は彼女しかない。

 またこの日の午前に彼が出席した用兵側との会合においても、近接戦闘能力の低い機人について特段否定的な回答は出なかった。

 例えば空戦魔導師隊の場合、前線小隊チーム複数個の後方には空中早期警戒【AEW】を担当する魔導師が随行する場合が少なくないという。彼らは高高度からルックダウンでの広域策敵、前線チーム同士の通信ハブ、電子戦(念話妨害や結界展開)を担当する。勿論それなりの戦闘能力を持っている事が望ましいのだが、人材不足のため自衛すら怪しい魔導師(この種の魔導師は嘲笑を込めて援護屋フルバックと通称される)が任務に出ることも珍しくないらしい。陸士部隊に至っては更に酷いもので、指揮車と称して戦闘力のない非魔導師のオペレーターと通信機材をバンで事件現場に運び込むことでこれらの役目を行わせている。

 用兵側の回答は意外な事に、戦闘能力の低い機人の存在を肯定するものだった。これについてはむしろ「魔導師と対等に戦える機人」の開発に向けて直接戦闘能力の向上ばかりを念頭においていた彼の認識の方が改められる形だった。

 こうなると研究者とは現金なもので、早速「空中早期警戒機人」のプランに着手したくなってくるものだ。彼が用兵側から聞きだした要求性能の優先順位は警戒管制能力の次に滞空能力、そして可能ならばそれなりの自衛能力だという。直接戦闘能力の低いクアットロが生きる道としては最適といえた。

 こうした経緯を踏まえて、クアットロは若干の改設計を経て「戦闘機人」として世に生を受けた。勿論「空中早期警戒機人」のコンセプトは現場部隊へのヒアリングなどを行って機材の基礎仕様を練る段階であり、装備の現物など影も形もありはしない。初期動作訓練を終えた彼女に与えられた最初の仕事はチンクから飛行ユニット試験を引き継ぐことであった。これによってチンクは陸戦用装備や義肢のテストを担当する事になり、飛行試験はクアットロの専任事項となる。

 なお空中早期警戒機人としての装備は二年ほどの年月をおいて徐々に形になり始め、次第に彼女は充実した装備を持つ指揮管制機として成長していく。特に最大発揮筋力に制限を受けているために他の機人が筋アクチュエーターに割いている容積を思考補助電算機や電子戦装備に割くことができ、彼女はその大容量の演算能力を生かして幻影を立体投影する、自分と周囲の味方に光学迷彩を施すなどの類稀な能力を獲得するに至っている。これは機人特有の大容量かつ高速な神経伝達網で体内の電子装備を接続することにより初めて実現された高次戦闘スキルであり、固有技能システム『シルバーカーテン』と総称された。