I LOVE YOU…….


アルマゲドン






◆ 評点―――★★★★

◆ ハリー…………ブルース・ウィリス




≪ あらすじ ≫

ある日突然、各国の名だたる都市に、次々に炎の塊が 降ってきた!
当初、某軍事国家(名前を出していいのでしょうか)のミサイル攻撃かと 思われて いたその火の雨は、地球に刻一刻と迫って来ている、ロサンゼルスと同じ大きさの 巨大隕石の欠片と判明。

……このまま隕石が地球に衝突したら、生命は死に絶えてしまう。
アメリカ合衆国政府は、緊急対策を立てる。
隕石に核爆弾を埋め込み、爆破させて軌道を逸らし、地球にぶつかるのを阻止 しよう、というプラン。

この大胆な作戦に、石油採掘のプロフェッショナル・ハリー(ブルース・ウィリス) と、その愉快なというか常識外れな仲間たちが参加。 付け焼刃的な訓練を済ませる と、彼らは颯爽と宇宙へ飛び立って行った…………。




……ブルース・ウィリス、相変わらずかっこよすぎです。
またまた(まあはまっているんですが)、『俺がやるしかねーのかあ。 しょうが ねえな、いっちょやったるぜ』的な役どころ(どんなだ) なんですが、それがやはり、 これ以上ないくらい似合うんです。

愉快な仲間たちも、個性いっぱいでインパクトがたいへん強い……はずなのに、なぜか わたしは名前を覚えきれなかった……苦手なんですよ、登場人物の多い映画で、人物の 名前覚えるの……(『レッド・オクトーバーを追え!』でも、 同じ経験してます……進歩がないですな)。


普通に考えたら、『社会不適応者だろう、この人たち』と あきれかえるしかないよう なキャラクターばかりが揃っていましたけれど、『この作品のどこがよかった?』と 言われたら、ストーリーの効果的な展開の仕方と、彼らのキャラクターのアクの強さを 挙げますね、きっと。 ……まあ、『こいつはどうよ』というキャラクターもいるには いましたが……ええ、誰とは言いませんがあの人です。

お調子者でお気楽でお馬鹿さんな 彼らには、死ぬかもしれない任務に挑もうとして いるのに、ちっとも気負いや悲壮感がないのです。 ……そのお蔭で、重々しくくなって も仕方ないようなストーリーが、重くなりすぎず、説教くさくなりすぎずにまとまって いるんですね。

とことん馬鹿なやつらのくせに、ここぞというシーンで根性と意地を見せて、見ている 人に『かっこいいよ……』と思わせてしまうのは、さすがです。 やはり人間こうでなく ては。
『ダサかっこいい』とでもいうんでしょうか。 『レッド・オク トーバーを追え!』のような、凛とした潔さや知性が見せる かっこよさとはまた別 の、泥くさくて傷だらけのようなかっこよさがあります。
『レッド〜』の軍人さんたちのようには ちょっと生きられないかもしれないけれど、 『アルマゲドン』の男たちのようになら、気ばれば生きられるかもしれないな……と、 思わせられました。

なんだかちょっと格好悪くても、情けなくても、くじけそうになっても……それでも 絶対にあきらめずに、信じた仲間と一緒に前を向く彼らが、素敵でした。


そして興行収入が、日本ではなんと82億円!!
80億円の『スターウォーズ・エピソード1/ファントム・メナス』を退けて、 1999年度映画興行成績 ナンバー1に輝きました。 すごい!!
うう……私も 映画館で見たかったよう……。

BGMにしている エアロ・スミスのテーマ曲……これを友人に聞かされて、「ああ、 『アルマゲドン』が見たいかもしれない」と 思ったのです。
歌詞をまともに 聞いたことがないんですが(おい)…………『目を閉じたら、眠って いる君が どこかに消えてしまいそうだから、目を閉じたくない』……とかいうような 歌詞だと、その友人に聞いた記憶が(ウロ)。

……泣いたかって?
目頭は熱くなったんですけど……ど派手な SF映像に圧倒されて、泣くタイミングを 失いました(自爆)。 いちばん ぐっと来たのはアレですね…………お約束なんです が、ブルース・ウィリスの決めのシーン。 心臓を鷲づかみにされたような気分になって しまいました。 不覚。
『このラストだから、僕はこの作品に出演することを決めた』と、どこぞのインタビュー で彼は語っていたんですが、納得です。

久びさに、『なにからなにまで、かっこいい映画』に出会えました。
ブルース・ウィリスは、やはりすごい俳優です。 近頃めっきりファンです。