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アスカ様の歴史倶楽部

第1回
悲劇の維新志士・河上彦斎(1834年〜1871年)




アスカ「やっほ〜、みんな元気?あたしが、このコーナーの支配者プロフェッサー・アスカ様よ」

シンジ「アスカ、熱でもあるの?」

アスカ「あたしはもう大学出てるの!なんか文句ある?」

シンジ「うん。なんで、項羽じゃなくなったの?」

アスカ「あ、あれは暫定だったからよ(^^;)細かいこと気にするんじゃないわよ」

シンジ「それでなんの用なの?」

アスカ「そうだったわ。シンジぃ、これ読んでみて」

シンジ「かわかみひこなり、なにこれ?」

アスカ「あんたバカぁ!!ゲンサイよ、カワカミゲンサイ!って、読むのよ。まあ、その読み方が間違ってるわけじゃないんだけどね」

シンジ「で、誰なの?」

アスカ「赤毛で頬に十字傷のある剣客のモデルになった維新志士よ」

シンジ「あのものすごい速さで動いたり、大筒の玉を斬っちゃう抜刀術の人のこと?」

アスカ「あんた詳しいわね」

シンジ「操ちゃんがかわいいんだよね(^_^)」

アスカ「シンジぃ(#-"-)!!誰よ、その操っていうのは?」

シンジ「あううっ。脱線はいけないよ、アスカ(^^;」

アスカ「分かったわよ。河上彦斎は幕末に活躍した維新志士なの(あとでとっちめてやる)」

シンジ「じゃ、坂本龍馬や西郷隆盛と一緒なんだ」

アスカ「シンジ、甘いわね。維新志士って一口に言っても、支持する思想によっては、敵対したりするのよ。大変なんだから」

シンジ「そうなんだ」

アスカ「彦斎は、天皇を政治の中心に戻そうとする尊王派の志士だったのよ。ただ、残念なことに」

シンジ「なに?」

アスカ「志士としてじゃなくて、”人斬り”として有名になってしまったのよ。田中新兵衛、岡田以蔵にこの彦斎を加えて、”三大人斬り”なんて言われてるわ」

シンジ「人斬り!?」

アスカ「単なる”人斬り”なんかじゃないわ!他の2人は、これといった思想を持たない操り人形みたいなもので、いいように利用されるだけの人生だったみたいだけど、彦斎は自分の意志で行動して幕末という激動の時代を生き抜いたのよ」

シンジ「なんか凄い人だね」

アスカ「容姿もなかなかのもんだったみたい。赤毛に柔和で、女みたいな顔した美男子だったそうよ。しかも、和歌や兵学を嗜む知識人でもあったの」

シンジ「で、強かったんだよね?」

アスカ「あったりまえじゃない!自己流の居合い(抜刀術)を交えた独特のスピードを生かした剣術で、恐れられたそうよ。あの一代の英雄・佐久間象山(勝海舟や吉田松陰の師。開国派)を斬ってるんだから」

シンジ「幕末の時はそれでよかったかもしれないけど、明治になってからの彼はどうなったの?」

アスカ「それが・・・」

シンジ「どうしたの?」

アスカ「罪人として処刑されてしまったのよ」

シンジ「なんで?分からないよ」

アスカ「彼の同士だった人達が、救いの手をさしのべたんだけど断ったらしいわ」

シンジ「どうしてかな」

アスカ「不正や虚偽を憎む真っ直ぐな性格の人だったからじゃない。自分がやってきたことを否定して生きるのは恥だと思ったんじゃないかな」

シンジ「でも、なんか哀しいね。そういう生き方って」

アスカ「そうね。あたしも似てるかも・・・」

シンジ「アスカ、そんなこと言うなよ。僕がついているから。ずっと側にいるから」

アスカ「シンジ・・・ありがと(ポッ)」

レ イ「次回は尼子経久、それとも北畠顕家かしら。リクエストも受け付けているわ」



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